9.7 SOAP受付に要求を出すサービスリクエスタ
SOAP受付へ要求電文を送信するサービスリクエスタは,SOAPを利用して通信します。サービスリクエスタからSOAP受付へサービス部品実行の要求電文が送信され,HCSCサーバがサービス部品の実行を行います。
SOAP受付のインターフェース情報は,開発環境でユーザ定義受付を定義した際に指定したWSDLになります。WSDLからスタブを生成し,そのスタブを利用して,SOAP受付に要求を出します。
- ポイント
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SOAP受付に要求を出すサービスリクエスタを作成する場合,標準受付とは異なり,要求電文を作成する必要はありません。サービスリクエスタのスタブの中でWSDLに合わせた形式の要求電文(SOAPメッセージ)が自動的に生成され,サービス部品の実行要求が出されます。
SOAP受付に要求を出すサービスリクエスタとHCSCサーバの関係を次の図に示します。
なお,JAX-WSエンジンを使用して通信するサービスリクエスタの場合,スタブではなくサービスクラスを生成します。JAX-WSエンジンの場合のサービスリクエスタの作成については,「9.7.7 サービスリクエスタ(SOAP受付)の作成手順(JAX-WSエンジン)」を参照してください。