Cosminexus V9 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド
HCSCサーバのメッセージング基盤では,次の内容をユーザ電文トレースとして取得できます。
また,正常処理時のユーザ電文トレースでは,特定のHCSCコンポーネントの情報だけを出力できます。詳細については,「(2) ユーザ電文トレースの出力対象となるHCSCコンポーネントの指定」を参照してください。
ユーザ電文トレースに出力される内容は,次の3つの部分で構成されます。
それぞれの内容を次に示します。
この項では,取得されたユーザ電文トレースの確認方法について説明します。ユーザ電文トレースの取得方法については,「7.3.1(4) ユーザ電文トレースの取得方法」を参照してください。
ユーザ電文トレースの出力先を次に示します。
HCSCサーバランタイム定義ファイルのtelegramtrace-filepathプロパティで指定したパス
なお,指定したパスが存在しない場合,またはパスが誤っていた場合は,省略値の出力先にトレースが出力されます。
ユーザ電文トレースのトレースファイル名を次の表に示します。
表7-39 ユーザ電文トレースのトレースファイル名
トレースファイルの出力モード | トレースファイル名 |
---|---|
ラップアラウンドモードの場合 | csctelegram_<HCSCサーバ名>_<面数>.log |
シフトモードの場合 | csctelegram_<HCSCサーバ名>_.log |
面数および1面あたりの最大サイズについては,「7.3.1(4) ユーザ電文トレースの取得方法」を参照してください。
正常処理時のユーザ電文トレースを出力する場合は,出力対象となるHCSCコンポーネントをHCSCサーバランタイム定義ファイルの次に示すプロパティで指定できます。
HCSCサーバランタイム定義ファイルの詳細については,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「HCSCサーバランタイム定義ファイル」を参照してください。
ユーザ電文トレース開始の出力形式を次の図に示します。
図7-20 ユーザ電文トレース開始の出力形式
ユーザ電文トレース開始に出力される内容を次の表に示します。
表7-40 ユーザ電文トレース開始に出力される内容
項目 | 内容 | |
---|---|---|
番号 | トレースレコードの出力通番が表示されます。 | |
日付 | トレースレコードの取得日付(yyyy/mm/dd形式)が出力されます。 | |
時刻 | トレースレコードの取得時刻(hh:mm:ss.SSS形式)が,ローカル時刻でミリ秒単位に出力されます。 | |
製品ID | 製品を特定するための識別子が出力されます。
|
|
pid | プロセスを識別するためのIDが出力されます。 | |
tid | スレッドを識別するためのIDが出力されます。 | |
ID | 表示されません。 | |
電文トレース開始取得ポイント識別情報 | 電文トレース開始 | ユーザ電文トレース開始を示す文字列「telegramtrace started」が出力されます。 |
取得位置 | トレースの取得ポイント情報(取得位置)が出力されます。
|
|
プロトコル種別 | トレースの取得ポイント情報(プロトコル種別)が出力されます。
|
|
詳細位置 | トレースの取得ポイント情報(詳細位置)が出力されます。
|
|
メッセージ共通ID | リクエスト識別情報(親ID)が出力されます。 | |
付加情報 | 次の付加情報が出力されます。
|
|
CRLF | レコード終端符号が出力されます。 |
ユーザ電文トレースデータの出力形式を次の図に示します。
図7-21 ユーザ電文トレースデータの出力形式
ユーザ電文トレースデータに出力される内容を次の表に示します。
表7-41 ユーザ電文トレースデータに出力される内容
項目 | 内容 | |
---|---|---|
番号 | トレースレコードの出力通番が表示されます。 | |
日付 | トレースレコードの取得日付(yyyy/mm/dd形式)が出力されます。 | |
時刻 | トレースレコードの取得時刻(hh:mm:ss.SSS形式)が,ローカル時刻でミリ秒単位に出力されます。 | |
製品ID | 製品を特定するための識別子が出力されます。
|
|
pid | プロセスを識別するためのIDが出力されます。 | |
tid | スレッドを識別するためのIDが出力されます。 | |
