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Cosminexus V11 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム 開発ガイド 基本開発編


6.4.3 データ変換アクティビティに指定するマッピング定義の形式

サービス定義XMLファイルをインポートする際に,データ変換アクティビティに指定できるマッピング定義の形式には次の2つがあります。

次の表に示す利用ケースとメリットに応じて,使用する形式を選択してください。

表6‒4 マッピング定義の形式ごとの利用ケースとメリット

形式

利用ケース

メリット

マッピング定義ファイル(.mdo)※1

サービス定義のエクスポートで出力したファイルを利用する場合

インポートの実行速度が速くなります。

表形式XMLファイル(.xml)

マッピング定義関連の情報を表形式XMLファイルで保存して,差分を管理する場合

テキストベースのため,差分を管理しやすくなります。

Eclipseのメニューで,[HCSCTE マッピング定義]−[マッピング定義ファイル]※2からマッピング定義ファイルを利用する場合

データ変換定義画面のマッピングビューア上から[マッピング定義のエクスポート]※3を実行することで,表形式XMLファイルが容易に作成できます。

この方法では,ビジネスプロセスを作成しないでマッピング定義を作成できます。

注※1

マッピング定義ファイル(.mdo)はビジネスプロセス定義画面で作成します。詳細については,「6.4.4 マッピング定義ファイルを利用する際の注意事項」を参照してください。

注※2

[HCSCTE マッピング定義]−[マッピング定義ファイル]の詳細については,「7.3.1 データ変換の定義手順」を参照してください。

注※3

マッピング定義のエクスポートの手順については,「7.14.1 マッピング定義のエクスポート」を参照してください。