9.7.2 WSDLを編集する
SOAP受付に実行要求を出すサービスリクエスタを作成するには,開発環境でユーザ定義受付を定義した際に指定したWSDLを利用します。WSDLの作成については,マニュアル「サービスプラットフォーム 開発ガイド 受付・アダプタ定義編」の「2.8 WSDLの作成」を参照してください。
開発環境でユーザ定義受付を定義した際に指定したWSDLは,サービスロケーションの値(wsdl:port要素内のsoap-address要素のlocation属性に設定している値)に,仮の値を設定しています。そのため,WSDLのサービスロケーションの値を,使用するユーザ定義受付のURL情報に編集する必要があります。
HCSCサーバをセットアップする際に,HCSCサーバセットアップ定義ファイルにSOAP受付を使用するように指定(request-userdef-soap=ONを指定)している場合は,開発環境のユーザ定義受付情報表示画面の[Webサービス]にURLが表示されます。表示されるURLがユーザ定義受付のURL情報です。このURLをWSDLのサービスロケーションの値に設定します。
HCSCサーバをセットアップしていない場合,またはHCSCサーバをセットアップしたがHCSCサーバセットアップ定義ファイルでSOAP受付を使用しないように指定している場合は,次の規則に従ってサービスロケーションの値を設定してください。
http://<ホスト名>:<ポート番号>※1/<コンテキストルート>※2/services/CSCMsgUserDefinedReception
- 注※1
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HCSCサーバのURL(ホスト名およびポート番号)です。
- 注※2
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コンテキストルート名は,開発環境でユーザ定義受付を定義したときに割り当てられた受付IDと同じ値がデフォルトで設定されます。ユーザ定義受付定義画面の[コンテキストルート]に表示されます。
ユーザ定義受付情報表示画面の表示方法は,「8.4.2 HCSCコンポーネントの情報を表示する」を参照してください。