7.4.2　前提条件

データベース監査証跡連携機能を使用してデータベース監査証跡にアプリケーションサーバのシステムの情報を出力するには，次の表に示すデータベース，およびDBConnectorを使用している必要があります。

表7‒2　データベース監査証跡連携機能を使用できるデータベースとDBConnector

データベース	使用するDBConnector
HiRDB（バージョン08-02以降）	HiRDB Type4 JDBC Driverに対応した次のDB Connector DBConnector_HiRDB_Type4_CP.rar DBConnector_HiRDB_Type4_XA.rar DBConnector_HiRDB_Type4_CP_Cosminexus_RM.rar DBConnector_HiRDB_Type4_XA_Cosminexus_RM.rar

J2EEアプリケーションで，DBConnectorからデータベースへのアクセスを実装している場合に，そのアクセスがJava EEおよびアプリケーションサーバの仕様でDBConnectorからのアクセスが許可されているメソッドまたはその延長の処理内であれば，データベース監査証跡連携機能が動作します。データベース監査証跡連携機能が動作することで，アプリケーションサーバのシステムの情報をデータベース監査証跡に出力できます。

次の場合はデータベース監査証跡連携機能が動作しないため，データベース監査証跡にアプリケーションサーバのシステムの情報は出力されません。

• 表7-2以外のDBConnectorを使用した場合

• データベースが提供しているJDBCドライバから直接コネクションを取得してデータベースにアクセスした場合

• データベースが提供しているデータベース監査証跡機能のAPIを使用した場合

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