Hitachi

Cosminexus V11 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム リファレンス


1.2.2 サービスアダプタ定義画面

サービスアダプタ定義画面でのサービスアダプタの定義について,サービス種別ごとに説明します。

画面の表示方法,および各サービスアダプタの定義方法については,マニュアル「サービスプラットフォーム 開発ガイド 受付・アダプタ定義編」の「3.3 サービスアダプタの内容の定義」を参照してください。

注意事項
  • サービスアダプタ定義画面では,入力項目の前後に半角スペースや全角スペースを指定できません。ただし,MDB(WS-R)アダプタの詳細画面の[転送キュー作成先RDエリア名]には,末尾に半角スペースを指定できます。

  • サービスアダプタ定義画面で[表示]ボタンをクリックして電文フォーマットを表示する際,サービスアダプタ定義画面の[電文フォーマット]に表示されているファイル名と異なるファイル名がテキストエディタ上部のタブに表示されることがあります。

〈この項の構成〉

(1) サービス種別「Webサービス」の場合

サービス種別「Webサービス」で指定する,SOAPアダプタを定義する場合の画面について説明します。

(a) Webサービスの基本画面

Webサービスの基本画面の項目について説明します。

図1‒16 サービスアダプタ定義画面(Webサービスの基本画面)

[図データ]

[図データ]

(i)[サービス部品制御情報]

サービスアダプタ新規作成時に指定したサービス部品についての情報が表示されます。

[サービス名]

HCSCコンポーネントの名称が表示されます。

[サービスID]

HCSCコンポーネントのIDが表示されます。サービスIDは,8バイト以内の英数字およびアンダーバー(_)で指定します。

[サービス種別]

サービス部品の種別として「Web サービス」が表示されます。

[アドレス]

サービス部品のあるURLが表示されます。

[最大インスタンス数]

サービス部品の最大インスタンス数が表示されます。

[サービスクラス名]

サービス部品のクラス名が表示されます。

[オペレーション]

オペレーション名が表示されます。サービス部品が持つオペレーション名をドロップダウンリストから選択できます。

[システム例外をフォルトに変換する]チェックボックス

サービス部品で発生した例外をフォルトに変換する場合にチェックします。

なお,サービスアダプタ内で発生した例外はフォルトに変換されません。

詳細については,マニュアル「サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド」の「7.11 サービスアダプタでの例外発生時の運用」を参照してください。

(ii)[オペレーション情報]

サービス部品のオペレーションについての情報が表示されます。

[オペレーション名]

サービス部品制御情報のオペレーション欄で選択したオペレーションの名称が表示されます。

[通信モデル]

サービス部品制御情報のオペレーション欄で選択したオペレーションの通信モデルとして「同期」が表示されます。

(iii)[要求電文]

サービスリクエスタから送信される要求電文の情報が表示されます。

[ボディ]タブ

・[標準]

[使う]チェックボックス

サービスリクエスタから受け付けた標準電文の内容を確認したり,標準電文をサービス部品電文のフォーマットにデータ変換したりする場合にチェックします。

[電文フォーマット]

サービスリクエスタから受け付けた標準電文のフォーマット名が表示されます。電文フォーマットは変更できます。

[参照]ボタン

標準電文フォーマットを設定するダイアログが表示されます。

[表示]ボタン

標準電文のフォーマットが表示されます。

[出力]ボタン

標準電文フォーマットの出力先を指定するダイアログが表示されます。

・[サービス部品]

[電文フォーマット]

サービス部品の電文フォーマット名が表示されます。電文フォーマットは,サービス部品電文のオペレーションの要求電文に該当するWSDLから自動生成されます。変更はできません。

[参照]ボタン

このボタンは使用しません。

[表示]ボタン

サービス部品の電文フォーマットが表示されます。

[出力]ボタン

サービス部品の電文フォーマットの出力先を指定するダイアログが表示されます。

・データ変換

[データ変換定義]

