Cosminexus V9 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド

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付録C.3 実行環境の設定に関するテーブルの情報

<この項の構成>
(1) テーブルの情報

(1) テーブルの情報

HCSCサーバまたはクラスタごとに,次に示すテーブルが必要です。

(a) HCSC基本情報テーブル

●CSCMSG_S<HCSCサーバ名>_CSC_PERSISTテーブル
CSCMSG_S<HCSCサーバ名>_CSC_PERSISTテーブルの内容を次に示します。
項番 列名 説明 HiRDB型 ORACLE型 インデクスの有無 NULL値 UNIQUE属性
1 CSC_SERVER_NAME 自HCSCサーバの名称 VARCHAR(8) VARCHAR2(8) なし 不可 なし
2 CSC_SERVER_STATUS HCSCサーバ本体の状態(未使用)
  • 1:開始処理中
  • 2:開始
  • 3:開始失敗
  • 4:停止
  • 5:停止処理中
  • 6:停止失敗
INTEGER NUMBER(10,0) なし 不可 なし
3 CSC_REQUEST_STATUS 同期受付の状態
  • 1:開始処理中
  • 2:開始
  • 3:開始失敗
  • 4:停止
  • 5:停止処理中
  • 6:停止失敗
INTEGER NUMBER(10,0) なし 不可 なし
4 CSC_CONNECT_STATUS 連携受付の状態
  • 1:開始処理中
  • 2:開始
  • 3:開始失敗
  • 4:停止
  • 5:停止処理中
  • 6:停止失敗
INTEGER NUMBER(10,0) なし 不可 なし
5 CSC_TABLE_VERSION HCSC全体のテーブルバージョン番号 INTEGER NUMBER(10,0) なし 不可 なし
6 CSC_TABLE_REVISION HCSC全体のテーブルリビジョン番号 INTEGER NUMBER(10,0) なし 不可 なし
7 OPTION1 予備1 BINARY(2000) RAW(2000) なし なし
8 OPTION2 予備2 BINARY(2000) RAW(2000) なし なし
9 OPTION3 予備3 BINARY(2000) RAW(2000) なし なし

デフォルトでは,INDEXを使用しません。

(b) HCSC連携ディレクトリ情報テーブル

●CSCMSG_C<クラスタ名>_CSC_CONNECTテーブル
CSCMSG_C<クラスタ名>_CSC_CONNECTテーブルの内容を次に示します。
項番 列名 説明 HiRDB型 ORACLE型 インデクスの有無 NULL値 UNIQUE属性
1 CONNECT_CLUSTER_NAME 連携先クラスタ名 VARCHAR(8) VARCHAR2(8) なし 不可 あり
2 CONNECT_VERSION 要求元のHCSCサーババージョン番号 INTEGER NUMBER(10,0) なし 不可 なし
3 CONNECT_REVISION 要求元のHCSCサーバリビジョン番号 INTEGER NUMBER(10,0) なし 不可 なし
4 CONNECT_ID 要求元のHCSCサーバでの連携開始時のタイムスタンプ TIMESTAMP(4) NUMBER(20,0) なし 不可 なし
5 CONNECT_STATUS HCSCサーバとの連携状態
  • 1:OFFLINE(未連携状態)
  • 2:ONLINE(連携中状態)
INTEGER NUMBER(10,0) なし 不可 なし
6 CONNECT_OPTION 同期種別(同期インターフェースについて,次のどちらで連携するか)
  • SOAP
  • EJB
VARCHAR(16) VARCHAR2(16) なし なし
7 CONNECT_WEB_URL SOAP転送用WebサービスのURL VARCHAR(2086) VARCHAR2(2086) なし なし
8 CONNECT_WEB_USER_ID SOAP転送用ユーザID VARCHAR(256) VARCHAR2(256) なし なし
9 CONNECT_WEB_PASSWORD SOAP転送用パスワード VARCHAR(256) VARCHAR2(256) なし なし
10 CONNECT_J2EE_NAME 転送用のEJB呼び出しで使用するJ2EEサーバ名称 VARCHAR(255) VARCHAR2(255) なし なし
11 CONNECT_NAMING_HOST 転送用のEJB呼び出しで使用するネーミングサービスのホスト名称 VARCHAR(255) VARCHAR2(255) なし なし
12 CONNECT_NAMING_PORT 転送用のEJB呼び出しで使用するネーミングサービスのポート番号 VARCHAR(5) VARCHAR2(5) なし なし
13 OPTION1 予備1 BINARY(2000) RAW(2000) なし なし
14 OPTION2 予備2 BINARY(2000) RAW(2000) なし なし
15 OPTION3 予備3 BINARY(2000) RAW(2000) なし なし

