Hitachi

Cosminexus V11 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム 開発ガイド 基本開発編


付録G.3 UOCクラス用API

インターフェースは,UOCクラスを呼び出すタイミングごとに存在し,インターフェースが追加されるタイミングでUOCクラスを実行します。複数のインターフェースを追加することで,複数の呼び出しタイミングに対応できます。

UOCクラスに実行するインターフェースを次に示します。

〈この項の構成〉

(1) インターフェース

UOCクラス内で例外が発生した場合は,CSCUocSystemExceptionにラップしてthrowします。

(a) UOCクラス共通インターフェース

パッケージ

jp.co.Hitachi.soft.csc.msg.uoc

インターフェース名

ComponentCommonUoc

説明

コンポーネント共通UOCで使用する定数を定義する共通インターフェースです。

定数

定数を次に示します。

定数

説明

COMPO_TYPE

サービスアダプタか受付を判別するコードを取得するkey

COMPO_KIND

コンポーネント種別を取得するkey

COMPO_ID

コンポーネントIDを取得するkey

TELEGRAM_DATA

電文取得用APIを取得するkey

MONITOR_SEND_DATA

パラメタからモニタリングに送信するデータをセットするMapを取得するkey

DESTINATION_DATA

呼び出すサービスの宛先情報を取得するkey

注※

ユーザ定義受付(SOAP受付を除く)の場合だけ取得できます。

定数の使用方法については,マニュアル「サービスプラットフォーム 解説」の「4.9.1 コンポーネント共通UOCの概要」を参照してください。

(b) リクエスト処理時用インターフェース

パッケージ

jp.co.Hitachi.soft.csc.msg.uoc

インターフェース名

ComponentRequestUoc

説明

リクエスト処理時に呼び出されるUOCクラスのインターフェースです。

#request

#requestの操作に関する説明を次に示します。

引数

Map<String,Object>

(UOCクラスに渡すデータをまとめたオブジェクト)

戻り値

なし

例外

CSCUocSystemException

(c) 応答処理時用インターフェース

パッケージ

jp.co.Hitachi.soft.csc.msg.uoc

インターフェース名

ComponentResponseUoc

説明

応答処理時に呼び出されるUOCクラスのインターフェースです。

#response

#responseの操作に関する説明を次に示します。

引数

Map<String,Object>

(UOCクラスに渡すデータをまとめたオブジェクト)

戻り値

なし

例外

CSCUocSystemException

(2) 例外クラス

UOCクラスから例外をthrowする場合は,次のクラスにラップしてthrowします。

パッケージ

jp.co.Hitachi.soft.csc.msg.uoc

例外クラス名

CSCUocSystemException

コンストラクタ
public CSCUocSystemException()
public CSCUocSystemException(String errorMessage )

(3) クラス構成例

クラス構成例を次に示します。

図G‒1 クラス構成例

[図データ]