3.5.2 CORBA::UNKNOWN例外発生の抑止
環境変数 |
プロパティ |
指定範囲 |
デフォルト値 |
---|---|---|---|
true|false |
false |
サーバオペレーション内でCORBA例外以外の例外が発生した場合,ORBが例外をキャッチしないかどうかを設定します。
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true
CORBA例外以外の例外をキャッチしません。
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false
CORBA例外以外の例外をキャッチします。
- 注意事項
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指定範囲外の値を設定した場合の動作を次に示します。
環境変数HVI_NCATCHALL:デフォルト値が設定されます。
プロパティvbroker.orb.htc.ncatchall:例外CORBA::BAD_PARAMが発生します。
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プロパティvbroker.orb.htc.ncatchallを使用する場合は,"htc.props"に設定してください。コマンドラインで設定した場合,環境変数HVI_NCATCHALLに設定した値が有効になります。
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オブジェクトラッパー機能を使用し,サーバオペレーション内でCORBA例外以外の例外が発生した場合,この機能は有効にならないため,例外をキャッチします。
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環境変数HVI_NCATCHALLおよびプロパティvbroker.orb.htc.ncatchallに"true"を設定した場合,スタックトレースを取得しません。
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クライアントプロセスに対して環境変数HVI_NCATCHALLおよびプロパティvbroker.orb.htc.ncatchallに"true"を設定した場合,スタックトレースを取得しません。クライアントプロセスにはこの機能を使用しないでください。
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環境変数とプロパティの両方の設定がある場合はプロパティの設定が有効になります。
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Windows(Visual Studio 2005)版では,構造化例外は対象外です。falseを指定してもキャッチされません。
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- 使用言語
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C++ ORB(Windows)限定