Hitachi

Cosminexus V11 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム 開発ガイド 基本開発編


9.6.2 送信用共用キューを作成する(JMS)

サービスリクエスタから要求電文を送信するために必要な送信用共用キューを作成します。送信用共用キューは,サービスリクエスタからの要求電文を,HCSCサーバが提供する受信用共用キューに送信します。

送信用共用キューの作成には,Reliable Messagingのhrmmkqueコマンドを使用します。ここでは,hrmmkqueコマンドのオプションの指定値について説明します。ここで説明していないオプションについては,マニュアル「Reliable Messaging」の「8.3.17 hrmmkque(ローカルキューの作成)」を参照してください。

〈この項の構成〉

(1) hrmmkqueコマンドのオプションの指定値

-t キューの種類

shr_send(送信用共用キュー)を指定します。

-b 共用キューを使用する場合の登録先キュー名

次のどちらかを指定します。

<Reliable Messagingシステム名>_SHR_CSC<HCSCサーバ名>ACPT_DBQ

HCSCサーバがロードバランスクラスタ構成の場合に指定します。

<Reliable Messagingシステム名>_SHR_CSC<HCSCクラスタ名>ACPT_DBQ

HCSCサーバがHAクラスタ構成の場合に指定します。

HCSCクラスタ名は,開発環境および運用環境でHCSCサーバ構成配備時に決定されるHCSCサーバのクラスタ名です。