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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 機能解説 互換編


21.3.2 TimerManagerのライフサイクル

ここでは,TimerManagerのライフサイクルについて説明します。

TimerManagerは,アプリケーション中でJNDIによってルックアップされた時に作成されます。ルックアップされるたびに,新しいTimerManagerが作成されます。作成されたTimerManagerは,アプリケーション中でstopメソッドを実行して,明示的に停止することをお勧めします。stopメソッドを実行しないで自動でTimerManagerを停止することもできますが,その場合,TimerManagerが停止するまでアプリケーションも停止しません。そのため,TimerManagerの停止処理に伴って,アプリケーションの停止にも時間が掛かることがあります。

また,TimerManagerは永続化されません。そのため,JavaVMが終了した場合,作成されたTimerManagerおよびスケジュールされたタイマは破棄されます。

TimerManagerのライフサイクルを次の図に示します。

図21‒5 TimerManagerのライフサイクル

[図データ]