5.1 この章の構成
アプリケーションサーバでは,Webサーバと連携するためのリダイレクタの機能を提供しています。リダイレクタとは,Webコンテナで提供しているライブラリです。リダイレクタをWebサーバに登録することで,WebサーバあてのHTTPリクエストのうち特定のリクエストを,指定したWebコンテナに処理させたり,複数のWebコンテナにリクエストを振り分けて処理させたりできるようになります。
Webサーバ連携に関する機能と参照先を次の表に示します。
機能 |
参照先 |
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Webサーバ(リダイレクタ)によるリクエストの振り分け |
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URLパターンでのリクエストの振り分け |
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ラウンドロビン方式によるリクエストの振り分け |
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POSTデータサイズでのリクエストの振り分け |
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通信タイムアウト(Webサーバ連携) |
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IPアドレス指定(Webサーバ連携) |
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エラーページのカスタマイズ(Webサーバ連携)※ |
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ドメイン名指定でのトップページの表示 |
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Webコンテナへのゲートウェイ情報の通知 |
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Webコンテナ単位での同時実行スレッド数の制御 |
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リダイレクタとの通信用オブジェクト |
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Explicitヒープのチューニング |
また,Webサーバと連携した場合,HTTP ServerのSSLによる認証やデータ暗号化,およびMicrosoft IISのSSLによる認証やデータ暗号化の機能も使用できます。HTTP ServerのSSLによる認証やデータ暗号化については,マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 セキュリティ管理機能編」の「7.2.2 HTTP ServerのSSLの設定」を参照してください。Microsoft IISのSSLの設定方法については,Microsoft IISのSSLのヘルプを参照してください。なお,この機能が使用できるのはWebリダイレクタ環境でだけです。
- Webサーバと連携する場合に必要な環境設定
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Webサーバと連携する場合,次に示す環境設定が必要です。
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Smart Composerを使用する場合
「付録D HTTP Serverの設定に関する注意事項」を参照して,HTTP Serverの環境設定をしてください。
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Smart Composerを使用しない場合
次のどちらかのWebサーバの環境を設定してください。
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HTTP Server(付録D)
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Microsoft IIS(付録E)
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