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Cosminexus V11 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム 開発ガイド 基本開発編


2.6 利用できるサービス部品の種類と適用範囲

サービスプラットフォームで提供する標準プロトコルで利用できるサービス部品の種類と適用範囲について説明します。また,各サービス部品で利用するXMLスキーマの適用範囲についても説明します。

標準プロトコルで利用できるサービス部品にはインターフェース情報が定義されている必要があります。サービスプラットフォームで利用できる標準プロトコルのサービス部品の種類を次の表に示します。

表2‒9 利用できるサービス部品の種類

サービス部品の種類

通信形態

プロトコル

Webサービス

同期

SOAP(HTTP)

SessionBean

RMI-IIOP

MDB

非同期

WS-R

DBキュー

JMS

表に示すサービス部品以外に,標準プロトコル以外のシステムと接続してサービス部品を利用することもできます。標準プロトコル以外のシステムと接続した場合のサービス部品の呼び出しの概要については,マニュアル「サービスプラットフォーム 解説」の「2. さまざまなシステムと接続するための機能」を参照してください。

以降の項では,標準プロトコルで利用できるサービス部品ごとの適用範囲と,各サービス部品で利用するXMLスキーマの適用範囲を説明します。

〈この節の構成〉