5.3.14 HCSCサーバのセットアップ情報を確認する
HCSCサーバのセットアップ情報を参照する前提条件と参照方法について次に説明します。
(1) 前提条件
HCSCサーバのセットアップ情報を参照するには,HCSCサーバが停止状態または起動状態である必要があります。
HCSCサーバの状態の確認方法については,「5.3.15 HCSCサーバの情報を確認する」を参照してください。
(2) 参照方法
HCSCサーバのセットアップ情報を参照するには,運用環境でcscutilコマンドを実行します。-targetオプションにserverを,また-operationオプションにget_setup_infoを指定します。cscutilコマンドを実行すると,HCSCサーバセットアップ定義ファイルの内容が表示されます。
HCSCサーバセットアップ定義ファイルの詳細については,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「6.4.3 HCSCサーバセットアップ定義ファイル」を参照してください。
また,cscutilコマンドの詳細については,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「cscutil(各種操作)」を参照してください。
cscutilコマンドの実行形式は,プロパティ定義ファイルを使用するかどうかによって異なります。
- プロパティ定義ファイルを使用しない場合
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-propsオプションにHCSCサーバ名を指定します。
cscutil -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -mng <Manager名> -target server -operation get_setup_info -props "CSCSrvName=<HCSCサーバ名>"
cscutilコマンドに指定するManager名およびHCSCサーバ名は,cscreplsコマンドで確認できます。cscreplsコマンドの詳細については,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「cscrepls(リポジトリ情報の表示)」を参照してください。
- プロパティ定義ファイルを使用する場合
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-propfileオプションにプロパティ定義ファイル名を指定します。プロパティ定義ファイルは,J2SEのプロパティファイル形式であらかじめ作成しておく必要があります。
cscutil -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -mng <Manager名> -target server -operation get_setup_info -propfile <プロパティ定義ファイル名>