Hitachi

Cosminexus V11 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド


付録C.3 実行環境の設定に関するテーブルの情報

〈この項の構成〉

(1) テーブルの情報

HCSCサーバまたはクラスタごとに,次に示すテーブルが必要です。

(a) HCSC基本情報テーブル

●CSCMSG_S<HCSCサーバ名>_CSC_PERSISTテーブル

CSCMSG_S<HCSCサーバ名>_CSC_PERSISTテーブルの内容を次に示します。

項番

列名

説明

HiRDB型

ORACLE型

インデクスの有無

NULL値

UNIQUE属性

1

CSC_SERVER_NAME

自HCSCサーバの名称

VARCHAR(8)

VARCHAR2(8)

なし

不可

なし

2

CSC_SERVER_STATUS

HCSCサーバ本体の状態(未使用)

  • 1:開始処理中

  • 2:開始

  • 3:開始失敗

  • 4:停止

  • 5:停止処理中

  • 6:停止失敗

INTEGER

NUMBER(10,0)

なし

不可

なし

3

CSC_REQUEST_STATUS

同期受付の状態

  • 1:開始処理中

  • 2:開始

  • 3:開始失敗

  • 4:停止

  • 5:停止処理中

  • 6:停止失敗

INTEGER

NUMBER(10,0)

なし

不可

なし

4

CSC_CONNECT_STATUS

連携受付の状態

  • 1:開始処理中

  • 2:開始

  • 3:開始失敗

  • 4:停止

  • 5:停止処理中

  • 6:停止失敗

INTEGER

NUMBER(10,0)

なし

不可

なし

5

CSC_TABLE_VERSION

HCSC全体のテーブルバージョン番号

INTEGER

NUMBER(10,0)

なし

不可

なし

6

CSC_TABLE_REVISION

HCSC全体のテーブルリビジョン番号

INTEGER

NUMBER(10,0)

なし

不可

なし

7

OPTION1

予備1

BINARY(2000)

RAW(2000)

なし

なし

8

OPTION2

予備2

BINARY(2000)

RAW(2000)

なし

なし

9

OPTION3

予備3

BINARY(2000)

RAW(2000)

なし

なし

デフォルトでは,INDEXを使用しません。

(b) HCSC連携ディレクトリ情報テーブル

●CSCMSG_C<クラスタ名>_CSC_CONNECTテーブル

CSCMSG_C<クラスタ名>_CSC_CONNECTテーブルの内容を次に示します。

項番

列名

説明

HiRDB型

ORACLE型

インデクスの有無

NULL値

UNIQUE属性

1

CONNECT_CLUSTER_NAME

連携先クラスタ名

VARCHAR(8)

VARCHAR2(8)

なし

不可

あり

2

CONNECT_VERSION

要求元のHCSCサーババージョン番号

INTEGER

NUMBER(10,0)

なし

不可

なし

3

CONNECT_REVISION

要求元のHCSCサーバリビジョン番号

INTEGER

NUMBER(10,0)

なし

不可

なし

4

CONNECT_ID

要求元のHCSCサーバでの連携開始時のタイムスタンプ

TIMESTAMP(4)

NUMBER(20,0)

なし

不可

なし

5

CONNECT_STATUS

HCSCサーバとの連携状態

  • 1:OFFLINE(未連携状態)

  • 2:ONLINE(連携中状態)

INTEGER

NUMBER(10,0)

なし

不可

なし

6

CONNECT_OPTION

同期種別(同期インターフェースについて,次のどちらで連携するか)

  • SOAP

  • EJB

VARCHAR(16)

VARCHAR2(16)

なし

なし

7

CONNECT_WEB_URL

SOAP転送用WebサービスのURL

VARCHAR(2086)

VARCHAR2(2086)

なし

なし

8

CONNECT_WEB_USER_ID

SOAP転送用ユーザID

VARCHAR(256)

VARCHAR2(256)

なし

なし

9

CONNECT_WEB_PASSWORD

SOAP転送用パスワード

VARCHAR(256)

VARCHAR2(256)

なし

なし

10

CONNECT_J2EE_NAME

転送用のEJB呼び出しで使用するJ2EEサーバ名称

VARCHAR(255)

VARCHAR2(255)

