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Cosminexus V11 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム 解説


10.3.2 共通フォルダ内のファイルの生成

共通フォルダ内にファイルを生成する際,次のファイル名が使用できます。

共通フォルダにファイルを生成するコンポーネントとファイル名の関係を次の表に示します。

表10‒4 共通フォルダにファイルを生成するコンポーネントとファイル名の関係

種別

ユーザ指定

自動生成

HTTPアダプタ

×

SOAPアダプタ

×

上記以外

×

(凡例)

○:ファイル名に使用できます。

×:ファイル名に使用できません。

〈この項の構成〉

(1) ユーザが指定するファイル名

共通フォルダ内にファイルを生成する場合,そのファイル名は要求電文で指定します。

ファイル名は,共通フォルダを起点とした相対パスを含むファイルパスで指定できます。指定したファイルパスに対するサブフォルダが共通フォルダ内に存在しない場合は,ファイルを生成するコンポーネントがサブフォルダを生成します。

(2) 製品が自動生成するファイル名

システム内で一意のIDを動的に採番し,それを出力ファイル名として使用します。一意のIDの生成にはタイムスタンプを使用しているため,時刻補正をする場合には注意してください。

SOAPアダプタの場合は,自動生成するファイルの格納先に共通フォルダを起点とした相対パスを指定できます。指定したファイルパスに対応するサブフォルダが共通フォルダ内に存在しない場合は,ファイルを生成するコンポーネントがサブフォルダを生成します。