Hitachi

Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 機能解説 拡張編


4.4 スケジューリング機能使用時のバッチアプリケーション実行環境の構築と運用

この節では,バッチアプリケーションの実行環境の構築や,運用について説明します。

バッチアプリケーションの実行環境は,スケジューリング機能を使用する場合も,Smart Composer機能と,サーバ管理コマンドを使用して構築します。バッチアプリケーションの実行環境の運用手順や,使用できる運用機能は,スケジューリング機能を使用しない場合と同じです。

バッチアプリケーションの実行環境の構築手順については,「2.2.3(1) バッチアプリケーションの実行環境の構築」を参照してください。ただし,スケジューリング機能を使用する場合は,バッチサーバの定義や構築に加えて,CTM,スマートエージェントなどの環境設定や構築が必要になります。CTM,スマートエージェントなどの構築にもSmart Composer機能を使用します。詳細は,マニュアル「アプリケーションサーバ システム構築・運用ガイド」の「4.6 バッチアプリケーションを実行するシステムの構築」を参照してください。バッチアプリケーションの実行環境でできる運用や,運用手順については,「2.2.3(2) バッチアプリケーションの実行環境の運用」を参照してください。

また,スケジューリング機能を使用したシステムでも,JP1やクラスタソフトウェアと連携できます。詳細は,「2.2.3(3) ほかのプログラムとの連携」を参照してください。