6.4.1　サービス定義XMLファイルのインポート手順

サービス定義XMLファイルをHCSCTEプロジェクトにインポートします。インポートするサービス定義XMLファイルは，サービス定義XMLファイルを格納したディレクトリを選択することで指定します。

選択するディレクトリ（サブディレクトリも含みます）に配置されているXMLファイルは，次のどちらかである必要があります。

• サービス定義XMLファイル（ルート要素がservice-definitionであるXMLファイル）

• サービス定義XMLファイルから参照されるXMLファイル

インポートの手順を次に示します。

1. ツリービューのサービス定義一覧を右クリックして［サービス定義のインポート］を選択します。

   

   ディレクトリを選択する画面が表示されます。

2. インポート対象のサービス定義XMLファイルが格納されているディレクトリを選択します。

   サービス定義のインポートウィザードが表示されます。

   なお，インポート対象のサービス定義XMLファイルが規定のフォーマットに合致していない場合は，エラーメッセージが出力されます。

   XMLファイルかどうかは拡張子で判断されます。

3. インポートするHCSCコンポーネントのチェックボックスをチェックします。

   

   「フィルタ入力」にキーワードを入力すると，表示されるサービスをフィルタリングできます。

   また，表示されたサービスのチェックボックスをすべてチェックするには［表示中をすべて選択］ボタンをクリックします。逆に，すべてのチェックを解除するには［表示中をすべて解除］ボタンをクリックします。

4. ［終了］ボタンをクリックします。

   HCSCコンポーネントのインポートが，サービス定義XMLファイル単位で実行されます。

   インポートが正常終了した場合は，処理完了を伝えるダイアログが表示されます。

   異常終了を示すダイアログが表示された場合は，コンソールビューを確認してください。コンソールビューにエラーメッセージが表示されているHCSCコンポーネントについては，インポートは実行されていません。コンソールビューのメッセージの内容に従いエラー原因を取り除いてから，再度インポートを実行してください。

   インポート処理が正常に完了したHCSCコンポーネントについては，メッセージは何も表示されません。

   参考

   マッピング定義ファイルについて

   サービス定義XMLファイルに利用できるマッピング定義ファイルは，次に示す2つの形式があります。

   ・マッピング定義ファイル（.mdo）

   ・表形式XMLファイル（.xml）

   それぞれの使用ケースやメリットについては，「6.4.3　データ変換アクティビティに指定するマッピング定義の形式」を参照してください。

   マッピング定義ファイル（.mdo）を利用する場合のインポート手順，およびマッピング定義ファイルの作成方法については，「6.4.4　マッピング定義ファイルを利用する際の注意事項」を参照してください。

   ビジネスプロセスの描画情報ファイルについて

   キャンバス上でのアクティビティの配置やコメントに関わる設定をインポートできます。詳細については「6.4.2　ビジネスプロセスの描画情報の指定」を参照してください。

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