3.5.5 HCSC本番環境簡易セットアップで使用する定義ファイル
HCSC本番環境簡易セットアップ機能を利用してセットアップする場合,テンプレートファイルを利用して定義ファイルを作成します。また,作成した定義ファイルを変更することで,セットアップした情報を変更できます。
テンプレートファイルは次のディレクトリに格納されています。
- SOAP1.1モードのテンプレートファイル
<サービスプラットフォームのインストールディレクトリ>\CSC\config\manager\templates\hsetup\esb
- SOAP1.1/1.2併用モードのテンプレートファイル(推奨モードの場合)
<サービスプラットフォームのインストールディレクトリ>\CSC\config\manager\templates\hsetup\esb_1.1_1.2mode_v11
- SOAP1.1/1.2併用モードのテンプレートファイル(V9互換モードの場合)
<サービスプラットフォームのインストールディレクトリ>\CSC\config\manager\templates\hsetup\esb_1.1_1.2mode
HCSC本番環境簡易セットアップで使用する定義ファイルとテンプレートファイルの提供有無を次の表に示します。なお,この項では,定義ファイルを作成・変更するときに編集する項目,およびHCSC本番環境簡易セットアップでデフォルト値と異なる値が設定される項目について説明します。ここで説明する以外の項目および定義ファイルの詳細については,表の「参照先マニュアル」および「参照個所」に示すマニュアル記載個所を参照してください。
項番 |
定義ファイル名 |
セットアップ時の作成可否 |
変更可否 |
テンプレートファイルの有無 |
参照先マニュアル |
参照個所 |
|
---|---|---|---|---|---|---|---|
SOAP1.1モード |
SOAP1.1/1.2併用モード |
||||||
1 |
Manager設定ファイル(manager.cfg) |
◎ |
− |
あり |
あり |
アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義) |
|
2 |
運用管理エージェントプロパティファイル(adminagent.properties) |
◎ |
− |
あり |
あり |
||
3 |
Management Server環境設定ファイル(mserver.properties) |
◎ |
− |
あり |
あり |
||
4 |
クライアント共通設定プロパティファイル(cmxclient.properties) |
◎ |
− |
あり |
あり |
||
5 |
クライアント側共通定義ファイル(mngsvrutilcl.properties) |
◎ |
− |
あり |
あり |
||
6 |
snapshotログ一次送付対象定義ファイル(snapshotlog.conf) |
○ |
− |
なし |
なし |
||
7 |
snapshotログ二次送付対象定義ファイル(snapshotlog.2.conf) |
○ |
− |
なし |
なし |
||
8 |
サーバ定義ファイル(SOAP通信基盤)(c4websv.cfg) |
◎ |
− |
あり |
なし |
アプリケーションサーバ SOAPアプリケーション開発の手引 |
|
9 |
共通定義ファイル(SOAP通信基盤)(c4webcom.cfg) |
◎ |
− |
あり |
なし |
||
10 |
HCSC-Manager定義ファイル(cscmng.properties) |
◎ |
− |
あり |
あり |
サービスプラットフォーム リファレンス |
|
11 |
HCSC-Managerコマンド共通定義ファイル(csccmd.properties) |
◎ |
− |
あり |
あり |
||
12 |
HCSCサーバ構成定義ファイル(cscsvsetup.xml) |
◎ |
− |
あり |
あり |
||
13 |
HCSCサーバセットアップ定義ファイル(cscsvsetup.properties) |
◎ |
− |
あり |
あり |
||
14 |
HCSCサーバランタイム定義ファイル(cscsvconfig.properties) |
◎ |
− |
あり |
あり |
||
15 |
ユーザ定義受付ランタイム定義ファイル(cscurcptnconfig_id.properties) |
△ |
○※ |
あり |
あり |
||
16 |
サービス情報変更定義ファイル(cscadpconfig.properties) |
△ |
○※ |
あり |
あり |
||
17 |
簡易構築定義ファイル(SOA.xml) |
◎ |
○※ |
あり |
あり |
アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義) |
|
18 |
HTTP Server定義ファイル(httpsd.conf) |
△ |
× |
なし |
なし |
HTTP Server |
特定個所に該当しません。 |
19 |
cscsetupコマンド定義ファイル(cscsetup.properties) |
○ |
− |
あり |
あり |
サービスプラットフォーム リファレンス |
変更する情報 |
変更する定義ファイル |
注意事項 |
---|---|---|
サービス情報 |
サービス情報変更定義ファイル(cscadpconfig.properties) |
定義ファイルのファイル名は変更しないでください。 |
ユーザ定義受付の定義情報 |
ユーザ定義受付ランタイム定義ファイル(cscurcptnconfig_id.properties) |
− |
サーバの定義情報 |
簡易構築定義ファイル(SOA.xml) |
定義ファイルのファイル名は変更しないでください。 構築済みの環境のSOAPモードを変更した場合の動作は保証しません。 |
- 〈この項の構成〉
-
(1) 定義ファイルの説明形式
この項での定義ファイルの説明形式を次に示します。
- ファイル名
-
定義ファイルの名称を示します。
- 説明
-
定義ファイルの説明を示します。
- ファイルの格納先
-
定義ファイルの格納先を示します。
- 編集する項目※
-
定義ファイルを作成・変更するときに編集する項目を示します。
- デフォルト値と異なる値が設定される項目※
-
HCSC本番環境簡易セットアップを利用してセットアップした場合に,デフォルト値と異なる値が設定される項目を示します。
- 注※
-
これらの項目の表の内容を次に示します。
- カテゴリ
-
定義ファイルの項目をカテゴリ分けしています。
- 項目名
-
定義ファイルを作成・変更するときに編集する項目,およびHCSC本番環境簡易セットアップでデフォルト値と異なる値が設定される項目の名称を示します。
- <param-name>に指定する(または,指定されている)パラメタ
-
<param-name>タグに指定するパラメタ,または指定されているパラメタを示します。簡易構築定義ファイル(SOA.xml)にだけ該当します。
- デフォルト値
-
定義ファイルのデフォルト値を示します。項目の値を省略した場合は,デフォルト値が仮定されます。
- HCSC本番環境簡易セットアップで設定される値
-
HCSC本番環境簡易セットアップを利用してセットアップした場合に,定義ファイルに設定される値を示します。
- 説明
-
項目の説明を示します。
- <param-value>に指定する内容
-
<param-value>タグに指定する内容を示します。簡易構築定義ファイル(SOA.xml)にだけ該当します。
(2) Manager設定ファイル
- ファイル名
-
manager.cfg
- 説明
-
Management Server,運用管理エージェント,それぞれで動作するコンポーネントやコマンドに共通な設定をします。
