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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 機能解説 保守/移行編


8.20.3 JMSセッションインタフェースのトレース取得ポイントと取得できるトレース情報

〈この項の構成〉

(1) トレース取得ポイントとPRFトレース取得レベル

イベントID,トレース取得ポイント,およびPRFトレース取得レベルについて,次の表に示します。

表8‒126 JMSセッションインタフェースでのトレース取得ポイントの詳細

イベントID

図中の番号

トレース取得ポイント

レベル

0xA61E

5

Session.createSubscriber(topic)の処理開始

A

0xA61F

8

Session.createSubscriber(topic)の処理終了

A

0xA620

1

Session.createBrowser(queue)の処理開始

A

0xA621

4

Session.createBrowser(queue)の処理終了

A

0xA622

1

Session.createBrowser(queue,selector)の処理開始

A

0xA623

4

Session.createBrowser(queue,selector)の処理終了

A

0xA624

5

Session.createSubscriber(topic,selector,noLocal)の処理開始

A

0xA625

8

Session.createSubscriber(topic,selector,noLocal)の処理終了

A

0xA626

5

Session.createDurableSubscriber(topic,name)の処理開始

A

0xA627

8

Session.createDurableSubscriber(topic,name)の処理終了

A

0xA628

5

Session.createDurableSubscriber(topic,name,selector,noLocal)の処理開始

A

0xA629

8

Session.createDurableSubscriber(topic,name,selector,noLocal)の処理終了

A

0xA62A

5

Session.createConsumer(destination)の処理開始

A

0xA62B

8

Session.createConsumer(destination)の処理終了

A

0xA62C

5

Session.createConsumer(destination,selector)の処理開始

A

0xA62D

8

Session.createConsumer(destination,selector)の処理終了

A

0xA62E

5

Session.createConsumer(destination,selector,noLocal)の処理開始

A

0xA62F

8

Session.createConsumer(destination,selector,noLocal)の処理終了

A

0xA630

5

Session.createReceiver(queue)の処理開始

A

0xA631

8

Session.createReceiver(queue)の処理終了

A

0xA632

5

Session.createReceiver(queue,selector)の処理開始

A

0xA633

8

Session.createReceiver(queue,selector)の処理終了

A

0xA634

9

Session.createPublisher(topic)の処理開始

A

0xA635

12

Session.createPublisher(topic)の処理終了

A

0xA636

9

Session.createProducer(destination)の処理開始

A

0xA637

12

Session.createProducer(destination)の処理終了

A

0xA638

9

Session.createSender(queue)の処理開始

A

0xA639

12

Session.createSender(queue)の処理終了

A

0xA63A

13

Session.createQueue()の処理開始

A

0xA63B

16

Session.createQueue()の処理終了

A

0xA63C

13

Session.createTopic()の処理開始

A

0xA63D

16

Session.createTopic()の処理終了

A

0xA63E

13

Session.createTemporaryQueue()の処理開始

A

0xA63F

16

Session.createTemporaryQueue()の処理終了

A

0xA640

13

Session.createTemporaryTopic()の処理開始

A

0xA641

16

Session.createTemporaryTopic()の処理終了

A

0xA642

17

Session.unsubscribe()の処理開始

A

0xA643

20

Session.unsubscribe()の処理終了

A

0xA644

21

Session.commit()の処理開始

A

0xA645

24

Session.commit()の処理終了

