Cosminexus V9 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム 開発ガイド 基本開発編
サイズノードとしてビット列型の単純内容要素を指定することができます。ビット列型サイズノードでは,ビット列を符号なし2進数と見なし,整数値へ変換した値を参照元要素のデータサイズとして使用します。
ビット列型サイズノードの使用例を次に示します。
図M-3 ビット列型サイズノードの使用例
バイナリフォーマット定義エディタによる設定,およびCOBOL2FDXコンバータによる設定を次に示します。
単純内容要素,および複合内容要素にビット列型サイズノードを指定する場合は,[ノード選択]ダイアログでビット列型の単純内容要素を選択してください。
[単純内容要素]ダイアログの表示・入力内容については,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「1.3.2 単純内容要素ダイアログ」を参照してください。
[複合内容要素]ダイアログの表示・入力内容については,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「1.3.3 複合内容要素ダイアログ」を参照してください。
COBOL登録集原文ファイルにおいて,ビット列型の基本項目が定義できます。ビット列型の基本項目は,BIT句を使用して定義してください。
基本項目,および集団項目にビット列型のサイズノードを指定する場合は,SIZE句,およびDEPENDING ON句を使用します。
ビット列型サイズノードを使用する場合のCOBOL登録集原文の定義例を次に示します。
01 Root. 03 SizeNode BIT SIZE 8. 03 StringNode STRING SIZE DEPENDING ON SizeNode. |
選択条件ノードにビット列型の要素を定義する選択構成を使用したCOBOL登録集原文の定義例を示します。
01 Root. 03 SelectNode BIT SIZE 8. 03 ComplexNode CHOOSE DEPENDING ON SelectNode. 05 StringNode STRING SIZE 16 CASE '00'. 05 PackNode PACK SIZE 4 CASE '01'. |
BIT句,SIZE句,およびDEPENDING ON句の使用方法,COBOL2FDXコンバータ,およびCOBOL登録集原文ファイルによるバイナリフォーマット定義ファイルの生成方法については,「4.5 COBOL登録集原文ファイルからのバイナリフォーマット定義ファイルの生成」を参照してください。
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