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Cosminexus V11 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム 開発ガイド 受付・アダプタ定義編


2.5.5 アクティビティを設定する

ここでは,HTTP受付を定義したあとに,ビジネスプロセス定義画面で受付アクティビティおよび応答アクティビティを設定する方法について説明します。

アクティビティの設定では,要求電文用および応答電文用の変数を定義したあと,受付アクティビティおよび応答アクティビティに定義した変数を割り当てます。

〈この項の構成〉

(1) 変数の定義

[変数・相関セット一覧]ダイアログで次の変数を定義します。

変数の定義手順を次に示します。

(a) 要求電文(ヘッダ)および応答電文(ヘッダ)の変数

  1. ビジネスプロセス定義画面のキャンバス上の[変数・相関セット]アイコンをダブルクリックします。

    [変数・相関セット一覧]ダイアログが表示されます。

  2. [変数名]に任意の名称を指定します。

  3. [種別]ドロップダウンリストから「XML」を選択します。

  4. [電文フォーマット]の[参照]ボタンをクリックします。

    電文フォーマットを指定するダイアログが表示されます。

  5. 変数に応じて次のファイルを指定します。

    • 要求電文(ヘッダ)の変数

      <サービスプラットフォームのインストールディレクトリ>\CSC\custom-reception\http\schema\urecp_http_header_request.xsd

    • 応答電文(ヘッダ)の変数

      <サービスプラットフォームのインストールディレクトリ>\CSC\custom-reception\http\schema\urecp_http_header_response.xsd

  6. [変数・相関セット一覧]ダイアログで[追加]ボタンをクリックします。

    変数が追加されます。

    操作2.から操作6.と同様の手順で応答電文(ヘッダ)の変数を追加します。

(b) 要求電文(ボディ)および応答電文(ボディ)の変数

  1. ビジネスプロセス定義画面のキャンバス上の[変数・相関セット]アイコンをダブルクリックします。

    [変数・相関セット一覧]ダイアログが表示されます。

  2. [変数名]に任意の名称を指定します。

  3. [種別]ドロップダウンリストから「XML」を選択します。

  4. [電文フォーマット]の[取込]ボタンをクリックします。

    [電文フォーマットの取込]ダイアログが表示されます。

  5. [受付名]をチェックし,ドロップダウンリストからユーザ定義受付定義画面で設定したHTTP受付の名称を選択します。

  6. [オペレーション名]ドロップダウンリストからHTTP受付に設定したオペレーションを選択します。

  7. 変数に応じて[電文種別]ドロップダウンリストで次のように選択します。

    • 要求電文(ボディ)の変数の場合

      [要求電文(ボディ)]を選択します。

    • 応答電文(ボディ)の変数の場合

      [応答電文(ボディ)]を選択します。

  8. [電文フォーマット]に任意の名称を入力します。

  9. [OK]ボタンをクリックします。

  10. [変数・相関セット一覧]ダイアログで[追加]ボタンをクリックします。

    変数が追加されます。

    操作2.から操作10.と同様の手順で応答電文(ボディ)の変数を追加します。

(2) 変数の割り当て

受付アクティビティおよび応答アクティビティに追加した変数を割り当てる手順を次に示します。

(a) 受付アクティビティの場合

  1. ビジネスプロセス定義画面のキャンバス上の受付アクティビティをダブルクリックします。

    [受付アクティビティ]ダイアログが表示されます。

  2. [アクティビティ名]に任意の名称を入力します。

  3. [オペレーション名]に,HTTP受付に設定したオペレーション名を入力します。

  4. [ボディ割当変数]ドロップダウンリストから,定義した要求電文(ボディ)の変数を選択します。

  5. [ヘッダ割当変数]の[設定]ボタンをクリックします。

    [ヘッダ割当変数]ダイアログが表示されます。

  6. [追加]ボタンをクリックします。

  7. [割当変数]セルのドロップダウンリストから,定義した要求電文(ヘッダ)の変数を選択します。

  8. [ルート要素]セルのドロップダウンリストからルート要素を選択します。

  9. [OK]ボタンをクリックします。

    [ヘッダ割当変数]ダイアログが閉じます。

  10. [受付アクティビティ]ダイアログで[OK]ボタンをクリックします。

(b) 応答アクティビティの場合

  1. ビジネスプロセス定義画面のキャンバス上の応答アクティビティをダブルクリックします。

    [応答アクティビティ]ダイアログが表示されます。

  2. [アクティビティ名]に任意の名称を入力します。

  3. [オペレーション名]に,HTTP受付に設定したオペレーション名を入力します。

  4. [ボディ割当変数]ドロップダウンリストから,定義した応答電文(ボディ)の変数を選択します。

  5. [ヘッダ割当変数]の[設定]ボタンをクリックします。

    [ヘッダ割当変数]ダイアログが表示されます。

  6. [追加]ボタンをクリックします。

  7. [割当変数]セルのドロップダウンリストから,定義した応答電文(ヘッダ)の変数を選択します。

  8. [ルート要素]セルのドロップダウンリストからルート要素を選択します。

  9. [OK]ボタンをクリックします。

    [ヘッダ割当変数]ダイアログが閉じます。

  10. [応答アクティビティ]ダイアログで[OK]ボタンをクリックします。