Cosminexus V9 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム 開発ガイド 基本開発編
標準の同期受付(Webサービス)に要求を出すサービスリクエスタとして,アプリケーションからサービスアダプタの稼働状況確認を要求するサービスリクエスタを作成できます。
サービスアダプタの稼働状況を確認するには,標準の同期受付(Webサービス)に要求を出すサービス部品の呼び出しとは別に,稼働状態確認用のメソッドを呼び出す処理を追加する必要があります。
標準の同期受付(Webサービス)にアプリケーションからサービスアダプタの稼働状況確認を要求するサービスリクエスタの作成手順を次に示します。
図8-14 サービスアダプタの稼働状況確認を要求するサービスリクエスタの作成手順(標準の同期受付(Webサービス・JAX-WSエンジン))
各工程の作業を次に示します。
WSDLの取得方法は,標準の同期受付(Webサービス)に要求を出す,通常のサービスリクエスタを作成する場合と同じです。
WSDLの取得方法については,「8.3.2 WSDLを取得する」を参照してください。
サービスクラスの生成方法は,標準の同期受付(Webサービス)に要求を出す,通常のサービスリクエスタを作成する場合と同じです。
サービスクラスの生成方法については,「8.3.3 サービスクラスを生成する」を参照してください。
オブジェクトの生成方法は,SOAP通信基盤でサービスリクエスタを作成する場合と同じです。
オブジェクトの生成については,「8.2.10(3) オブジェクトの生成」を参照してください。
なお,サービスのメソッドを呼び出すには,クラスのオブジェクトを使用して,次のように実行します。
String result = ws.getServiceInfo( // メソッドの呼び出し serviceName, // サービス名 clientID, // クライアント相関ID "type=all,returnType=Properties"); // オプション |
メソッドの引数となるパラメタは,SOAP通信基盤でサービスリクエスタを作成する場合と同じです。
SOAP通信基盤のパラメタの設定については,「8.2.10(4) パラメタの設定」を参照してください。
応答電文の取得方法は,SOAP通信基盤でサービスリクエスタを作成する場合と同じです。
SOAP通信基盤の応答電文の取得については,「8.2.10(5) 応答電文の取得」を参照してください。
エラー情報を取得するためのサービスリクエスタの実装は,標準の同期受付(Webサービス)に要求を出す,通常のサービスリクエスタを作成する場合と同じです。
エラー情報の取得については,「8.3.8 エラー情報を取得する」を参照してください。
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