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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 機能解説 運用/監視/連携編


16.3.4 クラスタの設定

クラスタに対して,次の設定を実施します。

〈この項の構成〉

(1) スクリプトファイルの作成

Management Server,運用管理エージェント,およびアプリケーションサーバを起動・停止するためのスクリプトファイルを作成します。また,スクリプトファイルでクラスタの監視方法を決めておく必要があります。スクリプトファイルの作成については,使用するOSのマニュアルを参照してください。

ここでは,ホスト単位管理モデルを対象にした系切り替えの監視対象および監視方法について説明します。

(a) 監視対象

  • Management Server

  • 運用管理エージェント

  • 論理サーバ

注※

論理サーバが異常停止状態(自動再起動回数を超えた状態,自動再起動回数の設定が0の場合で障害を検知した状態)になったタイミングで系切り替えが実行されます。mserver.properties(Management Server環境設定ファイル)の次のキーを設定してください。

com.cosminexus.mngsvr.logical_server_abnormal_stop.exit=true

Management Serverに自動再起動を設定している場合,このタイミングでは系切り替えが実行されません。このタイミングで系切り替えを実行する場合は,Management Serverに自動再起動を設定しないでください。

ただし,実行系が2台以上ある場合は,待機系で複数の実行系のシステムが稼働する可能性があるため,com.cosminexus.mngsvr.logical_server_abnormal_stop.exitキーにtrueを指定しないでください。

(b) 監視方法

ホスト単位管理モデルを対象にした系切り替えで実施する監視方法を次に示します。

使用する運用または環境に合わせて,次のどちらかの方法を使用してください。

  • プロセス監視

    監視処理にあまり負荷はかかりません。

  • プロセス監視とヘルスチェック

    プロセス監視だけの場合より監視する精度は高くなりますが,監視処理に多少負荷が掛かります。

なお,論理サーバを監視対象とする場合は,「(a) 監視対象」の注意事項を参照してください。

  • プロセス監視

    Management Serverのプロセスの有無を監視します。監視するプロセス名を次に示します。

    表16‒3 監視するプロセス

    監視対象

    プロセス名

    Windowsの場合

    UNIXの場合

    Management Server

    mngsvr.exe

    cjstartsv※1,※2

    運用管理エージェント

    adminagent.exe

    adminagent

    論理サーバ

    mngsvr.exe

    cjstartsv※1

    注※1 cjstartsvプロセスはJ2EEサーバのプロセス名と同一です。

    サーバ名でManagement Serverのプロセスを識別してください。

    注※2 Management Serverのコマンドライン名は次の文字列で始まります。

    /opt/Cosminexus/CC/server/bin/cjstartsv cosmi_m

    cosmi_mはデフォルトのサーバ名です。Management Serverをcosmi_m以外のサーバ名でセットアップした場合はサーバ名を変更してください。

  • ヘルスチェック

    Management Serverのプロセスの有無および存在しているプロセスが稼働しているかどうかを監視します。Management Serverで次のコマンドを実行して確認します。

    • Management Serverおよび論理サーバを監視する場合

      mngsvrutilコマンド

    • 運用管理エージェントを監視する場合

      adminagentcheckコマンド

(2) クラスタソフトウェアの環境設定

クラスタソフトウェアの環境設定については,使用するクラスタソフトウェアのマニュアルを参照してください。