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TPBroker Version 5 トランザクショナル分散オブジェクト基盤 TPBroker 運用ガイド


6.2.2 OTS機能の使用(HACMP)

ご使用のシステムでOTS機能を使用するかどうかを決定してください。

OTS機能をクラスタ構成で使用する場合,環境変数TPFSを,共有ディスク上のディレクトリまたはキャラクタ型スペシャルファイルに設定し,各系で情報を共有します。

OTS機能をクラスタ構成で使用しない場合,環境変数TPFSを,ローカルディスク上のディレクトリまたはキャラクタ型スペシャルファイルに設定します。

環境変数TPFSが設定されていないときには,デフォルトで環境変数TPSPOOLに設定されたディレクトリが使用されます。ただし,共有しない情報を格納するため,環境変数TPSPOOLの値は,ローカルディスク上のディレクトリに設定する必要があります。