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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 機能解説 保守/移行編


8.20.4 JMSメッセージ,プロデューサー,コンシューマーとキューブラウザーのトレース取得ポイントと取得できるトレース情報

〈この項の構成〉

(1) トレース取得ポイントとPRFトレース取得レベル

イベントID,トレース取得ポイント,およびPRFトレース取得レベルについて,次の表に示します。

表8‒128 JMSメッセージ,プロデューサー,コンシューマーとキューブラウザーでのトレース取得ポイントの詳細

イベントID

図中の番号

トレース取得ポイント

レベル

0xA65C

1

MessageProducer.send(msg)の処理開始

A

0xA65D

4

MessageProducer.send(msg)の処理終了

A

0xA65E

1

MessageProducer.send(msg,deliveryMode,priority,timeToLive)の処理開始

A

0xA65F

4

MessageProducer.send(msg,deliveryMode,priority,timeToLive)の処理終了

A

0xA660

1

MessageProducer.send(destination,msg)の処理開始

A

0xA661

4

MessageProducer.send(destination,msg)の処理終了

A

0xA662

1

MessageProducer.send(destination,msg,deliveryMode,priority,timeToLive)の処理開始

A

0xA663

4

MessageProducer.send(destination,msg,deliveryMode,priority,timeToLive)の処理終了

A

0xA664

9

MessageProducer.close()の処理開始

A

0xA665

10

MessageProducer.close()の処理終了

A

0xA666

5

MessageConsumer.receive()の処理開始

A

0xA667

8

MessageConsumer.receive()の処理終了

A

0xA61A

5

MessageConsumer.receive(timeout)の処理開始

A

0xA61B

8

MessageConsumer.receive(timeout)の処理終了

A

0xA668

5

MessageConsumer.receiveNoWait()の処理開始

A

0xA669

8

MessageConsumer.receiveNoWait()の処理終了

A

0xA66A

9

MessageConsumer.close()の処理開始

A

0xA66B

10

MessageConsumel.close()の処理終了

A

0xA66C

11

QueueBrowser.getEnumeration()の処理開始

A

0xA66D

14

QueueBrowser.getEnumeration()の処理終了

A

0xA66E

15

Message.acknowledge()の処理開始

A

0xA66F

18

Message.acknowledge()の処理終了

A

0xA670

2

JMSメッセージの書き込みを呼び出す直前のCJMSPブローカーによる呼び出し

A

0xA671

3

JMSメッセージの書き込みを呼び出した直後のCJMSPブローカーによる呼び出し

A

0xA672

6

JMSメッセージの受信を呼び出す直前のCJMSPブローカーによる呼び出し

A

0xA673

7

JMSメッセージの受信を呼び出した直後のCJMSPブローカーによる呼び出し

A

0xA674

12

全JMSメッセージの配信を呼び出す直前のCJMSPブローカーによる呼び出し

A

0xA675

13

全JMSメッセージの配信を呼び出した直後のCJMSPブローカーによる呼び出し

A

0xA676

16

JMSメッセージの承認を呼び出す直前のCJMSPブローカーによる呼び出し

A

0xA677

17

JMSメッセージの承認を呼び出した直後のCJMSPブローカーによる呼び出し

A

(凡例)A:標準

注※ 図8-83の番号と対応しています。

注意事項
  • トランザクションを使用した場合,またはacknowledgementモードをCLIENT_ACKNOWLEDGE以外に設定した場合は,メッセージを受信するとイベントIDの0xA676と0xA677が出力されます。

  • Message-driven Beanを実行した場合は,イベントIDの0xA672と0xA673のルートアプリケーション情報が不正な状態になります。

JMSメッセージ,プロデューサー,コンシューマーとキューブラウザーでのトレース取得ポイントを次の図に示します。

図8‒83 JMSメッセージ,プロデューサー,コンシューマーとキューブラウザーのトレース取得ポイント

[図データ]

(2) 取得できるトレース情報

JMSメッセージ,プロデューサー,コンシューマーとキューブラウザーで取得できるトレース情報を次の表に示します。

表8‒129 JMSメッセージ,プロデューサー,コンシューマーとキューブラウザーで取得できるトレース情報

図中の番号

イベントID

レベル

取得できる情報

インタフェース名

オペレーション名

オプション

1

0xA65C

A

送信先名

0xA65E

A

優先

0xA660

A

0xA662

A

優先

2

0xA670

A

3

0xA671

A

4

0xA65D

A

0xA65F

A

0xA661

A

0xA663

A

5

0xA666

A

送信先名

0

0xA61A

A

タイムアウト

0xA668

A

6

0xA672

A

7

0xA673

A

8

0xA667

A

0xA61B

A

0xA669

A

9

0xA664

A

0xA66A

A

10

0xA665

A

0xA66B

A

11

0xA66C

A

12

0xA674

A

13

0xA675

A

14

0xA66D

A

15

0xA66E

A

16

0xA676

A

17

0xA677

A

18

0xA66F

A

(凡例)A:標準 −:該当なし

注※ 図8-83の番号と対応しています。