A

0xA646

21

Session.rollback()の処理開始

A

0xA647

24

Session.rollback()の処理終了

A

0xA648

25

Session.recover()の処理開始

A

0xA649

26

Session.recover()の処理終了

A

0xA64A

25

Session.close()の処理開始

A

0xA64B

26

Session.close()の処理終了

A

0xA64C

2

ブラウザーの送信先認証を呼び出す直前のCJMSPブローカーによる呼び出し

A

0xA64D

3

ブラウザーの送信先認証を呼び出した直後のCJMSPブローカーによる呼び出し

A

0xA64E

6

コンシューマーを呼び出す直前のCJMSPブローカーによる呼び出し

A

0xA64F

7

コンシューマーを呼び出した直後のCJMSPブローカーによる呼び出し

A

0xA650

10

プロデューサーを呼び出す直前のCJMSPブローカーによる呼び出し

A

0xA651

11

プロデューサーを呼び出した直後のCJMSPブローカーによる呼び出し

A

0xA652

14

送信先作成を呼び出す直前のCJMSPブローカーによる呼び出し

A

0xA653

15

送信先作成を呼び出した直後のCJMSPブローカーによる呼び出し

A

0xA654

18

永続化サブスクライバー作成を呼び出す直前のCJMSPブローカーによる呼び出し

A

0xA655

19

永続化サブスクライバー作成を呼び出した直後のCJMSPブローカーによる呼び出し

A

0xA656

22

セッションコミットを呼び出す直前のCJMSPブローカーによる呼び出し

A

0xA657

23

セッションコミットを呼び出した直後のCJMSPブローカーによる呼び出し

A

0xA658

22

セッションロールバックを呼び出す直前のCJMSPブローカーによる呼び出し

A

0xA659

23

セッションロールバックを呼び出した直後のCJMSPブローカーによる呼び出し

A

0xA65A

22

セッション回復を呼び出す直前のCJMSPブローカーによる呼び出し

A

0xA65B

23

セッション回復を呼び出した直後のCJMSPブローカーによる呼び出し

A

(凡例)A:標準

注※ 図8-82の番号と対応しています。

注意事項
  • イベントIDの0xA644と0xA645,0xA646と0x647に対応するメソッドであるSession.commit()およびSession.rollback()はサポートされていません。

  • イベントIDの0xA65Aと0xA65Bは出力されません。XAトランザクションを使用したとき出力されます。

JMSセッションインタフェースでのトレース取得ポイントを次の図に示します。

図8‒82 JMSセッションインタフェースのトレース取得ポイント

[図データ]

参考

プロデューサーまたはコンシューマーの作成の間,destinationが作成されます。このため,createProducer()メソッドおよびcreateConsumer()メソッドでは,イベントID 0xa652および0xa653が呼び出される可能性があります。

(2) 取得できるトレース情報

JMSセッションインタフェースで取得できるトレース情報を次の表に示します。

表8‒127  JMSセッションインタフェースで取得できるトレース情報

図中の番号

イベントID

レベル

取得できる情報

インタフェース名

オペレーション名

オプション

1

0xA620

A

キュー名

0xA622

A

セレクタ文字列

2

0xA64C

A

3

0xA64D

A

4

0xA621

A

0xA623

A

5

0xA61E

A

トピック名

0xA624

A

セレクタ文字列

0xA626

A

0xA628

A

セレクタ文字列

0xA62A

A

送信先名

0xA62C

A

セレクタ文字列

0xA62E

A

0xA630

A

キュー名

0xA632

A

セレクタ文字列

6

0xA64E

A

7

0xA64F

A

8

0xA61F

A

0xA625

A

0xA627

A

0xA629

A

0xA62B

A

0xA62D

A

0xA62F

A

0xA631

A

0xA633

A

9

0xA634

A

トピック名

0xA636

A

送信先名

0xA638

A

キュー名

10

0xA650

A

11

0xA651

A

12

0xA635

A

0xA637

A

0xA639

A

13

0xA63A

A

キュー名

0xA63C

A

トピック名

0xA63E

A

0xA640

A

14

0xA652

A

15

0xA653

A

16

0xA63B

A

0xA63D

A

0xA63F

A

0xA641

A

17

0xA642

A

18

0xA654

A

19

0xA655

A

20

0xA643

A

21

0xA644

A

0xA646

A

0xA648

A

22

0xA656

A

0xA658

A

0xA65A

A

23

0xA657

A

0xA659

A

0xA65B

A

24

0xA645

A

0xA647

A

0xA649

A

25

0xA64A

A

26

0xA64B

A

(凡例)A:標準 −:該当なし

注※ 図8-82の番号と対応しています。