標準電文からサービス部品電文へデータ変換するための定義ファイル名を入力します。

[編集]ボタン

データ変換定義画面が表示されます。データ変換定義欄で設定した定義ファイルの内容を編集できます。初めて定義する場合は,[ルート要素選択]ダイアログが表示されます。電文フォーマットを変更した場合は,電文フォーマットの変更を反映するかを確認するダイアログが表示されます。

[削除]ボタン

[編集]ボタンで設定したデータ変換定義を削除します。

[ヘッダ]タブ

・[ルート要素]

ルート要素が表示されます。ドロップダウンリストに表示されるルート要素の一覧は,ボタンで追加・削除できます。

[追加]ボタン

電文フォーマットを設定するダイアログが表示されます。電文フォーマットを設定したあと,その電文フォーマットに含まれるルート要素を追加できます。

[削除]ボタン

[ルート要素]に表示されているルート要素を削除します。削除するルート要素はドロップダウンリストから選択できます。

・[名前空間]

[ルート要素]に表示されているルート要素の名前空間が表示されます。

・[電文フォーマット]

[ルート要素]に表示されているルート要素を含んだ電文フォーマット名が表示されます。

[表示]ボタン

ルート要素を含んだ電文のフォーマットが表示されます。

[出力]ボタン

電文フォーマットの出力先を指定するダイアログが表示されます。

(iv)[応答電文]

サービス部品から送信される応答電文の情報が表示されます。

[ボディ]タブ

・[標準]

[使う]チェックボックス

サービス部品から受け付けたサービス部品電文の内容を確認したり,サービス部品電文を標準電文のフォーマットにデータ変換したりする場合にチェックします。

[電文フォーマット]

サービス部品から受け付けた標準電文のフォーマット名が表示されます。電文フォーマットは変更できます。

[参照]ボタン

標準電文フォーマットを設定するダイアログが表示されます。

[表示]ボタン

標準電文のフォーマットが表示されます。

[出力]ボタン

標準電文フォーマットの出力先を指定するダイアログが表示されます。

・[サービス部品]

[電文フォーマット]

サービス部品の電文フォーマット名が表示されます。電文フォーマットは,サービス部品電文のオペレーションの応答電文に該当するWSDLから自動生成されます。変更はできません。

[参照]ボタン

このボタンは使用しません。

[表示]ボタン

サービス部品電文のフォーマットが表示されます。

[出力]ボタン

サービス部品の電文フォーマットの出力先を指定するダイアログが表示されます。

・データ変換

[データ変換定義]

サービス部品電文から標準電文へデータ変換するための定義ファイル名を入力します。

[編集]ボタン

データ変換定義画面が表示されます。データ変換定義欄で設定した定義ファイルの内容を編集できます。初めて定義する場合は,[ルート要素選択]ダイアログが表示されます。電文フォーマットを変更した場合は,電文フォーマットの変更を反映するかを確認するダイアログが表示されます。

[削除]ボタン

[編集]ボタンで指定したデータ変換定義を削除します。

[ヘッダ]タブ

・[ルート要素]

ルート要素が表示されます。ドロップダウンリストに表示されるルート要素の一覧は,ボタンで追加・削除できます。

[追加]ボタン

電文フォーマットを設定するダイアログが表示されます。電文フォーマットを設定したあと,その電文フォーマットに含まれるルート要素を追加できます。

[削除]ボタン

[ルート要素]に表示されているルート要素を削除します。削除するルート要素はドロップダウンリストから選択できます。

・[名前空間]

[ルート要素]に表示されているルート要素の名前空間が表示されます。

・[電文フォーマット]

[ルート要素]に表示されているルート要素を含んだ電文フォーマット名が表示されます。

[表示]ボタン

ルート要素を含んだフォーマットが表示されます。

[出力]ボタン

電文フォーマットの出力先を指定するダイアログが表示されます。

(v)[フォルト電文]

サービス部品のフォルト電文についての情報が表示されます。

[フォルト名]