ID | 表示されません。 | |
電文トレースデータ情報 | 出力位置(16進数形式) | ユーザ電文の先頭からのオフセット値(16進数形式)が出力されます。 |
データ(16進数形式) | ユーザ電文の内容(16進数形式)が出力されます。 | |
データ(ASCII形式) | ユーザ電文の内容(ASCII形式)が出力されます。 0x20〜0x7Eの範囲の場合にASCII文字が出力されます。 範囲外の場合は,ピリオド(.)が出力されます。 |
|
CRLF | レコード終端符号が出力されます。 |
ユーザ電文トレース終了の出力形式を次の図に示します。
図7-22 ユーザ電文トレース終了の出力形式
ユーザ電文トレース終了に出力される内容を次の表に示します。
表7-42 ユーザ電文トレース終了に出力される内容
項目 | 内容 | |
---|---|---|
番号 | トレースレコードの出力通番が表示されます。 | |
日付 | トレースレコードの取得日付(yyyy/mm/dd形式)が出力されます。 | |
時刻 | トレースレコードの取得時刻(hh:mm:ss.SSS形式)が,ローカル時刻でミリ秒単位に出力されます。 | |
製品ID | 製品を特定するための識別子が出力されます。
|
|
pid | プロセスを識別するためのIDが出力されます。 | |
tid | スレッドを識別するためのIDが出力されます。 | |
ID | 表示されません。 | |
電文トレース終了取得ポイント識別情報 | 電文トレース終了 | ユーザ電文トレース終了を示す文字列「telegramtrace ended」が出力されます。 |
取得位置 | トレースの取得ポイント情報(取得位置)が出力されます。
|
|
プロトコル種別 | トレースの取得ポイント情報(プロトコル種別)が出力されます。
|
|
詳細位置 | トレースの取得ポイント情報(詳細位置)が出力されます。
|
|
メッセージ共通ID | リクエスト識別情報(親ID)が出力されます。 | |
付加情報 | 付加情報として,ユーザ電文の長さ(10進数形式)が出力されます。なお,ユーザ電文がない場合は「0」または「null」が出力されます。 | |
CRLF | レコード終端符号が出力されます。 |
ユーザ電文トレースの出力契機は,HCSCサーバランタイム定義ファイルのtelegramtrace-triggerプロパティで指定します。telegramtrace-triggerプロパティで指定できる出力契機と,電文との組み合わせを次の表に示します。デフォルトは「NORMAL」です。
表7-43 telegramtrace-triggerプロパティで指定できる出力契機と電文との組み合わせ
プロパティの設定値 | タイミング | 電文の種類 | ||
---|---|---|---|---|
要求電文 | 応答電文 | フォルト電文 | ||
NORMAL | 正常処理時 | ○ | ○ | × |
システム例外検出時 | × | × | × | |
フォルト検出時(catchなし) | × | × | × | |
フォルト検出時(catchあり) | × | × | × | |
SYSERR | 正常処理時 | × | × | × |
システム例外検出時 | ○ | × | × | |
フォルト検出時(catchなし) | ○ | × | × | |
フォルト検出時(catchあり) | × | × | × | |
FAULT | 正常処理時 | × | × | × |
システム例外検出時 | × | × | × | |
フォルト検出時(catchなし) | ○ | × | ○ | |
フォルト検出時(catchあり) | ○ | × | ○ |
ユーザ電文トレースの出力契機に応じて,次のように取得ポイントが異なります。
単体サービス実行時(データ変換がない場合)のユーザ電文トレースのトレース取得ポイントを次の図に示します。
図7-23 ユーザ電文トレースの取得ポイント(単体サービス実行時(データ変換がない場合))
トレース取得ポイントを次の表に示します。表の「図中の番号」は,「図7-23 ユーザ電文トレースの取得ポイント(単体サービス実行時(データ変換がない場合))」中の番号と対応しています。
表7-44 ユーザ電文トレース取得ポイント(単体サービス実行時(データ変換がない場合))
図中の番号 | トレース取得ポイント |
---|---|
1 | 標準受付(Webサービス)の入口 |
2 | 標準受付(Webサービス)の出口 |