- 編集する項目
-
項目名
デフォルト値
HCSC本番環境簡易セットアップで設定される値
説明
com.cosminexus.manager.log.dir※
<Managerのインストールディレクトリ>\log
−
Managerのログ出力ディレクトリを指定します。
- デフォルト値と異なる値が設定される項目
-
項目名
デフォルト値
HCSC本番環境簡易セットアップで設定される値
説明
com.cosminexus.manager.log.compatible
true
false
Managerのログの上位互換性を指定します。
(3) 運用管理エージェントプロパティファイル
- ファイル名
-
adminagent.properties
- 説明
-
運用管理エージェント本体に関する設定をします。
- 編集する項目
-
項目名
デフォルト値
HCSC本番環境簡易セットアップで設定される値
説明
adminagent.adapter.port※
20295
20295
運用管理エージェントが使用するポート番号を指定します。簡易構築定義ファイル(SOA.xml)の<host>下の<agent-port>の値と合わせる必要があります。
adminagent.snapshotlog.log_dir※
<manager.cfgのcom.cosminexus.manager.log.dirで指定したディレクトリ>\snapshot
−
snapshotログの出力先ディレクトリを文字列で指定します。
adminagent.j2ee.watch.interval
10
10
J2EEサーバの動作確認間隔を秒単位で指定します。
adminagent.hws.watch.interval
10
10
HTTP Serverの動作確認間隔を秒単位で指定します。
adminagent.j2ee.watch.retry_count
1
1
J2EEサーバの動作確認で,動作確認処理に失敗した場合にリトライする回数を指定します。
adminagent.hws.watch.retry_count
1
1
HTTP Serverサーバの動作確認で,動作確認処理に失敗した場合にリトライする回数を指定します。
adminagent.j2ee.watch.start_time
45
45
J2EEサーバの起動で,起動コマンドを実行してから動作確認を開始するまでの時間を秒単位で指定します。
adminagent.hws.watch.start_time
0
0
HTTP Serverの起動で,起動コマンドを実行してから動作確認を開始するまでの時間を秒単位で指定します。
adminagent.j2ee.watch.timeout
60
60
J2EEサーバの動作確認で,タイムアウトするまでの時間を秒単位で指定します。
adminagent.hws.watch.timeout
60
60
HTTP Serverの動作確認で,タイムアウトするまでの時間を秒単位で指定します。
- デフォルト値と異なる値が設定される項目
-
項目名
デフォルト値
HCSC本番環境簡易セットアップで設定される値
説明
adminagent.adapter.allowedHosts
−
localhost
サーバへのアクセスを許可するホスト名またはIPアドレスを指定します。
adminagent.adapter.bind_host
localhost
−
運用管理エージェントとの通信で使用するホスト名またはIPアドレスを指定します。
adminagent.hws.watch.method
HEAD
OPTIONS
adminagent.hws.watch.levelで2を指定したときのHTTP Serverの動作確認用HTTPメソッドを指定します。
adminagent.snapshotlog.num_snapshots
10
4
一次資料として収集する,論理サーバごとのsnapshotログファイル数を指定します。
adminagent.snapshotlog.listfile.2.num_snapshots
10
4
二次資料として収集する,論理サーバごとのsnapshotログファイル数を指定します。
adminagent.j2ee.process.console_log.enabled
false
true
J2EEサーバのコンソール出力情報をコンソールログに出力するかどうかを指定します。
(4) Management Server環境設定ファイル
- ファイル名
-
mserver.properties
- 説明
-
Management Serverが使用するポート番号の設定や,障害検知時コマンドの動作を設定します。
- 編集する項目
-
カテゴリ
項目名
デフォルト値
HCSC本番環境簡易セットアップで設定される値
説明
Management Serverが使用するポート番号の設定
webserver.connector.ajp13.port※
−
28009
Management Server内部通信用ポート番号を指定します。
webserver.connector.http.port※
−
28080
Management Server接続HTTPポート番号を指定します。クライアント共通設定プロパティファイル(cmxclient.properties)のcmx.connect.hostの値と,クライアント側共通定義ファイル(mngsvrutilcl.properties)のmngsvrutil.connect.hostの値と合わせる必要があります。
webserver.shutdown.port※
−
28005
Management Server終了要求受信ポート番号を指定します。
ejbserver.naming.port※
28900
28900
Management Serverが内部の管理用に使用するポート番号を指定します。
webserver.connector.http.permitted.hosts※
未定義の場合:*
未設定の場合:localhost
*
Management Serverへのアクセスを許可するホストおよび運用管理エージェント稼働ホストのIPアドレスまたはホスト名を指定します。
障害検知時コマンドの動作の設定
com.cosminexus.mngsvr.management.port※
28099
28099
Management Serverリモート管理機能への外部接続ポート番号を指定します。
com.cosminexus.mngsvr.management.listen.port※
0
0
Management Serverリモート管理機能への外部接続時に作成する,クライアント接続用のポート番号を指定します。
HCSCの動作モードの設定
ejbserver.server.edition.settingforce
Smart
−
Management ServerをHCSC-Managerから利用するか否かを指定します。
-
Smart
Management ServerをHCSC-Managerから利用しない。
-
<指定なし>
Management ServerをHCSC-Managerから利用する。
Smartが設定されるとejbserver.naming.portの設定は無視されます。
-
- デフォルト値と異なる値が設定される項目
-
カテゴリ
項目名
デフォルト値
HCSC本番環境簡易セットアップで設定される値
説明
障害検知時コマンドの動作の設定
com.cosminexus.mngsvr.management.enabled
false
true
Management Serverリモート管理機能を有効にするかどうかを指定します。
com.cosminexus.mngsvr.management.connector.enabled
false
true
Management Serverリモート管理機能への外部接続を有効にするかどうかを指定します。