サービス部品のフォルトの名称が表示されます。

[電文フォーマット]

サービス部品のフォルト電文のフォーマット名が表示されます。

[参照]ボタン

このボタンは使用しません。

[表示]ボタン

フォルト電文のフォーマットが表示されます。

[出力]ボタン

フォルト電文のフォーマットの出力先を指定するダイアログが表示されます。

(b) Webサービスの詳細画面

Webサービスの詳細画面の項目について説明します。

図1‒17 サービスアダプタ定義画面(Webサービスの詳細画面)

[図データ]

(i)[Webサービス制御情報]

サービスアダプタ新規作成時に指定したサービス部品について,サービス種別ごとの情報が表示されます。

・クライアント定義ファイル

[クライアント定義ファイル]

[参照]ボタンで設定したクライアント定義ファイル名が表示されます。

[参照]ボタン

クライアント定義ファイルを設定するダイアログが表示されます。

[編集]ボタン

クライアント定義ファイルを編集するためのエディタが起動します。エディタ上でクライアント定義ファイルを保存したあと,サービスアダプタを保存することで,編集した内容がリポジトリに反映されます。

クライアント定義ファイルの編集中にサービスアダプタを保存しようとすると,クライアント定義ファイルを保存してよいか確認するダイアログが表示されます。

[出力]ボタン

クライアント定義ファイルの出力先を指定するダイアログが表示されます。

・ベーシック認証

[ベーシック認証]

[使う]チェックボックス

サービス部品で,ベーシック認証を使用している場合にチェックします。

[ユーザ名]

半角英数字,半角記号(ASCIIコードの「0x21」〜「0x7E」),および半角スペース(ASCIIコードの「0x20」)を入力します。バイト長の制限はありません。

注※

SOAP1.1モードの場合,#(ハッシュマーク),:(コロン),?(クエスチョン),@(アットマーク),/(スラッシュ)は使用できません。SOAP1.1/1.2併用モードの場合,:(コロン),/(スラッシュ)は使用できません。

[パスワード]

40バイト以内の半角英数字,半角記号(ASCIIコードの「0x21」〜「0x7E」),および半角スペース(ASCIIコードの「0x20」)を入力します。

注※

SOAP1.1モードの場合,#(ハッシュマーク),:(コロン),?(クエスチョン),@(アットマーク),/(スラッシュ)は使用できません。SOAP1.1/1.2併用モードの場合,:(コロン),/(スラッシュ)は使用できません。

[パスワード(確認)]

パスワード欄で入力したパスワードを再度入力します。

(2) サービス種別「SessionBean」の場合

サービス種別「SessionBean」に対応するサービスアダプタを定義する場合の画面について説明します。

(a) SessionBeanの基本画面

SessionBeanの基本画面の項目について説明します。

図1‒18 サービスアダプタ定義画面(SessionBeanの基本画面)

[図データ]

(i)[サービス部品制御情報]

サービスアダプタ新規作成時に指定したサービス部品についての情報が表示されます。

[サービス種別]

サービス部品の種別として「SessionBean」が表示されます。

[アドレス]

JNDI名前空間に登録されている,呼び出すサービス部品の名称を入力します。

リモート呼び出しとなるようにアドレスを指定します(ローカル呼び出しはできません)。

SessionBeanの場合は,フォルト電文の情報は表示されません。

上記以外の各項目は,Webサービスの基本画面と同様です。Webサービスの基本画面の項目については,「1.2.2(1)(a) Webサービスの基本画面」を参照してください。

(b) SessionBeanの詳細画面

SessionBeanの詳細画面の項目について説明します。

図1‒19 サービスアダプタ定義画面(SessionBeanの詳細画面)

[図データ]

(i)[SessionBean制御情報]

サービスアダプタ新規作成時に指定したサービス部品について,サービス種別ごとの情報が表示されます。

・クライアント定義ファイル

[クライアント定義ファイル]

