10.8.20 稼働情報監視の設定(J2EEサーバ)
[稼働情報の設定]画面を次の図に示します。
(1) 機能概要
J2EEサーバの稼働情報監視に関する情報を設定します。
(2) 表示手順
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運用管理ポータルで[論理サーバの環境設定]アンカーをクリックします。
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次のどちらか一方の操作をします。
- J2EEサーバの場合
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[サーバビュー]タブ-[論理J2EEサーバ]-[J2EEサーバ]-[<J2EEサーバ名>]をクリックします。
- J2EEサーバクラスタの場合
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[サーバビュー]タブ-[論理J2EEサーバ]-[J2EEサーバクラスタ]-[<J2EEサーバクラスタ名>]-[<J2EEサーバ名>]をクリックします。
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[運用管理]タブをクリックします。
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[稼働情報]タブをクリックします。
(3) 操作手順
画面での操作手順を次に示します。
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J2EEサーバの稼働情報を収集する間隔や,稼働情報をファイル出力するかどうかなどを指定します。
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[適用]ボタンをクリックします。
指定した情報が反映されます。
エラーが表示された場合は,エラーの内容を確認して[戻る]アンカーをクリックします。指定した内容を見直し,再度[適用]ボタンをクリックします。
(4) 画面詳細
画面に表示される項目およびボタンについて説明します。
- 稼働情報収集の設定
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- 収集間隔
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J2EEサーバの稼働情報を収集する間隔(usrconf.propertiesファイルのejbserver.management.statistics.intervalキー)を1〜86400(1秒〜1日)の整数で指定します。単位は「秒」です。デフォルトは,「60秒」です。
- 稼働情報ファイル出力の設定
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- ファイル出力
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収集した稼働情報を稼働情報ファイルへ出力するかどうか(usrconf.propertiesファイルのejbserver.management.stats_file.enabledキー)を指定します。デフォルトは,「する」です。
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する
稼働情報ファイルへ出力します。
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しない
稼働情報ファイルへ出力しません。
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- 出力先ディレクトリ
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稼働情報ファイルの出力先ディレクトリ(usrconf.propertiesファイルのejbserver.management.stats_file.dirキー)を指定します。相対パスで指定する場合は,<作業ディレクトリ>/ejb/<サーバ名称>/からのパスを指定します。指定を省略した場合は,「<作業ディレクトリ>/ejb/<サーバ名称>/stats」が仮定されます。
- ファイル面数
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稼働情報ファイルの面数(usrconf.propertiesファイルのejbserver.management.stats_file.numキー)を2〜168の整数で指定します。デフォルトは,「7面」です。
- 切り替え基点時刻
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稼働情報ファイルの面を一定間隔ごとに切り替える場合に,切り替え時間間隔の基点となる時刻(usrconf.propertiesファイルのejbserver.management.stats_file.base_timeキー)を,ローカルタイムの1970年1月1日0時0分0秒に対する増分として指定します。単位は「分」です。指定できる値は,0〜1439の整数(0分〜23時間59分)です。デフォルトは,「0分(0時0分)」です。
例えば,1970年1月1日h時m分を基点時刻とする場合,ローカルタイムからの増分がh時間m分となり,次の計算式で求めた値を指定します。
基点時刻=h×60+m
空文字列("")を指定した場合,J2EEサーバが稼働するOSのローカルタイムを基点時刻とします。
- 切り替え時間間隔
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稼働情報ファイルの面を切り替える時間間隔(usrconf.propertiesファイルのejbserver.management.stats_file.periodキー)を1〜744の整数(1時間〜31日)で指定します。単位は「時間」です。デフォルトは,「24時間」です。
指定例を次に示します。
(例1)24時間ごとに0時に稼働情報ファイルを切り替える場合
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切り替え基点時刻:「0」を指定します。
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切り替え時間間隔:「24」を指定します。
(例2)12時間ごとに6時と18時に稼働情報ファイルを切り替える場合
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切り替え基点時刻:6時を基点とする場合は「6×60=360」,18時を基点とする場合は「18×60=1080」を指定します。なお,どちらを基点時刻に指定しても同じ動作となります。
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切り替え時間間隔:「12」を指定します。
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- [適用]ボタン
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指定した情報を反映します。
- [リセット]ボタン
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指定した情報をリセットします。