なし

なし

11

CONNECT_NAMING_HOST

転送用のEJB呼び出しで使用するネーミングサービスのホスト名称

VARCHAR(255)

VARCHAR2(255)

なし

なし

12

CONNECT_NAMING_PORT

転送用のEJB呼び出しで使用するネーミングサービスのポート番号

VARCHAR(5)

VARCHAR2(5)

なし

なし

13

OPTION1

予備1

BINARY(2000)

RAW(2000)

なし

なし

14

OPTION2

予備2

BINARY(2000)

RAW(2000)

なし

なし

15

OPTION3

予備3

BINARY(2000)

RAW(2000)

なし

なし

注※

CONNECT_CLUSTER_NAMEは,UNIQUE CLUSTER KEYで定義します(自動的にインデクスが作成されます)。

(c) ロケーションディレクトリ情報テーブル

●CSCMSG_S<HCSCサーバ名>_LC_DIRECTORYテーブル

CSCMSG_S<HCSCサーバ名>_LC_DIRECTORYテーブルの内容を次に示します。

項番

列名

説明

HiRDB型

ORACLE型

インデクスの有無

NULL値

UNIQUE属性

1

SERVICE_NAME

サービス名(リクエスト要求先サービス部品)

  • サービスアダプタのサービス名

  • ビジネスプロセスのサービス名

  • サービスグループ名

MVARCHAR(64)

NVARCHAR2(64)

なし

不可

あり

2

ADAPTER_NAME

サービスアダプタのサービスID,またはビジネスプロセスのサービスID

VARCHAR(8)

VARCHAR2(8)

なし

なし

3

SERVICE_KIND

サービス部品の種別

  • 単体サービス部品

  • ビジネスプロセス

  • サービスグループ

  • ユーザ定義受付

INTEGER

NUMBER(10,0)

なし

不可

なし

4

SERVICE_PROTOCOL_KIND

サービスアダプタの種類

  • 1:MDB_WSR(非同期)

  • 2:MDB_DBQ(非同期)

  • 3:SessionBean(同期)

  • 4:WebService(同期)

  • 5:Custom(上記1〜4以外)

INTEGER

NUMBER(10,0)

なし

不可

なし

5

SERVICE_STATUS

HCSCコンポーネントまたはサービスグループの状態

  • 1:起動状態 ACTIVE

  • 2:停止状態 INACTIVE

  • 3:停止失敗状態 STOP_FAILED

  • 4:停止処理中 STOPPING

  • 5:起動失敗状態 START_FAILED

  • 6:起動処理中 STARTING

  • 7:削除処理中 DELETING

INTEGER

NUMBER(10,0)

なし

不可

なし

6

ADAPTER_ENTRY_TIME

アダプタ定義追加時間

TIMESTAMP(4)

NUMBER(20,0)

なし

不可

なし

7

LC_VERSION

ロケーションディレクトリバージョン番号

INTEGER

NUMBER(10,0)

なし

不可

なし

8

LC_REVISION

ロケーションディレクトリリビジョン番号

INTEGER

NUMBER(10,0)

なし

不可

なし

9

ADAPTER_LOCAL_CALL

アダプタ定義ファイルのパラメタ(local-call)の指定値

INTEGER

NUMBER(10,0)

なし

不可

なし

10

ADAPTER_MODIFIED_TIME

サービスアダプタまたはビジネスプロセスの更新時刻

TIMESTAMP(4)

NUMBER(20,0)

なし

不可

なし

11

OPTION1

ユーザ指定インターフェースの受付関連情報

BINARY(2000)

RAW(2000)

なし

なし

12

OPTION2

予備2

BINARY(2000)

RAW(2000)

なし

なし

13

OPTION3

予備3

BINARY(2000)

RAW(2000)

なし

なし

注※

SERVICE_NAMEは,UNIQUE CLUSTER KEYで定義します(自動的にインデクスが作成されます)。

●CSCMSG_S<HCSCサーバ名>_LC_BPFORMATテーブル

CSCMSG_S<HCSCサーバ名>_LC_BPFORMATテーブルの内容を次に示します。

項番

列名

説明

HiRDB型

ORACLE型

インデクスの有無

NULL値

UNIQUE属性

1

SERVICE_NAME

サービス名(リクエスト要求先サービス部品)