クライアント定義ファイル名が表示されます。

[参照]ボタン

クライアント定義ファイルを設定するダイアログが表示されます。

[編集]ボタン

クライアント定義ファイルを編集するためのエディタが起動します。エディタ上でクライアント定義ファイルを保存したあと,サービスアダプタを保存することで,編集した内容がリポジトリに反映されます。

クライアント定義ファイルの編集中にサービスアダプタを保存しようとすると,クライアント定義ファイルを保存してよいか確認するダイアログが表示されます。

[出力]ボタン

クライアント定義ファイルの出力先を指定するダイアログが表示されます。

・ユーザ定義クラス

[ユーザ定義クラス(JARファイル)]

[追加]ボタンで設定したユーザ定義クラス(JARファイル)名が表示されます。

[追加]ボタン

ユーザ定義クラス(JARファイル)を設定するダイアログが表示されます。選択するJARファイルの拡張子は,すべて小文字の「jar」としてください。

[出力]ボタン

ユーザ定義クラス(JARファイル)の出力先を指定するダイアログが表示されます。

[削除]ボタン

ユーザ定義クラス欄で選択したJARファイルを削除します。

(3) サービス種別「MDB(WS-R)」の場合

サービス種別「MDB(WS-R)」に対応するサービスアダプタを定義する場合の画面について説明します。

(a) MDB(WS-R)の基本画面

MDB(WS-R)の基本画面の項目について説明します。

図1‒20 サービスアダプタ定義画面(MDB(WS-R)の基本画面)

[図データ]

(i)[サービス部品制御情報]

サービスアダプタ新規作成時に指定したサービス部品についての情報が表示されます。

[サービス種別]

サービス部品の種別として「MDB/WS-R」が表示されます。

[アドレス]

サービス部品に関連づけられているキュー名を入力します。

[サービスクラス名]

この項目は使用しません。

(ii)[オペレーション情報]

サービス部品のオペレーションについての情報が表示されます。

[通信モデル]

サービス部品制御情報のオペレーション欄で選択したオペレーションの通信モデルとして「非同期」が表示されます。

(iii)[要求電文]

・[サービス部品]

[電文フォーマット]

サービス部品電文のフォーマット名を入力します。電文フォーマットは変更できます。

[参照]ボタン

サービス部品電文フォーマットを設定するダイアログが表示されます。

MDB(WS-R)の場合は,応答電文,およびフォルト電文の情報は表示されません。

上記以外の項目は,Webサービスの基本画面と同様です。Webサービスの基本画面の項目については,「1.2.2(1)(a) Webサービスの基本画面」を参照してください。

(b) MDB(WS-R)の詳細画面

MDB(WS-R)の詳細画面の項目について説明します。

図1‒21 サービスアダプタ定義画面(MDB(WS-R)の詳細画面)

[図データ]

(i)[MDB制御情報]

サービスアダプタ新規作成時に指定したサービス部品について,サービス種別ごとの情報が表示されます。

[JMSメッセージ種別]

サービス部品のJMSメッセージ種別が表示されます。次に示すメッセージ種別をドロップダウンリストから選択します。

  • テキスト

  • バイト

  • オブジェクト

[呼出し設定]
[リモート呼出し]ラジオボタン

サービス部品をリモート呼出しする場合に選択します。選択すると,リモート呼出し設定の各項目が活性化し,入力できる状態になります。

[ローカル呼出し]ラジオボタン

サービス部品をローカル呼出しする場合に選択します。選択すると,リモート呼出し設定の各項目が非活性化し,入力できない状態になります。

・[リモート呼出し設定]
[最大メッセージ数]

サービス部品が送信できる電文の最大数を設定します。設定できる値は1〜65535です。

[宛先URL]

非同期時の応答結果の受信先URLを設定します。

・[ベーシック認証]

[使う]チェックボックス

サービス部品で,ベーシック認証を使用している場合にチェックします。

[ユーザ名]

英数字および記号を半角で入力します。バイト長の制限はありません。

[パスワード]

40バイト以内の英数字および記号を半角で入力します。

[パスワード(確認)]