com.cosminexus.mngsvr.management.host
−
localhost
Management Serverリモート管理機能への外部接続のホスト固定を行う場合に,ホスト名,またはIPアドレスを指定します。
java.rmi.server.hostname
−
localhost
Management Serverリモート管理機能への外部接続のホスト固定を行う場合に,ホスト名,またはIPアドレスを指定します。
(5) クライアント共通設定プロパティファイル
- ファイル名
-
cmxclient.properties
- 説明
-
Smart Composer機能で提供するコマンドの共通引数のデフォルト値を設定します。すべてのクライアントで共通のデフォルト値を設定する場合に使用します。
- 編集する項目
-
項目名
デフォルト値
HCSC本番環境簡易セットアップで設定される値
説明
cmx.apply_user※
−
SYSTEM,Administrator
このファイルを適用するクライアントのOSのユーザIDを指定します。
cmx.connect.host※
−
localhost:28080
共通引数の-mオプション省略時に仮定するホスト名,およびポート番号を指定します。Management Server環境設定ファイル(mserver.properties)のwebserver.connector.http.portの値と,クライアント側共通定義ファイル(mngsvrutilcl.properties)のmngsvrutil.connect.hostの値と合わせる必要があります。
- デフォルト値と異なる値が設定される項目
-
項目名
デフォルト値
HCSC本番環境簡易セットアップで設定される値
説明
cmx.connect.userid
−
admin
共通引数の-uオプション省略時に仮定するユーザIDを指定します。
cmx.connect.passwd
−
admin
共通引数の-pオプション省略時に仮定するパスワードを指定します。
cmx.verbose
false
true
共通引数の-verboseオプションをデフォルトにする場合はtrueを,-noverboseオプションをデフォルトにする場合はfalseを指定します。
cmx.websystem.name
−
SOA
次に示すコマンドの-sオプション省略時に,Webシステム名を設定します。
-
cmx_build_system
-
cmx_delete_system
-
cmx_list_model
-
cmx_list_status
-
cmx_resume_lb
-
(6) クライアント側共通定義ファイル
- ファイル名
-
mngsvrutilcl.properties
- 説明
-
mngsvrutilコマンドのオプションのデフォルト値を共通定義として設定します。
- 編集する項目
-
項目名
デフォルト値
HCSC本番環境簡易セットアップで設定される値
説明
mngsvrutil.apply_user※
−
SYSTEM,Administrator
mngsvrutilコマンドまたはアダプタコマンドを実行する時のOSユーザで,クライアント側共通定義ファイルを適用するユーザを指定します。
mngsvrutil.connect.host※
−
localhost:28080
mngsvrutilコマンドの-mオプションに指定するManagement Serverのホスト名,およびポート番号を指定します。Management Server環境設定ファイル(mserver.properties)のwebserver.connector.http.portの値と,クライアント共通設定プロパティファイル(cmxclient.properties)のcmx.connect.hostの値と合わせる必要があります。
- デフォルト値と異なる値が設定される項目
-
項目名
デフォルト値
HCSC本番環境簡易セットアップで設定される値
説明
mngsvrutil.connect.password
−
admin
mngsvrutilコマンドの-pオプションに指定するパスワードを指定します。
mngsvrutil.connect.userid
−
admin
mngsvrutilコマンドの-uオプションに指定するユーザIDを指定します。
mngsvrutil.target_name
−
J2EEServer
mngsvrutilコマンドの-tオプションに指定する論理サーバ名またはホスト名を指定します。
(7) snapshotログ一次送付対象定義ファイル
- ファイル名
-
snapshotlog.conf
- 説明
-
snapshotログとして収集する一次送付資料の対象ファイルを定義します。このファイルはテンプレートファイルを提供していません。
- ファイルの格納先
-
<サービスプラットフォームのインストールディレクトリ>\manager\config
- 編集する項目
-
カテゴリ
項目名
デフォルト値
HCSC本番環境簡易セットアップで設定される値
説明
収集対象ディレクトリ
%val%※
−
−
HCSC-Managerのログファイルの出力先を指定します。
cscmng.propertiesのcscmng.log.dirをカスタマイズした場合,次の2つの値を追加してください。カスタマイズしていない場合,ログファイルの出力先がすでに指定されているため,追加する必要はありません。
-
cscmng.log.dirの定義値に「/.+」を追加した値
-
cscmng.log.dirの定義値に「/mmap/.+」を追加した値
- (設定例)
-
cscmng.log.dirがD:/Home/log/Manager/HCSCManagerの場合
-
D:/Home/log/Manager/HCSCManager/.+
-
D:/Home/log/Manager/HCSCManager/mmap/.+
-
-
- デフォルト値と異なる値が設定される項目
-
なし
(8) snapshotログ二次送付対象定義ファイル
- ファイル名
-
snapshotlog.2.conf
- 説明
-
snapshotログとして収集する二次送付資料の対象ファイルを定義します。このファイルはテンプレートファイルを提供していません。
- ファイルの格納先
-
<サービスプラットフォームのインストールディレクトリ>\manager\config
- 編集する項目
-
カテゴリ
項目名
デフォルト値
HCSC本番環境簡易セットアップで設定される値
説明
収集対象ディレクトリ
%val%※
−
−
HCSC-Managerのバックアップファイルの出力先を指定します。
cscmng.propertiesのcscmng.backup.dirをカスタマイズした場合,次の値を追加してください。カスタマイズしていない場合,バックアップファイルの出力先がすでに指定されているため,追加する必要はありません。
-
cscmng.backup.dirの定義値に「/.+」を追加した値
- (設定例)
-
cscmng.backup.dirがD:/Home/log/Manager/HCSCManager/backupの場合
-
D:/Home/log/Manager/HCSCManager/backup/.+
-
%val%※
−
−
リポジトリの配置場所を指定します。
cscmng.propertiesのcscmng.repository.dirをカスタマイズした場合,次の3つの値を追加してください。カスタマイズしていない場合,リポジトリの配置場所がすでに指定されているため,追加する必要はありません。
-
cscmng.repository.dirの定義値に「/.+」を追加した値
-
cscmng.repository.dirの定義値に「/.+/.+」を追加した値
-
cscmng.repository.dirの定義値に「/.+/.+/.+」を追加した値
