5.1.1 定義の流れ
ビジネスプロセスの定義の流れを次の図に示します。
ビジネスプロセスの定義に関する作業について次に説明します。
- 〈この項の構成〉
(1) ビジネスプロセスの追加
ビジネスプロセスを追加するには,次のどちらかの方法を利用します。
- 新規に追加する場合
-
ウィザードを利用してビジネスプロセスを新規に追加します。
ウィザードを利用してビジネスプロセスを新規に追加するには,未定義のビジネスプロセスを追加する方法と,あらかじめBPMNを用いた上流設計ツールで作成したBPELファイルをインポートして,ビジネスプロセスの定義に変換して追加する方法があります。
ビジネスプロセスを新規に追加する方法の詳細については,「5.2.1 ビジネスプロセスを新規に追加する」を参照してください。
- 定義済みのビジネスプロセスを利用する場合
-
定義済みのビジネスプロセスを複製してビジネスプロセスを追加できます。定義済みのビジネスプロセスを複製すると,同じ定義内容のビジネスプロセスが追加されます。複製したビジネスプロセスの定義内容を編集することもできます。
定義済みのビジネスプロセスを利用してビジネスプロセスを追加する方法の詳細は,「5.2.2 定義済みビジネスプロセスを利用してビジネスプロセスを追加する」を参照してください。
(2) ビジネスプロセスの内容の定義
ビジネスプロセス定義画面でアクティビティ,および変数・相関セットを定義します。
定義の方法および定義の内容の詳細については,「5.3 ビジネスプロセスの内容の定義」を参照してください。ビジネスプロセス定義画面の詳細については,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「1.2.3 ビジネスプロセス定義画面」を参照してください。
(3) ビジネスプロセスの保存
編集したビジネスプロセスの定義情報は,必要に応じてリポジトリに保存する必要があります。
ビジネスプロセスの定義情報の保存方法と保存されるタイミングについては,「5.8 ビジネスプロセスの保存」を参照してください。
(4) ビジネスプロセスの検証
定義したビジネスプロセスの整合性を検証します。ビジネスプロセスの定義中や定義が終わったあとなど,任意のタイミングで検証できます。
検証方法の詳細については,「5.10 ビジネスプロセスの検証」を参照してください。
(5) ビジネスプロセスのデバッグ
定義したビジネスプロセスを開発環境でデバッグします。ビジネスプロセスの定義が終わったあと,任意のタイミングでデバッグできます。
ビジネスプロセスをデバッグする方法については,「10. ビジネスプロセスのデバッグ」を参照してください。
(6) ビジネスプロセスの編集
定義済みのビジネスプロセスは,必要に応じて定義内容を編集して変更できます。
ビジネスプロセスの編集方法の詳細については,「5.9 ビジネスプロセスの編集」を参照してください。