Hitachi

TPBroker Version 5 トランザクショナル分散オブジェクト基盤 TPBroker 運用ガイド


5.2.2 OTS機能の使用(HAモニタ)

ご使用のシステムでOTS機能を使用するかどうかを決定してください。

Cosminexus TPBroker

インプロセストランザクションサービスを使用します。インプロセストランザクションサービスとHAモニタとの連携方法については,マニュアル「Cosminexus システム構築ガイド」を参照してください。

TPBroker Developer,またはTPBroker

系切り替えで構成する場合,各系で情報を共有するため,共有ディスク上のディレクトリまたはキャラクタ型スペシャルファイルに環境変数TPFSを設定します。系切り替えで構成しない場合,ローカルディスク上のディレクトリまたはキャラクタ型スペシャルファイルに環境変数TPFSを設定します。

注意事項

環境変数TPFSが設定されていない場合,デフォルトで環境変数TPSPOOLに設定されたディレクトリが使用されます。環境変数TPSPOOLでは,共有しない情報を格納するため,ローカルディスク上のディレクトリを設定する必要があるので,注意してください。

環境変数TPFS,および環境変数TPSPOOLについては,マニュアル「TPBroker ユーザーズガイド」を参照してください。