- (設定例)
-
cscmng.repository.dirがD:/Home/work/Manager/HCSCManager/repositoryの場合
-
D:/Home/work/Manager/HCSCManager/repository/.+
-
D:/Home/work/Manager/HCSCManager/repository/.+/.+
-
D:/Home/work/Manager/HCSCManager/repository/.+/.+/.+
-
-
- デフォルト値と異なる値が設定される項目
-
なし
(9) サーバ定義ファイル(SOAP通信基盤)
- ファイル名
-
c4websv.cfg
- 説明
-
SOAP通信基盤のサーバ側の動作に必要となる情報を設定します。
- 編集する項目
-
なし
- デフォルト値と異なる値が設定される項目
-
なし
(10) 共通定義ファイル(SOAP通信基盤)
- ファイル名
-
c4webcom.cfg
- 説明
-
SOAP通信基盤のサーバおよびクライアント共通の動作に必要となる情報を設定します。
- 編集する項目
-
なし
- デフォルト値と異なる値が設定される項目
-
カテゴリ
項目名
デフォルト値
HCSC本番環境簡易セットアップで設定される値
説明
ログ設定
c4web.logger.aplog_error_record
NONE
ALL
異常発生時のアプリケーションログ出力の指定をします。
(11) HCSC-Manager定義ファイル
- ファイル名
-
cscmng.properties
- 説明
-
HCSC-Managerの動作に必要となる情報を設定します。
- 編集する項目
-
カテゴリ
項目名
デフォルト値
HCSC本番環境簡易セットアップで設定される値
説明
リポジトリ設定
cscmng.repository.root※
<サービスプラットフォームのインストールディレクトリ>\CSC\repository
−
リポジトリのルートディレクトリを絶対パスで指定します。
ログ設定
cscmng.log.dir※
<サービスプラットフォームのインストールディレクトリ>\CSC\log\manager
−
ログ出力先ディレクトリを絶対パスで指定します。
環境バックアップ
cscmng.envbackup.dir※
カレントディレクトリ
−
cscenvbackupコマンドで環境をバックアップする場合,環境バックアップファイルの出力先ディレクトリを指定します。
- デフォルト値と異なる値が設定される項目
-
カテゴリ
項目名
デフォルト値
HCSC本番環境簡易セットアップで設定される値
説明
HCSCサーバ運用設定
cscmng.server.HCSC.system
−
WebServer,PRF
HCSCシステムの管理下におく論理サーバを指定します。
(12) HCSC-Managerコマンド共通定義ファイル
- ファイル名
-
csccmd.properties
- 説明
-
サービスプラットフォームで使用する各コマンドのオプションのデフォルト値を設定します。
- 編集する項目
-
なし
- デフォルト値と異なる値が設定される項目
-
カテゴリ
項目名
デフォルト値
HCSC本番環境簡易セットアップで設定される値
説明
コマンド共通定義
csc.all.user
−
admin
すべてのコマンドに共通する引数のデフォルト値を指定します。
csc.all.pass
−
admin
csccompoconfig共通定義
csc.compoconfig.operation
−
get
csc.compoconfig.csc
−
HCSC
csccompodeploy共通定義
csc.compodeploy.csc
−
HCSC
csccompostart共通定義
csc.compostart.csc
−
HCSC
csccompostop共通定義
csc.compostop.csc
−
HCSC
csccompoundeploy共通定義
csc.compoundeploy.csc
−
HCSC
cscrcptnstart共通定義
csc.rcptnstart.csc
−
HCSC
cscrcptnstop共通定義
csc.rcptnstop.csc
−
HCSC
cscresinfo共通定義
csc.resinfo.csc
−
HCSC
cscstatus共通定義
csc.status.csc
−
HCSC
csc.status.type
−
system
cscsvconfig共通定義
csc.svconfig.operation
−
get
csc.svconfig.csc
−
HCSC
cscsvstart共通定義
csc.svstart.csc
−
HCSC
cscsvstop共通定義
csc.svstop.csc
−
HCSC
csc.svstop.force
−
未設定
(13) HCSCサーバ構成定義ファイル
- ファイル名
-
cscsvsetup.xml
- 説明
-
HCSCサーバの構成情報を設定します。
- 編集する項目
-
カテゴリ
項目名
デフォルト値
HCSC本番環境簡易セットアップで設定される値
説明
managerの定義
<port>Managerのポート番号</port>※
28099
28099
Managerのリモート管理機能への接続ポート番号を指定します。Management Server環境設定ファイル(mserver.properties)のcom.cosminexus.mngsvr.management.portの値と合わせる必要があります。
- デフォルト値と異なる値が設定される項目
-
カテゴリ
項目名
デフォルト値
HCSC本番環境簡易セットアップで設定される値
説明
clusterの定義
<name>クラスタ名</name>
−
Cluster
クラスタ名を指定します。
managerの定義
<name>Manager名</name>
−
Manager
HCSC-ManagerがManagerを認識するためのHCSC-Manager独自の識別名を指定します。
<ip-address>ManagerのIPアドレス</ip-address>
−
localhost
Management Serverが起動しているIPアドレスを指定します。
<id>Managerの管理ユーザID</id>
−
admin
Management Serverの管理ユーザIDを指定します。
<password>Management Serverの管理ユーザパスワード</password>
−
admin
Management Serverの管理ユーザパスワードを指定します。
csc-serverの定義
<name>HCSCサーバ名</name>
−
HCSC
HCSCサーバ名を指定します。
<j2ee-server-name>HCSCサーバをセットアップするJ2EEサーバ名</j2ee-server-name>
−
J2EEServer
HCSCサーバをセットアップするJ2EEサーバ名を指定します。
<setup-properties>HCSCサーバセットアップ定義ファイル名</setup-properties>
−
cscsvsetup.properties
HCSCサーバセットアップ定義ファイル名を相対パス,または絶対パスで指定します。
soap-receptionの定義
<ip-address>%WebサーバのIPアドレス</ip-address>
−
localhost
Webサーバが起動しているIPアドレスを指定します。
<port>%Webサーバのポート番号</port>
−
80
Webサーバの受付ポート番号を指定します。
<protocol>プロトコル種別</protocol>
−
http
Webサーバの受付プロトコルを指定します。
(14) HCSCサーバセットアップ定義ファイル
- ファイル名
-
cscsvsetup.properties
- 説明
-
