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Cosminexus V11 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド


付録C.2 電文の実行履歴の管理に関するテーブルの情報

電文履歴の管理には,ここに示すテーブルの使用は推奨しません。代替としてユーザ電文トレース機能を使用してください。

〈この項の構成〉

(1) テーブルの情報

電文履歴の管理にテーブルを使用する場合,次に示すテーブルがクラスタごとに必要です。

(a) 実行履歴情報テーブル

●CSCMSG_C<クラスタ名>_EXECHISTORYテーブル

CSCMSG_C<クラスタ名>_EXECHISTORYテーブルの内容を次に示します。

項番

列名

説明

HiRDB型

ORACLE型

インデクスの有無

NULL値

UNIQUE属性

1

MESSAGE_ID

メッセージごとに付与するUNIQUEな識別子

  • CSC+HCSCサーバ名+現在時刻(ミリ秒)+通番

VARCHAR(75)

VARCHAR2(75)

あり

なし

2

MESSAGE_ID_CSC_MSG

HCSCサーバ内のメッセージング基盤のメッセージを識別するためのUNIQUEな識別子

  • MSG+HCSCサーバ名+受付種別+現在時刻(ミリ秒)+通番

VARCHAR(84)

VARCHAR2(84)

なし

なし

3

REQUEST_CSC_SERVER_NAME

要求を受け付けたHCSCサーバ名

VARCHAR(8)

VARCHAR2(8)

なし

なし

4

HISTORY_KIND_DIRECTION

実行履歴採取方向

Service Request Direction/Service Response Direction/Service Error/Service Fault

VARCHAR(26)

VARCHAR2(26)

なし

なし

5

TIME_STAMP

実行履歴を採取した時刻(ミリ秒単位)タイムスタンプ

TIMESTAMP(4)

NUMBER(20,0)

なし

なし

6

REQUEST_SYNCHRONOUS_KIND

リクエスト側のプロトコルWebService/SessionBean/MDB_WSR/MDB_DBQ

VARCHAR(16)

VARCHAR2(16)

なし

なし

7

SERVICE_REQUEST_TYPE

サービスリクエスタの種類

  • ClientProgram(クライアントプログラム)

  • BusinessProcess(ビジネスプロセス)

VARCHAR(24)

VARCHAR2(24)

なし

なし

8

REQUEST_USER_TEL_TYPE

要求ユーザ電文の種類を示す種別

XML/BINARY/ANY

VARCHAR(8)

VARCHAR2(8)

なし

なし

9

RESPONSE_USER_TEL_TYPE

応答ユーザ電文の種類を示す種別

XML/BINARY/ANY

VARCHAR(8)

VARCHAR2(8)

なし

なし

10

SERVICE_NAME

リクエスタからの入力サービス名(リクエスト要求先サービス部品)

MVARCHAR(64)

NVARCHAR2(64)

なし

なし

11

CLIENT_ID

クライアントプログラムが指定したメッセージを識別するための相関識別子

VARCHAR(255)

VARCHAR2(255)

あり

なし

12

SERVICE_OPERATION_NAME

同期(Webサービス)の場合に必要なサービス部品のオペレーション

WSDLのOperation <wsdl:operation>

MVARCHAR(255)

NVARCHAR2(255)

なし

なし

13

REPLY_TO_QUEUE_NAME

非同期(MDB(WS-R),MDB(DBキュー))の場合の応答を受け取るためのキューの名称

VARCHAR(30)

VARCHAR2(30)

なし

なし

14

ADAPTER_NAME

サービスアダプタまたはビジネスプロセスのサービスID

VARCHAR(8)

VARCHAR2(8)

なし

なし

15

ADAPTER_SERVICE_NAME

サービス名

  • サービスアダプタのサービス名

  • ビジネスプロセスのサービス名

  • サービスグループ名

MVARCHAR(64)

NVARCHAR2(64)

なし

なし

16

ADAPTER_CLUSTER_NAME

サービスアダプタが属するクラスタの情報

VARCHAR(8)

VARCHAR2(8)

なし

なし

17

ADAPTER_KIND

サービスアダプタ側のサービス部品の種類

ServiceAdapter/BusinessProcess/ServiceGroup

VARCHAR(32)

VARCHAR2(32)

なし

なし

18

ADAPTER_SYNCHRONOUS_KIND

アダプタ先のサービス部品のプロトコル

WebService/SessionBean/MDB_WSR/MDB_DBQ/Custom

VARCHAR(16)

VARCHAR2(16)

なし

なし

19

INTERLOCK_CSC_PROTOCOL

連携HCSCサーバへ転送する際のプロトコル

WebService/SessionBean/MDB_WSR

VARCHAR(32)

VARCHAR2(32)

なし

なし

20

MESSAGE_ID_CSC_BP_ACTIVITY

ビジネスプロセスのアクティビティ番号(ビジネスプロセスアクティビティインスタンスを識別するための番号)

値なし:-1

INTEGER※1

NUMBER(10,0) ※2

なし

なし

21

MESSAGE_ID_CSC_BP_PROCESS

ビジネスプロセスのプロセスID

MVARCHAR(240)

NVARCHAR2(240)

なし

なし

22

CSC_BP_REQUEST_TYPE

ビジネスプロセス用要求タイプ

  • REPLY_AFTER:reply後の継続実行要求

  • RECOVER:プロセス再実行の要求

  • WAIT_AFTER:wait後処理の実行要求

VARCHAR(32)

VARCHAR2(32)

なし

なし

23

JMS_HEADER_JMS_MESSAGE_ID

JMSヘッダ

  • JMSMessageID

VARCHAR(255)

VARCHAR2(255)

なし

なし

24

JMS_HEADER_JMS_CORRELATION_ID

JMSヘッダ

  • JMSCorrelationID

VARCHAR(255)

VARCHAR2(255)

なし

なし

25

ROUTE_HISTORY

経路履歴として通過した情報

(<HCSCサーバ名>または<サービスID>を「->」でつないだ文字列で表示)

VARCHAR(255)

VARCHAR2(255)

なし

なし

26

ERROR_CODE

サービス部品,ビジネスプロセス,またはサービスアダプタからのエラー(Fault)情報

MVARCHAR(4000)

NVARCHAR2(1333)

なし

なし

27

USER_TEL_ORG_BINARY

ユーザ電文本体

BINARY(2147483639)

LONG RAW

なし

なし

28

OPTION1

予備1

BINARY(2000)

RAW(2000)

なし

なし

29

OPTION2

予備2

BINARY(2000)

RAW(2000)

なし

なし

30

OPTION3

予備3

BINARY(2000)

RAW(2000)

なし

なし

注※1

08-10以前のバージョンの場合,「SMALLINT」になります。

また,08-10以前のバージョンから更新インストールした場合,領域は変更されないため,「SMALLINT」になります。

注※2

08-10以前のバージョンの場合,「NUMBER(5,0)」になります。

また,08-10以前のバージョンから更新インストールした場合,領域は変更されないため,「NUMBER(5,0)」になります。

(2) インデクスの情報

テーブルに付与するインデクスの情報について,次に示します。