Hitachi

Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)


16.3.5 cosminexus.xmlの作成例

テキストエディタを使ったcosminexus.xmlの作成例を示します。ここでは,次のDDの定義内容を基にcosminexus.xmlを作成します。

標準DDの定義内容
  • Webアプリケーションのモジュール名:war/webapp.war

  • Servlet名:MyServ

  • Servlet(MyServ)から参照するリソース名:DB_Connector_for_Oracle

cosminexus.xmlの作成例を図で説明します。

図16‒6 cosminexus.xmlの作成例

[図データ]

図中の1.〜3.について説明します。

  1. テンプレートファイルを基に,cosminexus.xmlを作成する。

    テンプレートファイルをコピーしてEARまたはアプリケーションディレクトリ内に格納します。コピーしたテンプレートファイルは,テキストエディタを使って編集します。

  2. EJB/Servletおよびリンク解決を特定するキー(モジュール名やリソース名)を設定する。

    DDで定義した情報と関連づけるキーを設定します。ここでは,Webアプリケーションのモジュール名,および参照しているリソース名を設定しています。

  3. リンク解決したいリソース名を設定する。

    2.で設定したキーのリンク解決をするリソースを設定します。

なお,cosminexus.xmlの定義内容の詳細については,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(アプリケーション/リソース定義)」の「2.1 アプリケーション属性ファイル(cosminexus.xml)の指定内容」を参照してください。