HCSCサーバのセットアップ時に設定できる内容を設定します。
- 編集する項目
-
なし
- デフォルト値と異なる値が設定される項目
-
カテゴリ
項目名
デフォルト値
HCSC本番環境簡易セットアップで設定される値
説明
セットアップ構成関連
db-use
−
OFF
HCSCサーバでデータベースを使用するかどうかを指定します。
rm-use
−
OFF
HCSCサーバでReliable Messagingを使用するかどうかを指定します。
標準受付関連
request-ejb
−
OFF
標準の同期受付(SessionBean)を使用するかどうかを指定します。
request-soap
−
ON
標準の同期受付(Webサービス)を使用するかどうかを指定します。
request-jms
−
OFF
標準の非同期受付(MDB(WS-R))を使用するかどうかを指定します。
request-dbq
−
OFF
標準の非同期受付(MDB(DBキュー))を使用するかどうかを指定します。
ユーザ定義受付関連
request-userdef-soap
−
ON
SOAP受付を使用するかどうかを指定します。
(15) HCSCサーバランタイム定義ファイル
- ファイル名
-
cscsvconfig.properties
- 説明
-
セットアップ後のHCSCサーバの定義情報をHCSC-Managerから設定します。
- 編集する項目
-
なし
- デフォルト値と異なる値が設定される項目
-
カテゴリ
項目名
デフォルト値
HCSC本番環境簡易セットアップで設定される値
説明
データ変換
xmltelegram-namespace-complement
−
ON
HCSCサーバ内を流れるXML電文に対して,XML電文内の属性値に指定された名前空間接頭辞に対応した名前空間宣言を補完するかどうかを指定します。
(16) ユーザ定義受付ランタイム定義ファイル
- ファイル名
-
cscurcptnconfig_id.properties
- 説明
-
SOAP受付の情報を設定します。
ユーザ定義受付ランタイム定義ファイルを使用する際は,ファイル名を「cscurcptnconfig_<受付ID>.properties」に変更して実行してください。受付IDが「rcp1」の場合は,ファイル名を「cscurcptnconfig_rcp1.properties」に変更して実行してください。なお,変更するSOAP受付が複数存在する場合は,SOAP受付単位に複数のファイルを作成してください。
- 編集する項目
-
項目名
デフォルト値
HCSC本番環境簡易セットアップで設定される値
説明
user-defined-reception-soap.threads.maximum※
10
20
SOAP受付の最大同時実行数を指定します。
user-defined-reception-soap.exclusive.threads※
0
0
SOAP受付の占有スレッド数を指定します。
user-defined-reception-soap.queue-size※
8192
10
SOAP受付の実行待ちキューのサイズを指定します。
- デフォルト値と異なる値が設定される項目
-
なし
(17) サービス情報変更定義ファイル
- ファイル名
-
cscadpconfig.properties
- 説明
-
サービスアダプタのサービス情報の変更を設定します。
- 編集する項目
-
カテゴリ
項目名
デフォルト値
HCSC本番環境簡易セットアップで設定される値
説明
SOAPアダプタのサービス情報
Cluster.<サービスID>.WebService.url※1
サービスアダプタ開発時の値
−
サービス部品の呼び出しに使用するURLを指定します。
Cluster.<サービスID>.WebService.c4web.application.socket_read_timeout※2
300
−
SOAP1.1モードで使用します。
サービスアダプタのソケットの読み込みタイムアウト値を秒単位で指定します。
Cluster.<サービスID>.WebService.com.cosminexus.csc.request.timeout※2
300
−
SOAP1.1/1.2併用モードで使用します。
サービスアダプタのソケットの読み込みタイムアウト値を秒単位で指定します。
- デフォルト値と異なる値が設定される項目
-
なし
(18) 簡易構築定義ファイル
- ファイル名
-
SOA.xml
- 説明
-
Webシステムを定義します。
- 編集する項目
-
カテゴリ
<param-name>に指定するパラメタ
デフォルト値
HCSC本番環境簡易セットアップで設定される値
<param-value>に指定する内容
サービスユニットの定義/HTTP Serverの定義/論理サーバ共通のコンフィグレーション定義
mstartup.force.watchtime
60
60
論理サーバの強制停止監視時間を秒単位で指定します。
mstartup.restartcnt
1
1
論理サーバの自動再起動回数を指定します。
mstartup.retrywait
60
60
論理サーバの自動再起動リトライ間隔を秒単位で指定します。
mstartup.start.watchtime
60
60
論理サーバの起動監視時間を秒単位で指定します。
mstartup.watchtime
60
60
論理サーバの停止監視時間を秒単位で指定します。
サービスユニットの定義/HTTP Serverの定義/HTTP Serverのコンフィグレーション定義/Webサーバ用定義
Listen※1
−
80
リクエストを受け付けるIPアドレス,およびポート番号を指定します。
ThreadsPerChild※2
40
50
サーバとして起動するスレッド数を指定します。この定義は,Windowsの場合だけ指定してください。
サービスユニットの定義/HTTP Serverの定義/HTTP Serverのコンフィグレーション定義/HTTP Server用リダイレクタ動作定義
JkLogFileDir※1
logs
−
ログファイルの出力先ディレクトリを指定します。Windowsの場合,パス区切り文字として「\」を使用してください。スラッシュ(/)は指定できないため注意してください。
JkTraceLogFileDir※1
logs
−
保守用トレースログファイルの出力先ディレクトリを指定します。Windowsの場合,パス区切り文字として「\」を使用してください。スラッシュ(/)は指定できないため注意してください。
サービスユニットの定義/HTTP Serverの定義/HTTP Serverのコンフィグレーション定義/ワーカ定義
worker.default.cachesize※2
64
40
リダイレクタで再利用するワーカとのコネクション数を指定します。この定義は,Windowsの場合だけ指定してください。
worker.default.port※1
−
8007
ワーカのポート番号を指定します。簡易構築定義ファイル(SOA.xml)のwebserver.connector.ajp13.portの値と合わせる必要があります。
worker.default.receive_timeout※2
3600
3600
通信タイムアウト値を秒単位で指定します。
サービスユニットの定義/HTTP Serverの定義/HTTP Serverのコンフィグレーション定義/HTTP Serverのログの出力定義
CustomDivideFileNum※1
8
8
分割したログファイルのファイル数を指定します。
HttpsdLogFileDir※1
logs
−
Webサーバの出力するログの出力先ディレクトリを指定します。Windowsの場合,パス区切り文字として「\」を使用してください。スラッシュ(/)は指定できないため注意してください。
サービスユニットの定義/J2EEサーバの定義/論理サーバ共通のコンフィグレーション定義
