Cosminexus V9 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム 開発ガイド 基本開発編
HCSCコンポーネントを停止してHCSCサーバから削除するためには,次に示す条件を満たしている必要があります。
- システム開発時,または単体テストから結合テスト時を対象に実施してください。
- 開発環境,運用環境,および実行環境は,同一のマシンに構築してください。複数マシンの構成にした場合,動作は保証できません。
- HCSCサーバはセットアップ済みの状態である必要があります。なお,セットアップは,単一のHCSCサーバ構成で実施してください。HCSC簡易セットアップを利用する場合も,単一のHCSCサーバ構成でセットアップしてください。
- HCSCサーバおよびデータベースを起動しておいてください。
HCSCコンポーネントを停止してHCSCサーバから削除する場合の注意事項を次に示します。
- 選択したHCSCコンポーネントを停止してHCSCサーバから削除する場合,次のときにエラーになることがあります。
・開発環境と運用環境でリポジトリの構成形態(データベースとReliable Messagingの組み合わせ)が不一致である。
・運用環境のリポジトリで配備済みのサービスが,開発環境で更新または削除されている。
・開発環境と運用環境のリポジトリ内でSOAPモードが不一致である。
エラーになる場合は,すべてのHCSCコンポーネントを停止してHCSCサーバから削除する方法を実施してください。
- 処理の途中でエラーが発生した場合,処理を中断して一括実行を終了します。ただし,エラー発生前に一括実行が終了している処理は,実行前の状態に戻りません。その場合,エラーの発生原因を取り除いて,再度実行してください。
- HCSCコンポーネントを停止してHCSCサーバから削除する処理の一括実行に失敗すると,サービスが起動できない状態となり,HCSCコンポーネントを停止するまで再度実行できなくなることがあります。処理に失敗した場合は,csccompostop -allコマンド,csccompoundeploy -allコマンドの順に実行してHCSCコンポーネントを停止し,アンデプロイしてください。そのあと,HCSCコンポーネントをHCSCサーバから削除してください。
csccompostopコマンドの詳細については,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「csccompostop(HCSCコンポーネントの停止)」を参照してください。csccompoundeployコマンドの詳細については,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「csccompoundeploy(配備済みのHCSCコンポーネントの削除)」を参照してください。
All Rights Reserved. Copyright (C) 2012, 2019, Hitachi, Ltd.