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Cosminexus V11 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム 解説


10.3.1 共通フォルダ定義名と対応するパスの定義

共通フォルダはHCSCサーバに対して複数定義できます。共通フォルダ定義名は共通フォルダを識別するために使用します。共通フォルダ1つに対して,共通フォルダ定義名が1つ存在する必要があります。

共通フォルダはシステム構築時にユーザが作成します。作成したフォルダのフルパスをHCSCサーバランタイム定義のcommon-folder-<共通フォルダ定義名>プロパティに記述することで,共通フォルダとして利用できます。

定義例を次に示します。

common-folder-FOLDER1=/usr/share/store/share1
common-folder-FOLDER2=/usr/share/store/share2

デフォルトの共通フォルダ定義名はdefaultです。対応する共通フォルダのパスは次のとおりです。

<インストールディレクトリ>/CSC/spool/ftp/com

HCSCサーバランタイム定義ファイルについては,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「6.5.6 HCSCサーバランタイム定義ファイル」を参照してください。