mstartup.force.watchtime
−
60
論理サーバの強制停止監視時間を秒単位で指定します。
mstartup.restartcnt
−
1
論理サーバの自動再起動回数を指定します。
mstartup.retrywait
−
60
論理サーバの自動再起動リトライ間隔を秒単位で指定します。
mstartup.start.watchtime
−
600
論理サーバの起動監視時間を秒単位で指定します。
mstartup.watchtime
−
60
論理サーバの停止監視時間を秒単位で指定します。
user.env.variable
−
未設定
サーバ起動時の環境変数を指定します。
JAVACOREDIR=%val%※1
−
−
JavaVMのスレッドダンプの出力先を指定します。Windowsの場合,パス区切り文字として「\」を使用してください。スラッシュ(/)は指定できないため注意してください。
サービスユニットの定義/J2EEサーバの定義/J2EEサーバのコンフィグレーション定義/ユーザプロパティ/ejbserver.httpから始まるパラメタ
ejbserver.http.port※1
28008
8080
管理用サーバのポート番号を指定します。
サービスユニットの定義/J2EEサーバの定義/J2EEサーバのコンフィグレーション定義/ユーザプロパティ/ejbserver.managementから始まるパラメタ
ejbserver.management.JVM.stats_monitor.FullGCCount.interval
600
600
フルガーベージコレクション回数の監視でのしきい値監視間隔を秒単位で指定します。
ejbserver.management.JVM.stats_monitor.FullGCCount.threshold
10
10
フルガーベージコレクション回数の監視でのしきい値となる回数を指定します。
ejbserver.management.statistics.interval
60
60
稼働情報収集間隔を秒単位で指定します。
ejbserver.management.stats_file.dir※1
<作業ディレクトリ>\ejb\<サーバ名>\stats
−
稼働情報ファイルの出力先ディレクトリを指定します。Windowsの場合,パス区切り文字として「\」を使用してください。スラッシュ(/)は指定できないため注意してください。
ejbserver.management.stats_file.num※1
7
8
稼働情報ファイルの面数を指定します。
サービスユニットの定義/J2EEサーバの定義/J2EEサーバのコンフィグレーション定義/ユーザプロパティ/ejbserver.namingから始まるパラメタ
ejbserver.naming.port※1
900
900
J2EEサーバがネーミングサービスとして利用するCORBAネーミングサービスのポートを指定します。
サービスユニットの定義/J2EEサーバの定義/J2EEサーバのコンフィグレーション定義/ユーザプロパティ/ejbserver.rmiから始まるパラメタ
ejbserver.rmi.naming.port※1
23152
23152
J2EEサーバが利用するRMIレジストリのポート番号を指定します。
ejbserver.rmi.remote.listener.port※1
23550
23550
JMXクライアント(運用管理エージェント,JP1/Performance Management - Agent Option for uCosminexus Application Serverなど)による稼働情報取得時のリクエスト受付ポートを指定します。
サービスユニットの定義/J2EEサーバの定義/J2EEサーバのコンフィグレーション定義/ユーザプロパティ/ejbserver.watchから始まるパラメタ
ejbserver.watch.defaultRequestQueue.threshold
80
80
アラートメッセージを出力するしきい値を指定します。
サービスユニットの定義/J2EEサーバの定義/J2EEサーバのコンフィグレーション定義/ユーザプロパティ/vbrokerから始まるパラメタ
vbroker.se.iiop_tp.scm.iiop_tp.listener.port※1
0
0
J2EEサーバ単位で設定する通信ポートを指定します。
サービスユニットの定義/J2EEサーバの定義/J2EEサーバのコンフィグレーション定義/ユーザプロパティ/webserver.connectorから始まるパラメタ
webserver.connector.ajp13.max_threads※2
10
20
Webコンテナがリクエストを処理する同時実行数を指定します。
webserver.connector.ajp13.port※1
8007
8007
Webサーバとの通信に使用するポート番号を指定します。簡易構築定義ファイル(SOA.xml)のworker.default.portの値と合わせる必要があります。
サービスユニットの定義/J2EEサーバの定義/J2EEサーバのコンフィグレーション定義/JavaVM起動オプション定義
-Xms%val%※2
256m
1024m
Javaヒープの初期サイズを指定します。
-Xmx%val%※2
512m
1024m
Javaヒープの最大サイズを指定します。
-XX:MetaspaceSize=%val%※2
128m
128m
Metaspace領域の初期サイズを指定します。
-XX:MaxMetaspaceSize=%val%※2
128m
128m
Metaspace領域の最大サイズを指定します。
ejb.public.directory※1
<作業ディレクトリ>\ejb\<サーバ名>\logs
−
J2EEサーバの作業ディレクトリを指定します。指定したディレクトリをJ2EEサーバの作業ディレクトリとしてJ2EEサーバを開始します。Windowsの場合,パス区切り文字として「\」を使用してください。スラッシュ(/)は指定できないため注意してください。
ejb.server.log.directory※1
<作業ディレクトリ>\ejb\<サーバ名>\logs
−
ログファイルの出力先ディレクトリを指定します。Windowsの場合,パス区切り文字として「\」を使用してください。スラッシュ(/)は指定できないため注意してください。
サービスユニットの定義/PRFの定義/論理サーバ共通のコンフィグレーション定義
mstartup.force.watchtime
600
60
論理サーバの強制停止監視時間を秒単位で指定します。
mstartup.restartcnt
1
1
論理サーバの自動再起動回数を指定します。
mstartup.retrywait
0
0
論理サーバの自動再起動リトライ間隔を秒単位で指定します。
mstartup.start.watchtime
60
60
論理サーバの起動監視時間を秒単位で指定します。
mstartup.watchtime
600
600
論理サーバの停止監視時間を秒単位で指定します。
サービスユニットの定義/PRFの定義/PRFのコンフィグレーション定義
prfspool※1
&{cosminexus.home}/PRF/spool
−
PRFトレース出力ディレクトリを指定します。Windowsの場合,パス区切り文字として「\」を使用してください。スラッシュ(/)は指定できないため注意してください。
ホストの定義
−
20295
20295
<host>下の<agent-port>※1※3に,運用管理エージェントのポート番号を指定します。運用管理エージェントプロパティファイル(adminagent.properties)のadminagent.adapter.portの値と合わせる必要があります。
- デフォルト値と異なる値が設定される項目
-
カテゴリ
<param-name>に指定されているパラメタ
