Hitachi

TPBroker Version 5 トランザクショナル分散オブジェクト基盤 TPBroker ユーザーズガイド


2.2 環境変数を設定する

TPBrokerを使用するために,次に示す環境変数を設定してください。また,Cosminexus TPBrokerの場合は,tssetfwコマンドを実行するために次に示す環境変数を設定してください。システム環境変数の値を変更した場合は,Windowsを再起動してください。

なお,説明中の「$」で始まる文字列はUNIXでの表記であり,Windowsの場合は「%」で始まり「%」で終わる文字列になります。同様に「/」はUNIXの表記であり,Windowsの場合は「\」になります。例えば,UNIXで$TPDIR/libの場合,Windowsでは%TPDIR%\libになります。

ORBが使用する環境変数(VBROKER_ADM,HVI_TRACEPATH,CLASSPATHなど)の設定値や,作成したアプリケーションのクラス格納ディレクトリに,2バイトコード文字を含むパスを使用しないでください。使用した場合の動作は保証できません。

環境変数TPDIR/TPJDIR/TPSPOOL/TPFS/ADMSPOOL/ADMFS/VBROKER_ADMに指定するパスに空白文字が含まれる場合でも,これらの環境変数の値を「"(ダブルクォーテーション)」で囲まないで設定してください。

〈この節の構成〉