  • ビジネスプロセスのサービス名

MVARCHAR(64)

NVARCHAR2(64)

なし

不可

なし

2

OPERATION_NAME

サービス定義ファイルのオペレーション名

MVARCHAR(255)

NVARCHAR2(255)

なし

不可

なし

3

REQ_FORMAT_ID

サービス定義ファイルの要求フォーマットID

VARCHAR(1024)

VARCHAR2(1024)

なし

なし

4

RES_FORMAT_ID

サービス定義ファイルの応答フォーマットID

VARCHAR(1024)

VARCHAR2(1024)

なし

なし

5

OPTION1

予備1

BINARY(2000)

RAW(2000)

なし

なし

6

OPTION2

予備2

BINARY(2000)

RAW(2000)

なし

なし

7

OPTION3

予備3

BINARY(2000)

RAW(2000)

なし

なし

デフォルトでは,INDEXを使用しません。

(d) ルーティングルールディレクトリ情報テーブル

●CSCMSG_S<HCSCサーバ名>_RT_RULEテーブル

CSCMSG_S<HCSCサーバ名>_RT_RULEテーブルの内容を次に示します。

項番

列名

説明

HiRDB型

ORACLE型

インデクスの有無

NULL値

UNIQUE属性

1

SERVICE_GROUP_NAME

サービスグループ名

MVARCHAR(64)

NVARCHAR2(64)

なし

不可

あり

2

RULES

ルーティング定義のXMLのバイト列

BINARY(2147483639)

LONG RAW

なし

なし

3

OPTION1

予備1

BINARY(2000)

RAW(2000)

なし

なし

4

OPTION2

予備2

BINARY(2000)

RAW(2000)

なし

なし

5

OPTION3

予備3

BINARY(2000)

RAW(2000)

なし

なし

注※

SERVICE_GROUP_NAMEは,UNIQUE CLUSTER KEYで定義します(自動的にインデクスが作成されます)。

(e) データ変換定義ディレクトリ情報テーブル

●CSCMSG_S<HCSCサーバ名>_CV_MAPPINGテーブル

CSCMSG_S<HCSCサーバ名>_CV_MAPPINGテーブルの内容を次に示します。

項番

列名

説明

HiRDB型

ORACLE型

インデクスの有無

NULL値

UNIQUE属性

1

BEF_FORMAT_ID

電文フォーマットID(変換元用)

VARCHAR(1024)

VARCHAR2(1024)

なし

なし

2

AFT_FORMAT_ID

電文フォーマットID(変換先用)

VARCHAR(1024)

VARCHAR2(1024)

なし

なし

3

ENTRY_TIME

データ変換定義追加時刻

TIMESTAMP(4)

NUMBER(20,0)

なし

なし

4

ROOT_FILE

ルートかルートでないかを判定するためのフラグ

  • 0:false

  • 1:true

INTEGER

NUMBER(10,0)

なし

なし

5

DEFINITION_NAME

データ変換定義ファイル名称

MVARCHAR(255)

NVARCHAR2(255)

なし

なし

6

TRANSFORM_DEFINITION

データ変換定義

BINARY(2147483639)

LONG RAW

なし

なし

7

OPTION1

予備1

BINARY(2000)

RAW(2000)

なし

なし

8

OPTION2

予備2

BINARY(2000)

RAW(2000)

なし

なし

9

OPTION3

予備3

BINARY(2000)

RAW(2000)

なし

なし

デフォルトでは,INDEXを使用しません。

●CSCMSG_S<HCSCサーバ名>_CV_FORMATテーブル

CSCMSG_S<HCSCサーバ名>_CV_FORMATテーブルの内容を次に示します。

項番

列名

説明

HiRDB型

ORACLE型

インデクスの有無

NULL値

UNIQUE属性

1

FORMAT_ID

電文フォーマットID

  • 変換元用

  • 変換先用

VARCHAR(1024)

VARCHAR2(1024)

なし

なし

2

FORMAT_TYPE

電文フォーマットの種別

  • 1:XML

  • 2:BINARY

INTEGER

NUMBER(10,0)

なし

なし

3

ENTRY_TIME

電文フォーマット定義追加時刻

TIMESTAMP(4)