パスワード欄で入力したパスワードを再度入力します。

[転送キュー作成先RDエリア名]

転送キューの作成先RDエリア名を指定します。なお,この項目の末尾には半角スペースを指定できます。

[順序保証]チェックボックス

Reliable Messagingで転送の順序を保障する場合にチェックします。

(4) サービス種別「MDB(DBキュー)」の場合

サービス種別「MDB(DBキュー)」に対応するサービスアダプタを定義する場合の画面について説明します。

(a) MDB(DBキュー)の基本画面

MDB(DBキュー)の基本画面の項目について説明します。

図1‒22 サービスアダプタ定義画面(MDB(DBキュー)の基本画面)

[図データ]

(i)[サービス部品制御情報]

サービスアダプタ新規作成時に指定したサービス部品についての情報が表示されます。

[サービス種別]

サービス部品の種別として「MDB/DB キュー」が表示されます。

上記以外の項目は,MDB(WS-R)の基本画面と同様です。MDB(WS-R)の基本画面の項目については,「1.2.2(3)(a) MDB(WS-R)の基本画面」を参照してください。

なお,MDB(DBキュー)には,詳細画面はありません。

(5) サービス種別「汎用カスタムアダプタ」の場合

汎用カスタムアダプタを定義する場合の画面について説明します。

(a) 汎用カスタムアダプタの基本画面

汎用カスタムアダプタの基本画面の項目について説明します。

図1‒23 サービスアダプタ定義画面(汎用カスタムアダプタの基本画面)

[図データ]

(i)[サービス部品制御情報]

汎用カスタムアダプタの新規作成時に指定したサービス部品についての情報が表示されます。

[サービス名]

HCSCコンポーネントの名称が表示されます。

[サービスID]

HCSCコンポーネントのIDが表示されます。サービスIDは,8バイト以内の英数字およびアンダーバー(_)で指定します。

[サービス種別]

サービス部品の種別として「汎用カスタムアダプタ」が表示されます。

[アドレス]

この項目は使用しません。

[最大インスタンス数]

サービス部品の最大インスタンス数が表示されます。

[サービスクラス名]

この項目は使用しません。

[オペレーション]

オペレーション名が表示されます。サービス部品が持つオペレーション名をドロップダウンリストから選択できます。

[追加]ボタン

オペレーションを追加するダイアログが表示されます。

[削除]ボタン

オペレーション欄で選択したオペレーションを削除します。

[システム例外をフォルトに変換する]チェックボックス

サービス部品で発生した例外をフォルトに変換する場合にチェックします。

なお,サービスアダプタ内で発生した例外はフォルトに変換されません。

詳細については,マニュアル「サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド」の「7.11 サービスアダプタでの例外発生時の運用」を参照してください。

(ii)[オペレーション情報]

サービス部品のオペレーションについての情報が表示されます。

[オペレーション名]

サービス部品制御情報のオペレーション欄で選択したオペレーションの名称が表示されます。

[通信モデル]

サービス部品制御情報のオペレーション欄で選択したオペレーションの通信モデルが表示されます。同期または非同期をドロップダウンリストから選択できます。選択内容によって,次のように表示が変わります。

  • 同期を選択した場合:応答電文とフォルト電文の情報が表示されます。

  • 非同期を選択した場合:応答電文とフォルト電文の情報は表示されません。非同期のままサービスアダプタの定義を保存すると,応答電文とフォルト電文の全項目は消えます。

(iii)[要求電文]

サービスリクエスタから送信される要求電文の情報が表示されます。

[any型を使う]チェックボックス

データの型を指定しないでサービスアダプタを作成する場合にチェックします。

・[標準]

[使う]チェックボックス

サービスリクエスタから受け付けた標準電文の内容を確認したり,標準電文を汎用カスタムアダプタ電文のフォーマットにデータ変換したりする場合にチェックします。

[電文フォーマット]

