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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編


adminagentcheck(運用管理エージェントの稼働確認)

〈このページの構成〉

形式

他ホストの運用管理エージェントの稼働状況を確認する場合
adminagentcheck [-t <タイムアウト時間>] [<ホスト名>[:<ポート番号>]]
自ホストの運用管理エージェントの稼働状況を確認する場合
adminagentcheck [-t <タイムアウト時間>]

機能

運用管理エージェントが稼働しているかどうかを,Management Serverを経由しないで確認します。

引数

-t <タイムアウト時間>

運用管理エージェントとの接続タイムアウト時間(単位:秒)を,0〜2147483の整数で指定します。0を指定した場合,タイムアウトは無限と解釈されます。その場合,接続が確立されるまで,またはエラーが発生するまで待ち続けます。このオプションを省略した場合,タイムアウト時間は5(秒)です。

<ホスト名>

運用管理エージェントとの通信で使用するドット記法でのIPアドレス(xxx.xxx.xxx.xxx),または名前解決できるホスト名を指定します。なお,xxxには0〜255の整数を指定します。

<ポート番号>

運用管理エージェントとの通信で使用するポート番号を1〜65535の整数で指定します。

オプションが省略された場合に,adminagent.propertiesに省略値が設定されているときは,その値が使用されます。値が設定されていない場合,またはポート番号に指定できない値が設定されている場合はデフォルト値が使用されます。オプションの省略時に使用されるadminagent.propertiesのプロパティ名,デフォルト値を次に示します。

オプション

プロパティ名

デフォルト値

ホスト名

adminagent.adapter.bind_host

127.0.0.1

ポート番号

adminagent.adapter.port

20295

戻り値

0:

運用管理エージェントは稼働しています。

1:

コマンド実行時エラーです。

指定されたホスト名がアドレス解決できない場合,1となります。

2:

コマンドシンタックスエラーです。

103:

運用管理エージェントは稼働していません。

すべての通信エラーおよびタイムアウト時に,103となります。

注意事項