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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編


7.1 Management Serverで使用するコマンドの一覧

Management Serverで使用するコマンドの一覧を,次の表に示します。

表7‒1 Management Serverで使用するコマンドの一覧

コマンド名称

分類

概要

adminagentcheck

運用管理エージェントの稼働確認

運用管理エージェントが稼働しているかどうかを確認します。

adminagentctl

運用管理エージェントの起動と停止

運用管理エージェントを起動または停止します。

daemon

デーモンプロセスの起動

Management Server,運用管理エージェントをデーモンプロセスとして起動します。

このコマンドは,UNIX用です。

kill

プロセスの強制停止

プロセスを強制終了します。

このコマンドは,Windows用です。

mngautorun

自動起動および自動再起動の設定/設定解除

Management Serverおよび運用管理エージェントの自動起動および自動再起動を設定します。または,Management Serverおよび運用管理エージェントの自動起動および自動再起動の設定を解除します。

mngenvsetup

管理グループの設定

OSのグループをManager Sever管理グループ,統合ユーザ管理グループに設定します。

このコマンドは,UNIX用です。

mngenvupdate

Management Serverの移行コマンド

Management Serverで管理している情報を,最新のバージョンで使用する形式に移行します。

mngsvr_adapter_setup

アダプタコマンドのセットアップとアンセットアップ

JP1/IM連携で使用するアダプタコマンドのセットアップまたはアンセットアップを実行します。

mngsvr_monitor_setup

モニタ起動コマンドのセットアップとアンセットアップ

JP1/IM連携で使用するモニタ起動コマンドのセットアップまたはアンセットアップを実行します。

このコマンドは,Windows用です。

mngsvrctl

Management Serverの起動/停止/セットアップ

Management Serverを起動または停止します。または,Management Serverの実行に必要なセットアップをします。

mngsvrupdate

Management Serverの移行コマンド

Component Containerのバージョンアップに合わせて,Management Serverで管理している情報を,最新のバージョンで使用する形式に移行します。

mngsvrutil

Management Serverの運用管理コマンド

Management Serverに接続して,運用管理ドメイン内での操作を実行します。

mngunsetup

Management Serverの構築環境の削除

Management Serverおよび運用管理エージェントをアンセットアップし,Management Serverを使用して構築したシステム環境(論理サーバ)を削除します。

mstrexport

Management Server管理ファイルの退避

Management Server管理ファイルを収集してZIP形式で出力します。

mstrimport

Management Server管理ファイルの回復

回復に成功したファイルのパス名を,システムプロパティを含んだ形式で標準出力に出力します。

setupwizard

システムのセットアップ,アンセットアップと複製

セットアップウィザードを起動して,システム環境をセットアップ,アンセットアップまたは複製します。また,セットアップウィザードで使用するセットアップ情報ファイルの内容を表示します。

注意事項

運用管理エージェントまたはManagement Serverの起動に続けて,運用管理コマンド(mngsvrutil)またはSmart Composer機能などでManagement Serverにアクセスする場合,事前に次のどちらかの対策をしてください。

  • 運用管理エージェントまたはManagement Serverの起動時に同期実行を有効にし起動に続けてコマンドを実行する。

  • mngsvrutil checkまたはadminagentcheckコマンドで,Management Serverまたは運用管理エージェントが起動済みであることを確認する。