サービスリクエスタから受け付けた標準電文のフォーマット名が表示されます。電文フォーマットは変更できます。

[参照]ボタン

標準電文フォーマットを設定するダイアログが表示されます。

[表示]ボタン

標準電文のフォーマットが表示されます。

[出力]ボタン

標準電文フォーマットの出力先を指定するダイアログが表示されます。

・[サービス部品]

[電文フォーマット]

汎用カスタムアダプタ電文のフォーマット名を入力します。電文フォーマットは変更できます。

[参照]ボタン

汎用カスタムアダプタ電文のフォーマットファイルを設定するダイアログが表示されます。

[表示]ボタン

汎用カスタムアダプタ電文のフォーマットが表示されます。

[出力]ボタン

汎用カスタムアダプタ電文のフォーマットの出力先を指定するダイアログが表示されます。

・データ変換

[データ変換定義]

標準電文から汎用カスタムアダプタ電文へデータ変換するための定義ファイル名を入力します。

[編集]ボタン

データ変換定義画面が表示されます。データ変換定義欄で設定した定義ファイルの内容を編集できます。初めて定義する場合は,[ルート要素選択]ダイアログが表示されます。電文フォーマットを変更した場合は,電文フォーマットの変更を反映するかを確認するダイアログが表示されます。

[削除]ボタン

[編集]ボタンで設定したデータ変換定義を削除します。

(iv)[応答電文]

サービス部品から送信される応答電文の情報が表示されます。

オペレーション情報の通信モデル欄で「同期」を選択した場合だけ,設定できます。

[any型を使う]チェックボックス

データの型を指定しないでサービスアダプタを作成する場合にチェックします。

・[標準]

[使う]チェックボックス

サービス部品から受け付けた汎用カスタムアダプタ電文の内容を確認したり,汎用カスタムアダプタ電文を標準電文のフォーマットにデータ変換したりする場合にチェックします。

[電文フォーマット]

サービス部品から受け付けた標準電文のフォーマット名が表示されます。電文フォーマットは変更できます。

[参照]ボタン

標準電文フォーマットを設定するダイアログが表示されます。

[表示]ボタン

標準電文フォーマットが表示されます。

[出力]ボタン

標準電文フォーマットの出力先を指定するダイアログが表示されます。

・[サービス部品]

[電文フォーマット]

サービス部品の電文フォーマット名が表示されます。電文フォーマットは変更できます。

[参照]ボタン

汎用カスタムアダプタ電文のフォーマットファイルを設定するダイアログが表示されます。

[表示]ボタン

汎用カスタムアダプタのフォーマットが表示されます。

[出力]ボタン

汎用カスタムアダプタのフォーマットの出力先を指定するダイアログが表示されます。

・データ変換

[データ変換定義]

汎用カスタムアダプタ電文から標準電文へデータ変換するための定義ファイル名を入力します。

[編集]ボタン

データ変換定義画面が表示されます。データ変換定義欄で設定した定義ファイルの内容を編集できます。初めて定義する場合は,[ルート要素選択]ダイアログが表示されます。電文フォーマットを変更した場合は,電文フォーマットの変更を反映するかを確認するダイアログが表示されます。

[削除]ボタン

[編集]ボタンで指定したデータ変換定義を削除します。

(v)[フォルト電文]

サービス部品のフォルト電文についての情報が表示されます。

[追加]ボタン

フォルト名を追加するダイアログが表示されます。汎用カスタムアダプタの定義では,このボタンは使用しません。

[削除]ボタン

フォルト名欄で選択したフォルト名を削除します。汎用カスタムアダプタの定義では,このボタンは使用しません。

[フォルト名]

サービス部品のフォルトの名称が表示されます。汎用カスタムアダプタの定義では,この欄は使用しません。

[電文フォーマット]