デフォルト値
HCSC本番環境簡易セットアップで設定される値
<param-value>に指定する内容
Webシステムの定義
−
−
SOA
<web-system>下の<name>※1に,Webシステムを識別するための名称を指定します。
物理ティアの定義
−
−
combined-tier
<tier>下の<tier-type>※1に,物理ティアの種類を指定します。
サービスユニットの定義
−
−
Unit
<unit>下の<name>※1に,サービスユニットを識別するための名称を指定します。
−
−
localhost
<unit>下の<host-ref>※1に,ホストの定義の<name-name>に指定したホスト名,構築済みのWebシステムで定義されているホスト名,または@myhostを指定します。
−
−
combined-tier
<unit>下の<hosts-for>※1に,<host-ref>で指定したホストが属する物理ティアの種類を指定します。
サービスユニットの定義/HTTP Serverの定義
−
cmx_<Webシステム名>_<サービスユニット名>_<種別>_<通番>
WebServer
<define-server>下の<logical-server-name>※1に,論理サーバまたはクラスタを識別するための名称を指定します。
−
−
web-server
<define-server>下の<logical-server-type>※1に,コンフィグレーションを定義する論理サーバの種類を指定します。
サービスユニットの定義/HTTP Serverの定義/HTTP Serverのコンフィグレーション定義/Webサーバ用定義
KeepAliveTimeout
15
3
KeepAlive接続時の要求待ち時間を秒単位で指定します。
manager.web.send_request_method
reverseproxy
- reverseproxy
-
推奨モード
- redirector
-
V9互換モード
WebサーバのJ2EEサーバとの連携方法を指定します。
reverseproxyを指定した場合,リバースプロキシを使用します。
redirectorを指定した場合,リダイレクタを使用します。
ここで指定した互換モードと,連携するJ2EEサーバの互換モードが合致しない場合,リクエストをJ2EEサーバに転送できなくなり,リクエスト処理がエラーになります。連携するJ2EEサーバの互換モードにあわせて指定してください。
reverseproxyを指定し,かつSetByパラメタにitemを指定した場合,設定の配布時にマニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」の「4.10.4 リバースプロキシを設定するパラメタ」に記載のパラメタが有効になります。
サービスユニットの定義/HTTP Serverの定義/HTTP Serverのコンフィグレーション定義/HTTP Server用リダイレクタ動作定義
JkMount
/* [J2EEサーバ名](combined-tierとhttp-tierの場合)
/* default
HTTP Serverへのリクエストで,どのURLパターンがWebコンテナに転送されるかを指定します。
J2EEサーバの互換モードがV9互換モードの場合だけ指定できます。
サービスユニットの定義/HTTP Serverの定義/HTTP Serverのコンフィグレーション定義/ワーカ定義
worker.default.type
−
ajp13
ワーカのタイプを指定します。J2EEサーバの互換モードがV9互換モードの場合だけ指定できます。
worker.default.host
−
localhost
ワーカのホスト名,またはIPアドレスを指定します。J2EEサーバの互換モードがV9互換モードの場合だけ指定できます。
worker.list
−
default
ワーカ名のリストを指定します。J2EEサーバの互換モードがV9互換モードの場合だけ指定できます。
サービスユニットの定義/HTTP Serverの定義/HTTP Serverのコンフィグレーション定義/HTTP Serverのログの出力定義
HttpsdErrorMethod
Div
Wrap
エラーログの出力方式を指定します。
HttpsdRequestMethod
Div
Wrap
リクエストログの出力方式を指定します。
サービスユニットの定義/J2EEサーバの定義
−
cmx_<Webシステム名>_<サービスユニット名>_<種別>_<通番>
J2EEServer
<define-server>下の<logical-server-name>※1に,論理サーバまたはクラスタを識別するための名称を指定します。
−
−
j2ee-server
<define-server>下の<logical-server-type>※1に,コンフィグレーションを定義する論理サーバの種類を指定します。
サービスユニットの定義/J2EEサーバの定義/論理サーバ共通のコンフィグレーション定義
mstartup.no
−
80
一括起動時のサーバの起動順序を整数で指定します。
サービスユニットの定義/J2EEサーバの定義/J2EEサーバのコンフィグレーション定義/ユーザプロパティ/ejbserver.extから始まるパラメタ
ejbserver.ext.method_observation.interval
−
10
業務アプリケーション実行時間監視機能を使用するかどうかを指定します。また,動作中のリクエスト処理がタイムアウトしていないかを監視する時間間隔,タイムアウトしたリクエスト(メソッド)をキャンセルする時間間隔を秒単位で指定します。
サービスユニットの定義/J2EEサーバの定義/J2EEサーバのコンフィグレーション定義/ユーザプロパティ/ejbserver.jndiから始まるパラメタ
ejbserver.jndi.global.enabled
true
false
アプリケーション開始時に,ネーミングサービスに対してPortable Global JNDI名でオブジェクトを登録するかどうかを指定します。
サービスユニットの定義/J2EEサーバの定義/J2EEサーバのコンフィグレーション定義/ユーザプロパティ/ejbserver.managerから始まるパラメタ
ejbserver.manager.agent.MEventAgent.enabled
true
false
Managementイベント発行機能を有効にするかどうかを指定します。
サービスユニットの定義/J2EEサーバの定義/J2EEサーバのコンフィグレーション定義/ユーザプロパティ/ejbserver.rmiから始まるパラメタ
ejbserver.rmi.naming.host
−
localhost
マルチホームドホスト環境で,J2EEサーバがサービスプロバイダとして使用するRMIレジストリのホスト名,またはIPアドレスを指定します。
サービスユニットの定義/J2EEサーバの定義/J2EEサーバのコンフィグレーション定義/ユーザプロパティ/ejbserver.serverから始まるパラメタ
ejbserver.server.threaddump.filenum
256
4
J2EEサーバが障害を検知して自発的にスレッドダンプを出力する場合の,スレッドダンプのファイル数の上限を指定します。
サービスユニットの定義/J2EEサーバの定義/J2EEサーバのコンフィグレーション定義/ユーザプロパティ/managerから始まるパラメタ
manager.j2ee.compat
none
- none
-
推奨モード
- V9
-
V9互換モード
J2EEサーバの互換モードを指定します。HCSCサーバが前提とする互換モードは,推奨モードとV9互換モードです。
設定後に値を変更する場合は,事前に「cjsetup -d」コマンドで,J2EEサーバの環境を削除します。
