Hitachi

Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 機能解説 拡張編


4.5.1 スケジューリング機能を使用したバッチアプリケーションの状態遷移

ここでは,スケジューリング機能を使用したバッチアプリケーションの状態遷移について説明します。

バッチアプリケーションの状態遷移を次の図に示します。

図4‒6 バッチアプリケーションの状態遷移(スケジューリング機能を使用する場合)

[図データ]

バッチアプリケーションの各状態の説明を次の表に示します。

表4‒3 バッチアプリケーションの各状態の説明

バッチアプリケーションの状態

説明

WAITING

バッチサーバでほかのバッチアプリケーションが実行中のため,スケジュールキュー内で待機している状態です。

RUNNING

バッチアプリケーションがバッチサーバ上にある状態です。

FORCESTOPPING

バッチ強制停止コマンドによって,スケジュールキュー内のバッチアプリケーションが削除を予約された状態です。

バッチアプリケーションの状態は,バッチアプリケーション情報から確認できます。バッチアプリケーション情報の表示方法については,「4.5.4 バッチアプリケーション情報の一覧表示」を参照してください。