注※
CONNECT_CLUSTER_NAMEは,UNIQUE CLUSTER KEYで定義します(自動的にインデクスが作成されます)。

(c) ロケーションディレクトリ情報テーブル

●CSCMSG_S<HCSCサーバ名>_LC_DIRECTORYテーブル
CSCMSG_S<HCSCサーバ名>_LC_DIRECTORYテーブルの内容を次に示します。
項番 列名 説明 HiRDB型 ORACLE型 インデクスの有無 NULL値 UNIQUE属性
1 SERVICE_NAME サービス名(リクエスト要求先サービス部品)
  • サービスアダプタのサービス名
  • ビジネスプロセスのサービス名
  • サービスグループ名
MVARCHAR(64) NVARCHAR2(64) なし 不可 あり
2 ADAPTER_NAME サービスアダプタのサービスID,またはビジネスプロセスのサービスID VARCHAR(8) VARCHAR2(8) なし なし
3 SERVICE_KIND サービス部品の種別
  • 単体サービス部品
  • ビジネスプロセス
  • サービスグループ
  • ユーザ定義受付
INTEGER NUMBER(10,0) なし 不可 なし
4 SERVICE_PROTOCOL_KIND サービスアダプタの種類
  • 1:MDB_WSR(非同期)
  • 2:MDB_DBQ(非同期)
  • 3:SessionBean(同期)
  • 4:WebService(同期)
  • 5:Custom(上記1〜4以外)
INTEGER NUMBER(10,0) なし 不可 なし
5 SERVICE_STATUS HCSCコンポーネントまたはサービスグループの状態
  • 1:起動状態 ACTIVE
  • 2:停止状態 INACTIVE
  • 3:停止失敗状態 STOP_FAILED
  • 4:停止処理中 STOPPING
  • 5:起動失敗状態 START_FAILED
  • 6:起動処理中 STARTING
  • 7:削除処理中 DELETING
INTEGER NUMBER(10,0) なし 不可 なし
6 ADAPTER_ENTRY_TIME アダプタ定義追加時間 TIMESTAMP(4) NUMBER(20,0) なし 不可 なし
7 LC_VERSION ロケーションディレクトリバージョン番号 INTEGER NUMBER(10,0) なし 不可 なし
8 LC_REVISION ロケーションディレクトリリビジョン番号 INTEGER NUMBER(10,0) なし 不可 なし
9 ADAPTER_LOCAL_CALL アダプタ定義ファイルのパラメタ(local-call)の指定値 INTEGER NUMBER(10,0) なし 不可 なし
10 ADAPTER_MODIFIED_TIME サービスアダプタまたはビジネスプロセスの更新時刻 TIMESTAMP(4) NUMBER(20,0) なし 不可 なし
11 OPTION1 ユーザ指定インターフェースの受付関連情報 BINARY(2000) RAW(2000) なし なし
12 OPTION2 予備2 BINARY(2000) RAW(2000) なし なし
13 OPTION3 予備3 BINARY(2000) RAW(2000) なし なし

