Cosminexus V9 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド

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付録C.2 電文の実行履歴の管理に関するテーブルの情報

<この項の構成>
(1) テーブルの情報
(2) インデクスの情報

(1) テーブルの情報

クラスタごとに,次に示すテーブルが必要です。

(a) 実行履歴情報テーブル

●CSCMSG_C<クラスタ名>_EXECHISTORYテーブル
CSCMSG_C<クラスタ名>_EXECHISTORYテーブルの内容を次に示します。
項番 列名 説明 HiRDB型 ORACLE型 インデクスの有無 NULL値 UNIQUE属性
1 MESSAGE_ID メッセージごとに付与するUNIQUEな識別子
  • CSC+HCSCサーバ名+現在時刻(ミリ秒)+通番
VARCHAR(75) VARCHAR2(75) あり なし
2 MESSAGE_ID_CSC_MSG HCSCサーバ内のメッセージング基盤のメッセージを識別するためのUNIQUEな識別子
  • MSG+HCSCサーバ名+受付種別+現在時刻(ミリ秒)+通番
VARCHAR(84) VARCHAR2(84) なし なし
3 REQUEST_CSC_SERVER_NAME 要求を受け付けたHCSCサーバ名 VARCHAR(8) VARCHAR2(8) なし なし
4 HISTORY_KIND_DIRECTION 実行履歴採取方向
Service Request Direction/Service Response Direction/Service Error/Service Fault
VARCHAR(26) VARCHAR2(26) なし なし
5 TIME_STAMP 実行履歴を採取した時刻(ミリ秒単位)タイムスタンプ TIMESTAMP(4) NUMBER(20,0) なし なし
6 REQUEST_SYNCHRONOUS_KIND リクエスト側のプロトコルWebService/SessionBean/MDB_WSR/MDB_DBQ VARCHAR(16) VARCHAR2(16) なし なし
7 SERVICE_REQUEST_TYPE サービスリクエスタの種類
  • ClientProgram(クライアントプログラム)
  • BusinessProcess(ビジネスプロセス)
VARCHAR(24) VARCHAR2(24) なし なし
8 REQUEST_USER_TEL_TYPE 要求ユーザ電文の種類を示す種別
XML/BINARY/ANY
VARCHAR(8) VARCHAR2(8) なし なし
9 RESPONSE_USER_TEL_TYPE 応答ユーザ電文の種類を示す種別
XML/BINARY/ANY
VARCHAR(8) VARCHAR2(8) なし なし
10 SERVICE_NAME リクエスタからの入力サービス名(リクエスト要求先サービス部品) MVARCHAR(64) NVARCHAR2(64) なし なし
11 CLIENT_ID クライアントプログラムが指定したメッセージを識別するための相関識別子 VARCHAR(255) VARCHAR2(255) あり なし
12 SERVICE_OPERATION_NAME 同期(Webサービス)の場合に必要なサービス部品のオペレーション
WSDLのOperation <wsdl:operation>
MVARCHAR(255) NVARCHAR2(255) なし なし
13 REPLY_TO_QUEUE_NAME 非同期(MDB(WS-R),MDB(DBキュー))の場合の応答を受け取るためのキューの名称 VARCHAR(30) VARCHAR2(30) なし なし
14 ADAPTER_NAME サービスアダプタまたはビジネスプロセスのサービスID VARCHAR(8) VARCHAR2(8) なし なし
15 ADAPTER_SERVICE_NAME サービス名
  • サービスアダプタのサービス名
  • ビジネスプロセスのサービス名
  • サービスグループ名
MVARCHAR(64) NVARCHAR2(64) なし なし
16 ADAPTER_CLUSTER_NAME サービスアダプタが属するクラスタの情報 VARCHAR(8) VARCHAR2(8) なし なし
17 ADAPTER_KIND サービスアダプタ側のサービス部品の種類
ServiceAdapter/BusinessProcess/ServiceGroup
VARCHAR(32) VARCHAR2(32) なし なし
18 ADAPTER_SYNCHRONOUS_KIND アダプタ先のサービス部品のプロトコル
WebService/SessionBean/MDB_WSR/MDB_DBQ/Custom
VARCHAR(16) VARCHAR2(16) なし なし
19 INTERLOCK_CSC_PROTOCOL 連携HCSCサーバへ転送する際のプロトコル
WebService/SessionBean/MDB_WSR
VARCHAR(32) VARCHAR2(32) なし なし
20 MESSAGE_ID_CSC_BP_ACTIVITY ビジネスプロセスのアクティビティ番号(ビジネスプロセスアクティビティインスタンスを識別するための番号)
値なし:-1
INTEGER※1 NUMBER(10,0) ※2 なし なし
21 MESSAGE_ID_CSC_BP_PROCESS ビジネスプロセスのプロセスID MVARCHAR(240) NVARCHAR2(240) なし なし
22 CSC_BP_REQUEST_TYPE ビジネスプロセス用要求タイプ
  • REPLY_AFTER:reply後の継続実行要求
  • RECOVER:プロセス再実行の要求
  • WAIT_AFTER:wait後処理の実行要求
VARCHAR(32) VARCHAR2(32) なし なし
23 JMS_HEADER_JMS_MESSAGE_ID JMSヘッダ
  • JMSMessageID
VARCHAR(255) VARCHAR2(255) なし なし
24 JMS_HEADER_JMS_CORRELATION_ID JMSヘッダ
  • JMSCorrelationID
VARCHAR(255) VARCHAR2(255) なし なし
25 ROUTE_HISTORY 経路履歴として通過した情報
(<HCSCサーバ名>または<サービスID>を「->」でつないだ文字列で表示)
VARCHAR(255) VARCHAR2(255) なし なし
26 ERROR_CODE サービス部品,ビジネスプロセス,またはサービスアダプタからのエラー(Fault)情報 MVARCHAR(4000) NVARCHAR2(1333) なし なし
27 USER_TEL_ORG_BINARY ユーザ電文本体 BINARY(2147483639) LONG RAW なし なし
28 OPTION1 予備1 BINARY(2000) RAW(2000) なし なし
29 OPTION2 予備2 BINARY(2000) RAW(2000) なし なし
30 OPTION3 予備3 BINARY(2000) RAW(2000) なし なし

注※1
08-10以前のバージョンの場合,「SMALLINT」になります。
また,08-10以前のバージョンから更新インストールした場合,領域は変更されないため,「SMALLINT」になります。

注※2
08-10以前のバージョンの場合,「NUMBER(5,0)」になります。
また,08-10以前のバージョンから更新インストールした場合,領域は変更されないため,「NUMBER(5,0)」になります。

(2) インデクスの情報

テーブルに付与するインデクスの情報について,次に示します。