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Cosminexus V11 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム 開発ガイド 基本開発編


2.6.5 XMLスキーマの適用範囲

各サービス部品で利用するXMLスキーマの適用範囲について説明します。

〈この項の構成〉

(1) 利用するXMLスキーマの形式

注意事項
  • SOAPヘッダやSOAPボディの子要素にSOAP固有の属性(mustUnderstand属性,role属性,encodingStyle属性,actor属性,およびrelay属性)が出現した場合,XMLスキーマにこの属性を定義しないでデータ変換アクティビティで変換すると,変換後の変数にSOAP固有の属性が反映されません。また,検証処理実行時に検証エラーが発生します。このため,SOAP固有の属性が出現する場合は,XMLスキーマにxsd:anyAttributeを記述してください。

  • XMLスキーマファイル中の値にパーセントエンコーディングした値を設定する場合,16進数値を大文字で設定してください。例を次に示します。

    正:schemaLocation="%E3%81%82.xsd"

    誤:schemaLocation="%e3%81%82.xsd"

(2) 外部のXMLスキーマを参照する場合の注意事項

XMLスキーマから外部のXMLスキーマを参照して利用する場合の注意事項を,次に示します。