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TPBroker Version 5 トランザクショナル分散オブジェクト基盤 TPBroker ユーザーズガイド


tslsfs(TPBrokerファイルシステムの内容表示(UNIX))

〈このページの構成〉

形式

tslsfs [-H] [-L] [ -t|-u ] TPBrokerファイルシステム領域名[/TPBrokerファイル名]

tslsfs [-x] TPBrokerファイルシステム領域名[/TPBrokerファイル名]

機能

TPBrokerファイルシステムの内容を標準出力に出力します。

コマンド引数にTPBrokerファイルシステム領域名だけを指定した場合は,指定したTPBrokerファイルシステム内にあるすべてのTPBrokerファイルの内容をアルファベット順で出力します。TPBrokerファイル名も指定した場合は,指定したTPBrokerファイルの内容を出力します。

なお,これはUNIX版だけに提供されるコマンドです。

オプション

-H

表示する情報にヘッダが付けられ,ファイル名のアルファベット順に,縦方向に表示されます。

-L

ファイルのロック状態が,ファイル名のアルファベット順に,縦方向に表示されます。

-t

最終更新日時が最近のものから順に,TPBrokerファイルシステムの内容が表示されます。

-Hオプションまたは-Lオプションと,-tオプションを同時に指定した場合,表示内容の順序は,-tオプションの指定が有効になります。

-u

最終アクセス日時が最近のものから順に,TPBrokerファイルシステムの内容が表示されます。

-Hオプションまたは-Lオプションと,-uオプションを同時に指定した場合,表示内容の順序は,-uオプションの指定が有効になります。

-x

ファイル名だけがアルファベット順に,横方向に表示されます。

以上のオプションを省略した場合は,TPBrokerファイルシステムの内容がファイル名のアルファベット順に,縦方向に表示されます。

引数

TPBrokerファイルシステム領域名

〜<パス名>

TPBrokerファイルシステムがあるキャラクタ型スペシャルファイル名を指定します。

TPBrokerファイル名

TPBrokerファイル名を指定します。

表示形式