3.4.14 CORBA::Any型のマーシャリング方法の変更
環境変数 |
プロパティ |
指定範囲 |
デフォルト値 |
---|---|---|---|
true|false |
true |
CORBA::Anyのマーシャリング時に,CORBA2.5仕様に準拠した方法,VisiBroker独自の方法のどちらかを使用するかを設定します。
TPBroker 05-15-/A(32ビット用Windows)またはTPBroker 05-00〜05-15(64ビット用Windows)のC++ ORBと,CORBA::AnyにCORBA::WChar型を格納して通信する場合には,"false"を設定する必要があります。
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true
CORBA::Anyのマーシャリング時にCORBA2.5仕様に準拠した方法に従ってマーシャリングします。
-
false
CORBA::Anyのマーシャリング時にVisiBroker独自の方法に従ってマーシャリングします。
- 注意事項
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"false"を設定した場合,次のバージョンのORBとCORBA::AnyにCORBA::WChar型を格納した通信は行えません。
・TPBroker Vesion 5に対応したJava ORBすべて
・TPBroker 05-15以前(UNIX)のC++ ORB
・TPBroker 05-15-/A(Linux)のC++ ORB
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設定値はシステム全体で統一してください。
この機能をサポートしていないC++ ORB(Windows)は,"false"を設定したときと同等に動作します。
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環境変数とプロパティの両方の設定がある場合はプロパティの設定が有効になります。
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- 使用言語
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C++ ORB(Windows)限定