NUMBER(20,0)

なし

なし

4

ROOT_FILE

ルートかルートでないかを判定するためのフラグ

  • 0:false

  • 1:true

INTEGER

NUMBER(10,0)

なし

なし

5

DEFINITION_NAME

フォーマット定義ファイル名称

MVARCHAR(255)

NVARCHAR2(255)

なし

なし

6

FORMAT_DEFINITION

電文フォーマット定義(データ定義)

BINARY(2147483639)

LONG RAW

なし

なし

7

OPTION1

予備1

BINARY(2000)

RAW(2000)

なし

なし

8

OPTION2

予備2

BINARY(2000)

RAW(2000)

なし

なし

9

OPTION3

予備3

BINARY(2000)

RAW(2000)

なし

なし

デフォルトでは,INDEXを使用しません。

(f) クラスタ基本情報管理テーブル

●CSCMSG_C<クラスタ名>_CLUSTERテーブル

CSCMSG_C<クラスタ名>_CLUSTERテーブルの内容を次に示します。

項番

列名

説明

HiRDB型

ORACLE型

インデクスの有無

NULL値

UNIQUE属性

1

CSC_SERVER_NAME※1

セットアップされたHCSCサーバ名称

VARCHAR(8)

VARCHAR2(8)

なし

不可

なし

2

CLUSTER_TYPE

セットアップされたHCSCサーバのクラスタ種別

VARCHAR(2)

VARCHAR2(2)

なし

不可

なし

3

J2EE_NAME

HCSCサーバをセットアップしたJ2EEサーバ名

VARCHAR(255)

VARCHAR2(255)

なし

不可

なし

4

SOAP_RCP

標準受付(Webサービス)がセットアップされているかどうか

  • 0:セットアップされていない

  • 1:セットアップされている

INTEGER

NUMBER(1)

なし

不可

なし

5

EJB_RCP

標準受付(SessionBean)がセットアップされているかどうか

  • 0:セットアップされていない

  • 1:セットアップされている

INTEGER

NUMBER(1)

なし

不可

なし

6

WSR_RCP

標準受付(MDB(WS-R))がセットアップされているかどうか

  • 0:セットアップされていない

  • 1:セットアップされている

INTEGER

NUMBER(1)

なし

不可

なし

7

DBQ_RCP

標準受付(MDB(DBキュー))がセットアップされているかどうか

  • 0:セットアップされていない

  • 1:セットアップされている

INTEGER

NUMBER(1)

なし

不可

なし

8

RM_SYSNAME

HCSCサーバをセットアップしたときに設定したRMシステム名

設定していない場合は""が設定される

VARCHAR(3)

VARCHAR2(3)

なし

なし

なし

9

CLUSTER_PROPS

拡張用カラム

「キー名=値」の形式で情報を保持する※2

VARCHAR(4000)

VARCHAR2(4000)

なし

なし

なし

デフォルトでは,INDEXを使用しません。

注※1

このテーブルのPRIMARY KEYです。

注※2

CLUSTER_PROPSに格納される可能性のある情報は次のとおりです。

キー名

キーの説明

キーの値の説明

db-tbl-split-key

レンジ分割に使うキーの種類

NONE

レンジ分割を使わない。

MONTH

「月」を分割キーに使う。

db-tbl-split-corcheck-use

相関セットの重複チェックを強化するかどうか

ON

相関セットの重複チェックを強化する。

OFF

相関セットの重複チェックを強化しない。

(g) 非同期アダプタサービスID管理テーブル

●CSCMSG_C<クラスタ名>_HA_ASYNC_ADPテーブル

CSCMSG_C<クラスタ名>_HA_ASYNC_ADPテーブルの内容を次に示します。

項番

列名

説明

HiRDB型

ORACLE型

インデクスの有無

NULL値

UNIQUE属性

1

CSC_SERVER_NAME

コンポーネントが配備されるHCSCサーバ名

VARCHAR(8)

VARCHAR2(8)

なし

不可

なし

2

ADAPTER_ID

サービスアダプタのサービスID

VARCHAR(8)

VARCHAR2(8)

なし

不可

なし

デフォルトでは,INDEXを使用しません。

注※

このテーブルのPRIMARY KEYです。