1 | 標準受付(SessionBean)の入口 |
2 | 標準受付(SessionBean)の出口 |
1 | 標準受付(MDB(WS-R))の入口 |
2 | 標準受付(MDB(WS-R))の出口 |
1 | 標準受付(MDB(DBキュー))の入口 |
2 | 標準受付(MDB(DBキュー))の出口 |
3 | SOAPアダプタのサービス部品呼び出し口 |
4 | SOAPアダプタのサービス部品応答受信口 |
3 | SessionBeanアダプタのサービス部品呼び出し口 |
4 | SessionBeanアダプタのサービス部品応答受信口 |
3 | MDB(WS-R)アダプタのサービス部品呼び出し口 |
4 | MDB(WS-R)アダプタのサービス部品応答受信口 |
3 | MDB(DBキュー)アダプタのサービス部品呼び出し口 |
4 | MDB(DBキュー)アダプタのサービス部品応答受信口 |
3 | 上記以外のサービスアダプタ(CUSTOM)のサービス部品呼び出し口 |
4 | 上記以外のサービスアダプタ(CUSTOM)のサービス部品応答受信口 |
単体サービス実行時(データ変換がある場合)のユーザ電文トレースのトレース取得ポイントを次の図に示します。
図7-24 ユーザ電文トレースの取得ポイント(単体サービス実行時(データ変換がある場合))
トレース取得ポイントを次の表に示します。表の「図中の番号」は,「図7-24 ユーザ電文トレースの取得ポイント(単体サービス実行時(データ変換がある場合))」中の番号と対応しています。
表7-45 ユーザ電文トレース取得ポイント(単体サービス実行時(データ変換がある場合))
図中の番号 | トレース取得ポイント |
---|---|
1 | 標準受付(Webサービス)の入口 |
2 | 標準受付(Webサービス)の出口 |
1 | 標準受付(SessionBean)の入口 |
2 | 標準受付(SessionBean)の出口 |
1 | 標準受付(MDB(WS-R))の入口 |
2 | 標準受付(MDB(WS-R))の出口 |
1 | 標準受付(MDB(DBキュー))の入口 |
2 | 標準受付(MDB(DBキュー))の出口 |
3 | SOAPアダプタの標準電文定義時のデータ変換前 |
4 | SOAPアダプタの標準電文定義時のデータ変換後 |
3 | SessionBeanアダプタの標準電文定義時のデータ変換前 |
4 | SessionBeanアダプタの標準電文定義時のデータ変換後 |
3 | MDB(WS-R)アダプタの標準電文定義時のデータ変換前 |
4 | MDB(WS-R)アダプタの標準電文定義時のデータ変換後 |
3 | MDB(DBキュー)アダプタの標準電文定義時のデータ変換前 |
4 | MDB(DBキュー)アダプタの標準電文定義時のデータ変換後 |
3 | 上記以外のサービスアダプタ(CUSTOM)の標準電文定義時のデータ変換前 |
4 | 上記以外のサービスアダプタ(CUSTOM)の標準電文定義時のデータ変換後 |
5 | SOAPアダプタのサービス部品呼び出し口 |
6 | SOAPアダプタのサービス部品応答受信口 |
5 | SessionBeanアダプタのサービス部品呼び出し口 |
6 | SessionBeanアダプタのサービス部品応答受信口 |
5 | MDB(WS-R)アダプタのサービス部品呼び出し口 |
6 | MDB(WS-R)アダプタのサービス部品応答受信口 |
5 | MDB(DBキュー)アダプタのサービス部品呼び出し口 |
6 | MDB(DBキュー)アダプタのサービス部品応答受信口 |
5 | 上記以外のサービスアダプタ(CUSTOM)のサービス部品呼び出し口 |
6 | 上記以外のサービスアダプタ(CUSTOM)のサービス部品応答受信口 |
ビジネスプロセス呼び出し実行時のユーザ電文トレースのトレース取得ポイントを次の図に示します。
図7-25 ユーザ電文トレースの取得ポイント(ビジネスプロセス呼び出し実行時)
トレース取得ポイントを次の表に示します。表の「図中の番号」は,「図7-25 ユーザ電文トレースの取得ポイント(ビジネスプロセス呼び出し実行時)」中の番号と対応しています。
表7-46 ユーザ電文トレース取得ポイント(ビジネスプロセス呼び出し実行時)
図中の番号 | トレース取得ポイント |
---|---|
1 | 標準受付(Webサービス)の入口 |
2 | 標準受付(Webサービス)の出口 |
1 | 標準受付(SessionBean)の入口 |
2 | 標準受付(SessionBean)の出口 |
