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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ SOAPアプリケーション開発の手引


3.1.5 DIIを使用してSOAPアプリケーションを開発する場合

DIIを使用したSOAPアプリケーションを開発する場合の流れを示します。

図3‒5 DIIを使用したSOAPアプリケーションの開発

[図データ]

JavaインタフェースからWSDLを生成し,生成したWSDLからサーバで使用するJavaクラス(スケルトン)およびサービスデプロイ定義を生成します。DIIを使用する場合,スタブは使用しません。SOAPサービスの呼び出しに必要な情報をWSDLファイルから取得します。

DIIを使用したSOAPアプリケーションを開発する場合の手順を示します。括弧内の数字は,開発例の参照先を示します。

  1. Javaインタフェース(リモートインタフェース)を作成する(4.1.2

    SOAPアプリケーションのWSDLを作成するために,Javaインタフェース,およびユーザ定義のデータ型クラスを作成します。

  2. WSDLを生成する(4.1.3

    作成したJavaインタフェースから,SOAPアプリケーションのWSDLを生成します。

  3. スケルトンおよびサービスデプロイ定義を生成する(4.1.4

    生成されたWSDLからサーバ側に必要なソースコードであるスケルトンを生成します。

  4. サーバ側の処理を実装する(4.1.5

    スケルトンの生成と同時に生成された実装クラスに,SOAPサービスの実装を記述します。

  5. DIIのクライアント側の処理を実装する(3.8.2

    SOAPサービスを利用するクライアント側の処理を実装します。