サービス部品のフォルト電文のフォーマット名が表示されます。汎用カスタムアダプタの定義では,この欄は使用しません。

[参照]ボタン

フォルト電文のフォーマットを設定するダイアログが表示されます。汎用カスタムアダプタの定義では,このボタンは使用しません。

[表示]ボタン

フォルト電文のフォーマットが表示されます。汎用カスタムアダプタの定義では,このボタンは使用しません。

[出力]ボタン

フォルト電文のフォーマットの出力先を指定するダイアログが表示されます。

(b) 汎用カスタムアダプタの詳細画面

汎用カスタムアダプタの詳細画面の項目について説明します。

図1‒24 サービスアダプタ定義画面(汎用カスタムアダプタの詳細画面)

[図データ]

(i)[サービスアダプタ制御情報]

汎用カスタムアダプタの新規作成時に指定したサービス部品についての情報が表示されます。

・サービスアダプタ

[サービスアダプタ(EJB-JARファイル)]

[参照]ボタンで設定した汎用カスタムアダプタのEJB-JARファイルの名称が表示されます。

[参照]ボタン

汎用カスタムアダプタのEARファイル名を設定するダイアログが表示されます。

・ユーティリティクラス

[ユーティリティクラス(JARファイル)]

[追加]ボタンで設定したユーティリティクラスが表示されます。汎用カスタムアダプタの定義では,この欄は使用しません。

[追加]ボタン

ユーティリティクラスを追加するダイアログが表示されます。汎用カスタムアダプタの定義では,このボタンは使用しません。

[出力]ボタン

ユーティリティクラスの出力先を指定するダイアログが表示されます。汎用カスタムアダプタの定義では,このボタンは使用しません。

[削除]ボタン

ユーティリティクラス欄で選択したファイルを削除します。汎用カスタムアダプタの定義では,このボタンは使用しません。

・独自定義ファイル

[独自定義ファイル]

[追加]ボタンで設定したSQLオペレーション定義ファイル,およびアプリケーション統合属性ファイルが表示されます。

[追加]ボタン

独自定義ファイル(SQLオペレーション定義ファイルおよびアプリケーション統合属性ファイル)を追加するダイアログが表示されます。

[編集]ボタン

独自定義ファイルを編集するためのエディタが起動します。独自定義ファイルを複数選択してクリックした場合は,選択されたすべての独自定義ファイルに対してエディタが起動します。

エディタ上で独自定義ファイルを保存したあと,サービスアダプタを保存することで,編集した内容がリポジトリに反映されます。独自定義ファイルの編集中にサービスアダプタを保存しようとすると,独自定義ファイルを保存してよいか確認するダイアログが表示されます。

[出力]ボタン

独自定義ファイル(SQLオペレーション定義ファイルおよびアプリケーション統合属性ファイル)の出力先を指定するダイアログが表示されます。

[削除]ボタン

独自定義ファイル欄で選択したファイルを削除します。

(6) その他のサービスアダプタの場合

次に示すサービスアダプタを定義する場合の画面について説明します。

(a) その他のサービスアダプタの基本画面

基本画面は汎用カスタムアダプタの基本画面と同じですが,画面項目の表示内容が一部異なります。汎用カスタムアダプタの基本画面の項目については,「1.2.2(5)(a) 汎用カスタムアダプタの基本画面」を参照してください。

汎用カスタムアダプタの基本画面と差異がある項目について,次に説明します。

(i)[サービス部品制御情報]
[サービス種別]

サービス部品の種別として,次の中から該当するサービス種別が表示されます。

  • DBアダプタ

  • TP1アダプタ

  • ファイルアダプタ

  • Object Accessアダプタ

  • Message Queueアダプタ

  • FTPアダプタ

  • ファイル操作アダプタ

  • メールアダプタ

  • HTTPアダプタ

  • コマンドアダプタ

  • SFTPアダプタ

  • Kafkaアダプタ

(b) その他のサービスアダプタの詳細画面

詳細画面の各項目は,汎用カスタムアダプタの詳細画面と同様です。汎用カスタムアダプタの詳細画面の項目については,「1.2.2(5)(b) 汎用カスタムアダプタの詳細画面」を参照してください。