14.2.3 カスタムジョブによるジョブの定義(Windowsの場合)
JP1/AJSでは,運用に使用するコマンド,バッチファイルなどをジョブとして定義して,それぞれのジョブの実行順序を関連づけることで,システム運用を自動化します。
Windowsの場合,ジョブを定義する際にカスタムジョブを使用すると,直接コマンドやバッチファイルをジョブに指定するのに比べて,容易,かつ間違いなく定義できます。
カスタムジョブとは,JP1/AJS以外のプログラムとJP1/AJSが連携するジョブを定義する場合に,目的のジョブを容易に作成するために使用できるジョブのテンプレートです。
アプリケーションサーバでは,次の2種類のカスタムジョブを提供しています。
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論理サーバ制御用カスタムジョブ
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アプリケーション制御用カスタムジョブ
これらのカスタムジョブを使用すると,GUI操作でアプリケーションサーバ用のジョブが定義できます。
アプリケーションサーバが提供するカスタムジョブによるシステムの自動運転の設定については,「14.3 ジョブによるシステムの自動運転の設定」を参照してください。また,カスタムジョブを定義する場合のJP1/AJS - Viewの操作方法については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 操作ガイド」を参照してください。
なお,カスタムジョブはWindowsの場合だけ使用できます。このため,UNIXの場合は,JP1/AJS - Viewで,運用に使用するコマンドやバッチファイルなどを,ジョブとして定義する必要があります。ジョブの定義方法については,「14.3.5 ジョブの定義」を参照してください。