注※
SERVICE_NAMEは,UNIQUE CLUSTER KEYで定義します(自動的にインデクスが作成されます)。
 

●CSCMSG_S<HCSCサーバ名>_LC_BPFORMATテーブル
CSCMSG_S<HCSCサーバ名>_LC_BPFORMATテーブルの内容を次に示します。
項番 列名 説明 HiRDB型 ORACLE型 インデクスの有無 NULL値 UNIQUE属性
1 SERVICE_NAME サービス名(リクエスト要求先サービス部品)
  • ビジネスプロセスのサービス名
MVARCHAR(64) NVARCHAR2(64) なし 不可 なし
2 OPERATION_NAME サービス定義ファイルのオペレーション名 MVARCHAR(255) NVARCHAR2(255) なし 不可 なし
3 REQ_FORMAT_ID サービス定義ファイルの要求フォーマットID VARCHAR(1024) VARCHAR2(1024) なし なし
4 RES_FORMAT_ID サービス定義ファイルの応答フォーマットID VARCHAR(1024) VARCHAR2(1024) なし なし
5 OPTION1 予備1 BINARY(2000) RAW(2000) なし なし
6 OPTION2 予備2 BINARY(2000) RAW(2000) なし なし
7 OPTION3 予備3 BINARY(2000) RAW(2000) なし なし

デフォルトでは,INDEXを使用しません。

(d) ルーティングルールディレクトリ情報テーブル

●CSCMSG_S<HCSCサーバ名>_RT_RULEテーブル
CSCMSG_S<HCSCサーバ名>_RT_RULEテーブルの内容を次に示します。
項番 列名 説明 HiRDB型 ORACLE型 インデクスの有無 NULL値 UNIQUE属性
1 SERVICE_GROUP_NAME サービスグループ名 MVARCHAR(64) NVARCHAR2(64) なし 不可 あり
2 RULES ルーティング定義のXMLのバイト列 BINARY(2147483639) LONG RAW なし なし
3 OPTION1 予備1 BINARY(2000) RAW(2000) なし なし
4 OPTION2 予備2 BINARY(2000) RAW(2000) なし なし
5 OPTION3 予備3 BINARY(2000) RAW(2000) なし なし

注※
SERVICE_GROUP_NAMEは,UNIQUE CLUSTER KEYで定義します(自動的にインデクスが作成されます)。

(e) データ変換定義ディレクトリ情報テーブル

●CSCMSG_S<HCSCサーバ名>_CV_MAPPINGテーブル
CSCMSG_S<HCSCサーバ名>_CV_MAPPINGテーブルの内容を次に示します。
項番 列名 説明 HiRDB型 ORACLE型 インデクスの有無 NULL値 UNIQUE属性
1 BEF_FORMAT_ID 電文フォーマットID(変換元用) VARCHAR(1024) VARCHAR2(1024) なし なし
2 AFT_FORMAT_ID 電文フォーマットID(変換先用) VARCHAR(1024) VARCHAR2(1024) なし なし
3 ENTRY_TIME データ変換定義追加時刻 TIMESTAMP(4) NUMBER(20,0) なし なし
4 ROOT_FILE ルートかルートでないかを判定するためのフラグ
  • 0:false
  • 1:true
INTEGER NUMBER(10,0) なし なし
5 DEFINITION_NAME データ変換定義ファイル名称 MVARCHAR(255) NVARCHAR2(255) なし なし
6 TRANSFORM_DEFINITION データ変換定義 BINARY(2147483639) LONG RAW なし なし
7 OPTION1 予備1 BINARY(2000) RAW(2000) なし なし
8 OPTION2 予備2 BINARY(2000) RAW(2000) なし なし
9 OPTION3 予備3 BINARY(2000) RAW(2000) なし なし