1 | 標準受付(MDB(WS-R))の入口 |
2 | 標準受付(MDB(WS-R))の出口 |
1 | 標準受付(MDB(DBキュー))の入口 |
2 | 標準受付(MDB(DBキュー))の出口 |
1 | ユーザ定義受付の入口 |
2 | ユーザ定義受付の出口 |
3 | ビジネスプロセスサービスの呼び出し口 |
4 | ビジネスプロセスサービスの応答受信口 |
ビジネスプロセスサービス実行時のユーザ電文トレースのトレース取得ポイントを次の図に示します。
図7-26 ユーザ電文トレースの取得ポイント(ビジネスプロセスサービス実行時)
トレース取得ポイントを次の表に示します。表の「図中の番号」は,「図7-26 ユーザ電文トレースの取得ポイント(ビジネスプロセスサービス実行時)」中の番号と対応しています。
表7-47 ユーザ電文トレース取得ポイント(ビジネスプロセスサービス実行時)
図中の番号 | トレース取得ポイント |
---|---|
1 | 標準受付(Webサービス)の入口 |
2 | 標準受付(Webサービス)の出口 |
1 | 標準受付(SessionBean)の入口 |
2 | 標準受付(SessionBean)の出口 |
1 | 標準受付(MDB(WS-R))の入口 |
2 | 標準受付(MDB(WS-R))の出口 |
1 | 標準受付(MDB(DBキュー))の入口 |
2 | 標準受付(MDB(DBキュー))の出口 |
1 | ユーザ定義受付の入口 |
2 | ユーザ定義受付の出口 |
7 | SOAPアダプタのサービス部品呼び出し口 |
8 | SOAPアダプタのサービス部品応答受信口 |
7 | SessionBeanアダプタのサービス部品呼び出し口 |
8 | SessionBeanアダプタのサービス部品応答受信口 |
7 | MDB(WS-R)アダプタのサービス部品呼び出し口 |
8 | MDB(WS-R)アダプタのサービス部品応答受信口 |
7 | MDB(DBキュー)アダプタのサービス部品呼び出し口 |
8 | MDB(DBキュー)アダプタのサービス部品応答受信口 |
7 | 上記以外のサービスアダプタ(CUSTOM)のサービス部品呼び出し口 |
8 | 上記以外のサービスアダプタ(CUSTOM)のサービス部品応答受信口 |
3 | ビジネスプロセスサービスの呼び出し口 |
4 | ビジネスプロセスサービスの応答受信口 |
5 | ビジネスプロセス受付の入口 |
6 | ビジネスプロセス受付の出口 |
9 | データ変換アクティビティの変換元※1 |
10 | データ変換アクティビティの変換先 |
11 | 代入アクティビティのコピー元※2,※3 |
12 | 代入アクティビティのコピー先 |
ユーザ電文トレースに出力するHCSCコンポーネントを指定した場合の,トレース取得ポイントを次の図に示します。メッセージ配送制御およびビジネスプロセス内では出力されません。
出力対象とするHCSCコンポーネントは,HCSCサーバランタイム定義ファイルのtelegramtrace-component-type-filepathプロパティまたはtelegramtrace-component-id-filepathプロパティで設定します。
図7-27 ユーザ電文トレースの取得ポイント(ユーザが指定したHCSCコンポーネントの正常終了時)
トレース取得ポイントを次の表に示します。表の「図中の番号」は,「図7-27 ユーザ電文トレースの取得ポイント(ユーザが指定したHCSCコンポーネントの正常終了時)」中の番号と対応しています。
表7-48 ユーザ電文トレース取得ポイント(ユーザが指定したHCSCコンポーネントの正常終了時)
図中の番号 | トレース取得ポイント |
---|---|
1 | 標準受付(Webサービス)の入口 |
2 | 標準受付(Webサービス)の出口 |
1 | 標準受付(SessionBean)の入口 |
2 | 標準受付(SessionBean)の出口 |
1 | 標準受付(MDB(WS-R))の入口 |
2 | 標準受付(MDB(WS-R))の出口 |
1 | 標準受付(MDB(DBキュー))の入口 |
2 | 標準受付(MDB(DBキュー))の出口 |
1 | ユーザ定義受付の入口 |
2 | ユーザ定義受付の出口 |
3 | データ変換(要求電文)の応答受信口 |
4 | データ変換(応答電文)の呼び出し口 |
5 | カスタム受付フレームワークのJSON-XML変換(要求電文)の呼び出し口 |
6 | カスタム受付フレームワークのJSON-XML変換(応答電文)の応答受信口 |
