Cosminexus V9 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム 開発ガイド 受付・アダプタ定義編

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2.6.1 Message Queue受付の定義の流れ

Message Queue受付の定義の流れを次に示します。

図2-7 Message Queue受付の定義の流れ

[図データ]

Message Queue受付を定義する場合の作業について次に説明します。

<この項の構成>
(1) J2EEサーバ用オプション定義ファイルの設定
(2) J2EEサーバ用ユーザプロパティファイルの設定
(3) ビジネスプロセスの定義
(4) Message Queue受付の電文フォーマットの作成
(5) Message Queue受付の定義ファイルの作成
(6) Message Queue受付の追加
(7) Message Queue受付の保存
(8) Message Queue受付の削除

(1) J2EEサーバ用オプション定義ファイルの設定

実行環境でMessage Queue受付が動作するために,J2EEサーバのクラスパスにWebSphere MQのライブラリ(WebSphere MQのjar)を追加してください。

(2) J2EEサーバ用ユーザプロパティファイルの設定

実行環境でMessage Queue受付が動作するために,J2EEサーバを実行するJavaVMのシステムプロパティにライトトランザクション機能(ejbserver.distributedtx.XATransaction.enabled=true)を設定してください。

(3) ビジネスプロセスの定義

ビジネスプロセス追加用のウィザードおよび定義済みのビジネスプロセスを利用して,ビジネスプロセスを追加します。追加したビジネスプロセスは,ビジネスプロセス定義画面で定義します。ビジネスプロセスの定義の詳細は,マニュアル「サービスプラットフォーム 開発ガイド 基本開発編」の「5. ビジネスプロセスの定義」を参照してください。

また,ビジネスプロセスからサービス部品を呼び出す場合,サービスアダプタを定義する必要があります。サービスアダプタの定義の詳細は,「3. サービスアダプタの定義」を参照してください。

(4) Message Queue受付の電文フォーマットの作成

Message Queue受付で使用する電文フォーマットを作成します。

電文フォーマットの作成方法については,「2.6.2 Message Queue受付の電文フォーマットを作成する」を参照してください。

(5) Message Queue受付の定義ファイルの作成

Message Queue受付で使用する定義ファイルを作成します。作成した定義ファイルはリポジトリに反映されます。

Message Queue受付で使用する定義ファイルの作成方法については,「2.6.3 Message Queue受付の定義ファイルを作成する」を参照してください。

(6) Message Queue受付の追加

ツリービューのサービス定義一覧でMessage Queue受付を追加,および内容を定義します。

Message Queue受付の追加および定義手順については,「2.6.4 Message Queue受付を追加する」を参照してください。

(7) Message Queue受付の保存

追加・定義済みのMessage Queue受付を保存します。Message Queue受付の保存手順については,「2.10 ユーザ定義受付の保存」を参照してください。

(8) Message Queue受付の削除

不要になったMessage Queue受付は,必要に応じて削除できます。

Message Queue受付の削除については,「2.13 ユーザ定義受付の削除」を参照してください。