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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)


16.3.4 cosminexus.xmlの作成

cosminexus.xmlを含むアプリケーションを作成するには,あらかじめ作成したcosminexus.xmlをアプリケーションに含める必要があります。cosminexus.xmlを作成する方法を次に示します。

図16‒5 cosminexus.xmlを作成する方法

[図データ]

cosminexus.xmlを作成する方法には,DeveloperのWTPを使って作成する方法とテキストエディタを使って作成する方法があります。それぞれの方法を,図中の(1)〜(3)に沿って説明します。

〈この項の構成〉

(1) Developerを使って作成する方法

アプリケーションサーバでは,DeveloperのWTPを使ってcosminexus.xmlを作成できます。DeveloperのWTPを使ってcosminexus.xmlを作成する方法については,マニュアル「アプリケーションサーバ アプリケーション開発ガイド」の「5.3.1 cosminexus.xmlの作成」を参照してください。

(2) テンプレートを使って作成する方法

テキストエディタを使ってcosminexus.xmlを作成する場合,テンプレートファイルを使用すると容易に作成できます。

テンプレートの格納場所を次に示します。

テンプレートの格納場所
  • Windowsの場合

    <Application Serverのインストール先>\CC\admin\templates\cosminexus.xml

  • UNIXの場合

    /opt/Cosminexus/CC/admin/templates/cosminexus.xml

テンプレートをコピーしてアーカイブファイルまたは展開先ディレクトリ内に格納します。

cosminexus.xmlの格納先を次に示します。

EARファイルをインポートする場合
  • EAR内の格納先(アーカイブ形式のアプリケーションの場合)

    <EARのルート>/META-INF/cosminexus.xml

  • アプリケーションディレクトリ内の格納先(展開ディレクトリ形式のアプリケーション場合)

    展開ディレクトリ形式のアプリケーションでのcosminexus.xmlの格納先については,「18.4.2 アプリケーションディレクトリの構成」を参照してください。

WARファイルをインポートする場合

cosminexus.xmlの格納先は,cjimportwarコマンドで指定します。cjimportwarコマンドの詳細については,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編」の「cjimportwar(WARアプリケーションのインポート)」を参照してください。

注意事項

テンプレートには,DOCTYPE要素に指定するスキーマ定義ファイルの格納先として,アプリケーションサーバのインストール先の書き換えを前提としたURI「file:///<アプリケーションサーバのインストール先>/CC/admin/dtds/cosminexus_8_0.dtd」が記載されています。J2EEサーバはこのURIを参照しないため,書き換える必要はありません。ただし,XMLエディタなどで使用する場合は,使用する環境に合わせてこのURIを書き換えてください。

(3) テンプレートを使わないで作成する方法

テンプレートを使わないでcosminexus.xmlを作成する場合は,マニュアルを基に,テキストエディタを使ってアプリケーションサーバ独自の情報を定義します。テキストエディタを使ってcosminexus.xmlの作成する場合に必要なDOCTYPE要素,およびcosminexus.xmlの定義内容については,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(アプリケーション/リソース定義)」の「2. アプリケーション属性ファイル(cosminexus.xml)」を参照してください。