デフォルトでは,INDEXを使用しません。

●CSCMSG_S<HCSCサーバ名>_CV_FORMATテーブル
CSCMSG_S<HCSCサーバ名>_CV_FORMATテーブルの内容を次に示します。
項番 列名 説明 HiRDB型 ORACLE型 インデクスの有無 NULL値 UNIQUE属性
1 FORMAT_ID 電文フォーマットID
  • 変換元用
  • 変換先用
VARCHAR(1024) VARCHAR2(1024) なし なし
2 FORMAT_TYPE 電文フォーマットの種別
  • 1:XML
  • 2:BINARY
INTEGER NUMBER(10,0) なし なし
3 ENTRY_TIME 電文フォーマット定義追加時刻 TIMESTAMP(4) NUMBER(20,0) なし なし
4 ROOT_FILE ルートかルートでないかを判定するためのフラグ
  • 0:false
  • 1:true
INTEGER NUMBER(10,0) なし なし
5 DEFINITION_NAME フォーマット定義ファイル名称 MVARCHAR(255) NVARCHAR2(255) なし なし
6 FORMAT_DEFINITION 電文フォーマット定義(データ定義) BINARY(2147483639) LONG RAW なし なし
7 OPTION1 予備1 BINARY(2000) RAW(2000) なし なし
8 OPTION2 予備2 BINARY(2000) RAW(2000) なし なし
9 OPTION3 予備3 BINARY(2000) RAW(2000) なし なし

デフォルトでは,INDEXを使用しません。

(f) クラスタ基本情報管理テーブル

●CSCMSG_C<クラスタ名>_CLUSTERテーブル
CSCMSG_C<クラスタ名>_CLUSTERテーブルの内容を次に示します。
項番 列名 説明 HiRDB型 ORACLE型 インデクスの有無 NULL値 UNIQUE属性
1 CSC_SERVER_NAME※1 セットアップされたHCSCサーバ名称 VARCHAR(8) VARCHAR2(8) なし 不可 なし
2 CLUSTER_TYPE セットアップされたHCSCサーバのクラスタ種別 VARCHAR(2) VARCHAR2(2) なし 不可 なし
3 J2EE_NAME HCSCサーバをセットアップしたJ2EEサーバ名 VARCHAR(255) VARCHAR2(255) なし 不可 なし
4 SOAP_RCP 標準受付(Webサービス)がセットアップされているかどうか
  • 0:セットアップされていない
  • 1:セットアップされている
INTEGER NUMBER(1) なし 不可 なし
5 EJB_RCP 標準受付(SessionBean)がセットアップされているかどうか
  • 0:セットアップされていない
  • 1:セットアップされている
INTEGER NUMBER(1) なし 不可 なし
6 WSR_RCP 標準受付(MDB(WS-R))がセットアップされているかどうか
  • 0:セットアップされていない
  • 1:セットアップされている
INTEGER NUMBER(1) なし 不可 なし
7 DBQ_RCP 標準受付(MDB(DBキュー))がセットアップされているかどうか
  • 0:セットアップされていない
  • 1:セットアップされている
INTEGER NUMBER(1) なし 不可 なし
8 RM_SYSNAME HCSCサーバをセットアップしたときに設定したRMシステム名
設定していない場合は""が設定される
VARCHAR(3) VARCHAR2(3) なし なし なし
9 CLUSTER_PROPS 拡張用カラム
「キー名=値」の形式で情報を保持する※2
VARCHAR(4000) VARCHAR2(4000) なし なし なし

デフォルトでは,INDEXを使用しません。

注※1
このテーブルのPRIMARY KEYです。

注※2
CLUSTER_PROPSに格納される可能性のある情報は次のとおりです。

キー名 キーの説明 キーの値の説明
db-tbl-split-key レンジ分割に使うキーの種類

NONE
レンジ分割を使わない。

MONTH
「月」を分割キーに使う。
db-tbl-split-corcheck-use 相関セットの重複チェックを強化するかどうか

ON
相関セットの重複チェックを強化する。

OFF
相関セットの重複チェックを強化しない。
(g) 非同期アダプタサービスID管理テーブル

●CSCMSG_C<クラスタ名>_HA_ASYNC_ADPテーブル
CSCMSG_C<クラスタ名>_HA_ASYNC_ADPテーブルの内容を次に示します。
項番 列名 説明 HiRDB型 ORACLE型 インデクスの有無 NULL値 UNIQUE属性
1 CSC_SERVER_NAME コンポーネントが配備されるHCSCサーバ名 VARCHAR(8) VARCHAR2(8) なし 不可 なし
2 ADAPTER_ID サービスアダプタのサービスID VARCHAR(8) VARCHAR2(8) なし 不可 なし

デフォルトでは,INDEXを使用しません。

注※
このテーブルのPRIMARY KEYです。