サービスユニットの定義/J2EEサーバの定義/J2EEサーバのコンフィグレーション定義/ユーザプロパティ/webserver.connectorから始まるパラメタ
webserver.connector.ajp13.bind_host
−
localhost
Webサーバ連携で使用するIPアドレス,またはホスト名を指定します。
webserver.connector.nio_http.max_threads
100
20
J2EEサーバの互換モードが推奨モードで,かつSOAP1.1/1.2併用モードを選択した場合,NIO HTTPサーバの処理スレッド数の最大値を1〜2,147,483,647の整数で指定します。
webserver.connector.nio_http.min_threads
10
20
J2EEサーバの互換モードが推奨モードで,かつSOAP1.1/1.2併用モードを選択した場合,NIO HTTPサーバの処理スレッド数の最小値を1〜2,147,483,647の整数で指定します。※2
webserver.connector.nio_http.max_connections
1024
20
J2EEサーバの互換モードが推奨モードで,かつSOAP1.1/1.2併用モードを選択した場合,Webクライアントとの最大接続数を1〜2,147,483,647の整数で指定します。
なお,有効な最大値は,実行するプラットフォームに依存します。
webserver.connector.nio_http.max_servlet_execute_threads
100
20
J2EEサーバの互換モードが推奨モードで,かつSOAP1.1/1.2併用モードを選択した場合,WebコンテナがNIO HTTPサーバを介して同期サーブレットを実行する際の,Webコンテナ全体の最大同時実行スレッド数を1〜2,147,483,647の整数で指定します。※3
webserver.connector.nio_http.port
8008
8008
J2EEサーバの互換モードが推奨モードで,かつSOAP1.1/1.2併用モードを選択した場合,NIO HTTPサーバが使用するポート番号を1〜65,535の整数で指定します。
なお,すでにほかのアプリケーションで使用されているポート番号や,確保されていないポート番号は指定できません。これらを指定した場合は,メッセージを出力して,J2EEサーバが起動されません。
サービスユニットの定義/J2EEサーバの定義/J2EEサーバのコンフィグレーション定義/JavaVM起動オプション定義
add.jvm.arg
−
+
-XX:%val%HitachiCommaVerboseGCに,拡張verbosegc情報の出力形式を指定します。
−
+
-XX:%val%HitachiUseExplicitMemoryに,明示管理ヒープ機能を使用するかどうかを指定します。
サービスユニットの定義/J2EEサーバの定義/J2EEサーバのコンフィグレーション定義/JavaVMシステムプロパティ
ejbserver.container.security.disabled
false
true
Enterprise Beanのアクセス制御機能を有効にするかどうかを指定します。
ejbserver.ctm.enabled
true
false
CTM機能を使用するかどうかを指定します。
ejbserver.rmi.stateless.unique_id.enabled
false
true
Stateless Session Beanのremoveメソッドの呼び出しに対して,呼び出しを不要とするかどうかを指定します。
サービスユニットの定義/J2EEサーバの定義/J2EEサーバのコンフィグレーション定義/J2EEコンテナの拡張パラメタ
add.class.path
−
<cosminexus.home>\c4web\lib\hitsaaj.jar
(SOAP1.1モードの場合)
通信基盤として,SOAP通信基盤を指定します。
<cosminexus.home>\jaxws\lib\cjjaxws.jar
(SOAP1.1/1.2併用モードの場合)
通信基盤として,JAX-WSエンジンを指定します。
サービスユニットの定義/J2EEサーバの定義/J2EEサーバのコンフィグレーション定義/SecurityManager
use.security
true
false
J2EEサーバの起動オプションにSecurityManagerを使用するかどうかを指定します。
サービスユニットの定義/PRFの定義
−
cmx_<Webシステム名>_<サービスユニット名>_<種別>_<通番>
PRF
<define-server>下の<logical-server-name>※1に,論理サーバまたはクラスタを識別するための名称を指定します。
−
−
performance-tracer
<define-server>下の<logical-server-type>※1に,コンフィグレーションを定義する論理サーバの種類を指定します。
サービスユニットの定義/PRFの定義/論理サーバ共通のコンフィグレーション定義
mstartup.no
0
0
一括起動時のサーバの起動順序を指定します。
サービスユニットの定義/PRFの定義/PRFのコンフィグレーション定義
PrfTraceLevel
STANDARD
00030000
パフォーマンストレーサのトレース取得レベルを指定します。
ホストの定義
−
−
localhost
<host>下の<host-name>※1に,ホストを識別するための名称またはIPアドレスを指定します。
−
<host-name>で指定した値
localhost
<host>下の<agent-host>※1に,運用管理エージェントのホスト名またはIPアドレスを指定します。
(19) HTTP Server定義ファイル
- ファイル名
-
httpsd.conf
- 説明
-
HTTP Serverの動作に必要となる情報を設定します。なお,HCSC本番環境簡易セットアップ機能でセットアップしたあと,HTTP Serverを起動する前に,必要に応じてファイルを直接変更してください。
- ファイルの格納先
-
<サービスプラットフォームのインストールディレクトリ>\httpsd\servers\HWS_WebServer\conf
- 編集する項目
-
カテゴリ
項目名
デフォルト値
HCSC本番環境簡易セットアップで設定される値
説明
Webサーバへの接続を許可するホスト
<Location %val%>※
−
/
特定のURLで示す場所へのリクエストについて,ディレクティブを定義する場合に指定します。
Order %val%※
−
deny,allow
AllowディレクティブとDenyディレクティブの指定の評価の順序を指定します。
Deny from %val%※
−
all
Webサーバへアクセスできるクライアントを制限する場合に指定します。
Allow from %val%※
−
localhost
Webサーバへアクセスできるクライアントを制限する場合に指定します。
- デフォルト値と異なる値が設定される項目
-
なし
(20) cscsetupコマンド定義ファイル
- ファイル名
-
cscsetup.properties
- 説明
-
cscsetupコマンドの動作に必要となる情報を設定します。この定義ファイルは,UNIXの場合だけ有効になります。
- 編集する項目
-
項目名
デフォルト値
HCSC本番環境簡易セットアップで設定される値
説明
owner※1※2
スーパーユーザ
−
Component Container管理者で設定するオーナーを指定します。
group※1※2
スーパーユーザ
−
Component Container管理者で設定するグループを指定します。
表3‒33 ownerおよびgroupの値を指定しない場合の設定値 OS
ファイルオーナー
グループ名
Linux
root
root
AIX
root
system