7 | SOAPアダプタのサービス部品呼び出し口 |
8 | SOAPアダプタのサービス部品応答受信口 |
7 | SessionBeanアダプタのサービス部品呼び出し口 |
8 | SessionBeanアダプタのサービス部品応答受信口 |
7 | MDB(WS-R)アダプタのサービス部品呼び出し口 |
8 | MDB(WS-R)アダプタのサービス部品応答受信口 |
7 | MDB(DBキュー)アダプタのサービス部品呼び出し口 |
8 | MDB(DBキュー)アダプタのサービス部品応答受信口 |
7 | 上記以外のサービスアダプタ(CUSTOM)のサービス部品呼び出し口 |
8 | 上記以外のサービスアダプタ(CUSTOM)のサービス部品応答受信口 |
9 | データ変換(要求電文)の呼び出し口 |
10 | データ変換(応答電文)の応答受信口 |
11 | カスタムアダプタ開発フレームワークのJSON-XML変換の呼び出し口 |
12 | カスタムアダプタ開発フレームワークのJSON-XML変換の応答受信口 |
システム例外(OutOfMemoryErrorなどのシステムエラーは含まない)を検出した場合のユーザ電文トレースのトレース取得ポイントを次の図に示します。
図7-28 ユーザ電文トレースの取得ポイント(システム例外検出時)
トレース取得ポイントについて次の表に示します。表の取得位置番号は,上の図の番号と対応しています。なお,待機アクティビティ,分岐アクティビティ,繰り返しアクティビティ,リンクコネクションでは出力されません。
表7-49 ユーザ電文トレース取得ポイント(システム例外検出時)
図中の番号 | 出力ポイント | 出力電文 | ユーザ電文トレース開始の詳細 | ||
---|---|---|---|---|---|
取得ポイント | プロトコル種別 | 詳細位置 | |||
1 | リクエスト受付(サービス呼出時) | リクエスタ側電文 | RCP/URCP | SOAP/EJB/ WSR/DBQ/ CUSTM |
ERR |
2 | Java呼出アクティビティ | Javaプログラムを呼ぶ際の引数※1,※2 | BPJAV | − | |
3 | サービス呼出アクティビティ | サービスを呼ぶ際の要求電文 | BPSVC | ||
4 | データ変換アクティビティ | 変換元変数※2 | BPCNV | ||
5 | 代入アクティビティ | コピー元変数※3 | BPASG | ||
6 | 検証アクティビティ | 検証する変数※2 | BPVLD | ||
7 | 応答アクティビティ | リクエスタへの応答電文 | BPRPL | ||
8 | フォルト送出アクティビティ | フォルト送出する変数 | BPFLT |
フォルトを検出した場合のユーザ電文トレースのトレース取得ポイントを次の図に示します。
図7-29 ユーザ電文トレースの取得ポイント(フォルト検出時)
トレース取得ポイントについて次の表に示します。表の取得位置番号は,上の図の番号と対応しています。
表7-50 ユーザ電文トレース取得ポイント(フォルト検出時)
図中の番号 | 出力ポイント | 出力電文 | ユーザ電文トレース開始の詳細 | ||
---|---|---|---|---|---|
取得ポイント | プロトコル種別 | 詳細位置 | |||
1 | リクエスト受付(サービス呼出時) | 要求電文 | RCP/URCP | SOAP/EJB/ WSR/DBQ |
ERR |
フォルト電文 | − | ||||
2 | Java呼出アクティビティ | Javaプログラムを呼ぶ際の引数※1,※2 | BPJAV | ||
フォルト電文 | |||||
3 | サービス呼出アクティビティ | サービスを呼ぶ際の要求電文 | BPSVC | ||
フォルト電文 | |||||
4 | 検証アクティビティ | 検証する変数※2 | BPVLD | ||
フォルト電文 | |||||
5 | フォルト送出アクティビティ | フォルト送出する変数※3 | BPFLT | ||
6 | データ変換アクティビティ | 変換元変数※2 | BPCNV | ||
フォルト電文 | |||||
7 | 代入アクティビティ | コピー元変数※4 | BPASG | ||
フォルト電文 | |||||
8 | 分岐アクティビティ | フォルト電文 | BPSWT |
All Rights Reserved. Copyright (C) 2012, 2019, Hitachi, Ltd.