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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ SOAPアプリケーション開発の手引


3.1.4 添付ファイルを使用してSOAPアプリケーションを開発する場合

添付ファイルを使用したSOAPアプリケーションを開発する場合の流れを示します。

図3‒4 添付ファイルを使用したSOAPアプリケーションの開発

[図データ]

添付ファイルを使用したSOAPアプリケーションを開発する場合,Javaインタフェース(リモートインタフェース)からWSDLを生成し,生成したWSDLからサーバおよびクライアントに必要な次のファイルを生成します。

添付ファイルを使用したSOAPアプリケーションを開発する場合の手順を示します。括弧内の数字は,開発例の参照先を示します。

  1. Javaインタフェース(リモートインタフェース)を作成する(4.4.2

    SOAPアプリケーションのWSDLを作成するために,Javaインタフェース,およびユーザ定義のデータ型クラスを作成します。

  2. WSDLを生成する(4.4.3

    作成したJavaインタフェースおよびユーザ定義のデータ型クラスから,SOAPアプリケーションのWSDLを生成します。

  3. スケルトンおよびサービスデプロイ定義を生成する(4.4.4

    生成されたWSDLからサーバ側に必要なソースコードであるスケルトンを生成します。同時に,生成したソースコードをSOAPアプリケーションとして利用するためのサービスデプロイ定義を生成します。

  4. サーバ側の処理を実装する(4.4.5

    スケルトン生成時に生成された実装クラスに,SOAPサービスの実装を記述します。

  5. スタブを生成する(4.4.7

    WSDLからクライアント側に必要なソースコードであるスタブを生成します。

  6. クライアント側の処理を実装する(4.4.8

    SOAPサービスを利用するクライアント側の処理を実装します。