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Cosminexus V11 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド


3.1.9 HCSCコンポーネントの定義ファイルを運用環境に取得する

次に示すHCSCコンポーネントの定義ファイルを運用環境に取得するには,csccmctlコマンドに-operation getオプションを指定して実行します。開発者がこれらのHCSCコンポーネントを開発および配備定義したあとで実行してください。

注※

FTP受付の取得方法については,次に示す個所を参照してください。

なお,定義ファイルを取得しただけでは,定義ファイルを運用環境に設定したことになりません。定義ファイルを運用環境に設定するには,取得後にcsccmctlコマンドに-operation setオプションを指定して実行する必要があります。設定方法については,「3.1.10 HCSCコンポーネントの定義ファイルを運用環境に設定,更新する」を参照してください。

〈この項の構成〉

(1) コマンドの使用例

定義ファイルを取得する場合のコマンドの使用例を次に示します。csccmctlコマンドの詳細は,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「csccmctl(定義ファイルの管理)」を参照してください。

例1

クラスタ名が「CLS1」,サービスIDが「ADP1」で,定義ファイル「csccustomadapter.properties」を「C:¥tmp」以下のディレクトリに取得する場合

csccmctl -cluster CLS1 -name ADP1 -targetfilename csccustomadapter.properties -basedir C:\tmp -operation get
例2

クラスタ名が「CLS1」,サービスIDが「ADP1」で,TP1アダプタに設定する通信定義ファイル「adptp1_config.xml」を「C:¥tmp」以下のディレクトリに取得する場合

csccmctl -cluster CLS1 -name ADP1 -targetfilename adptp1_config.xml -basedir C:\tmp -operation get

(2) 注意事項