Cosminexus V9 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム 開発ガイド 基本開発編

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7.5.2 HCSCコンポーネントをHCSCサーバに配備して開始する方法

HCSCコンポーネントをHCSCサーバに配備して開始する方法について説明します。

<この項の構成>
(1) 前提条件
(2) 操作手順
(3) 注意事項

(1) 前提条件

HCSCコンポーネントをHCSCサーバに配備して開始するためには,次に示す条件を満たしている必要があります。

(2) 操作手順

(a) 選択したHCSCコンポーネントをHCSCサーバに配備して開始する場合
  1. ツリービューのサービス定義一覧で,HCSCサーバに配備するHCSCコンポーネントを選択します。
  2. 選択したHCSCコンポーネントを右クリックして,[サーバに配備して開始]を選択します。

    [図データ]

    対象となるHCSCコンポーネントが編集中の場合と編集中でない場合とで,表示されるダイアログおよびそのあとの手順が異なります。
    対象となるHCSCコンポーネントが編集中の場合
    編集中のHCSCコンポーネントの保管(非公開化)を確認するダイアログが表示されます。複数のサービスおよびユーザ定義受付が編集中の場合は,複数回ダイアログが表示されます。保管する場合は[はい]ボタンをクリックします。これ以降,確認ダイアログを表示しないで,すべて保管する場合は[すべてはい]ボタンをクリックします。保管しない場合は[キャンセル]ボタンをクリックして,処理を終了します。
    手順3.に進みます。
    対象となるHCSCコンポーネントが編集中でない場合
    Eclipse起動後,最初に一括実行を実施するときは,[アカウント認証]ダイアログが表示されます。ユーザIDとパスワードを入力して[OK]ボタンをクリックすると処理が開始されます。Eclipse起動後,2回目以降に一括実行を実施するときは,すぐに処理が開始されます。
    手順4.に進みます。
  3. [はい]ボタンまたは[すべてはい]ボタンをクリックします。
    Eclipse起動後,最初に一括実行を実施するときは,[アカウント認証]ダイアログが表示されます。ユーザIDとパスワードを入力して[OK]ボタンをクリックすると処理が開始されます。Eclipse起動後,2回目以降に一括実行を実施するときはすぐに処理が開始されます。
    なお,編集中のHCSCコンポーネントが配備定義されている(公開)か,配備定義されていない(非公開)かによって,次のように処理が異なります。
    HCSCコンポーネントが配備定義されている場合
    配備定義されているHCSCコンポーネントを配備定義されていない状態にします。そのあと,編集中のHCSCコンポーネントを保存して処理を開始します。
    HCSCコンポーネントが配備定義されていない場合
    編集中のHCSCコンポーネントを保存して処理を開始します。
  4. 処理完了を伝えるダイアログが表示されたら,[OK]ボタンをクリックします。
  5. 必要に応じて,次の内容を確認します。
    配備定義されているかを確認する
    ツリービューのシステム構成定義一覧に,選択したHCSCコンポーネントが追加されていることを確認します。
    [図データ]
    上の例では,選択したビジネスプロセス(BP1),および選択したビジネスプロセスに定義されているサービスアダプタ(WebService1)が追加されていることを確認できます。
    HCSCサーバに配備して開始されているかを確認する
    HCSC-Managerにログインして,HCSC-Managerビューを選択します。選択したHCSCコンポーネントが,HCSCサーバに配備して開始されていることを確認します。HCSC-Managerのログイン方法については,マニュアル「サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド」の「5.1 HCSCサーバのオペレーションをするための準備」を参照してください。
    [図データ]
    上の例では,選択したビジネスプロセス(BP1),および選択したビジネスプロセスに定義されているサービスアダプタ(WebService1)ならびにユーザ定義受付(Reception1)が,配備して開始されていることを確認できます。
(b) すべてのHCSCコンポーネントをHCSCサーバに配備して開始する場合
  1. ツリービューのサービス定義一覧で右クリックして,[全サービスをサーバに配備して開始]を選択します。

    [図データ]

    対象となるHCSCコンポーネントが編集中の場合
    編集中のHCSCコンポーネントの保管(非公開化)を確認するダイアログが表示されます。複数のサービスおよびユーザ定義受付が編集中の場合は,複数回ダイアログが表示されます。保管する場合は[はい]ボタンをクリックします。これ以降,確認ダイアログを表示しないで,すべて保管する場合は[すべてはい]ボタンをクリックします。保管しない場合は[キャンセル]ボタンをクリックして,処理を終了します。
    手順3.に進みます。
    対象となるHCSCコンポーネントが編集中でない場合
    Eclipse起動後,最初に一括実行を実施するときは,[アカウント認証]ダイアログが表示されます。ユーザIDとパスワードを入力して[OK]ボタンをクリックすると処理が開始されます。Eclipse起動後,2回目以降に一括実行を実施するときは,すぐに処理が開始されます。
    手順4.に進みます。
  2. [はい]ボタンまたは[すべてはい]ボタンをクリックします。
    Eclipse起動後,最初に一括実行を実施するときは,[アカウント認証]ダイアログが表示されます。ユーザIDとパスワードを入力して[OK]ボタンをクリックすると処理が開始されます。Eclipse起動後,2回目以降に一括実行を実施するときはすぐに処理が開始されます。
    なお,編集中のHCSCコンポーネントが配備定義されている(公開)か,配備定義されていない(非公開)かによって,次のように処理が異なります。
    HCSCコンポーネントが配備定義されている場合
    配備定義されているHCSCコンポーネントを配備定義されていない状態にします。そのあと,編集中のHCSCコンポーネントを保存して処理を開始します。
    HCSCコンポーネントが配備定義されていない場合
    編集中のHCSCコンポーネントを保存して処理を開始します。
  3. 処理完了を伝えるダイアログが表示されたら,[OK]ボタンをクリックします。
  4. 必要に応じて,次の内容を確認します。
    配備定義されているかを確認する
    ツリービューのシステム構成定義一覧に,開発環境で定義したすべてのHCSCコンポーネントが追加されていることを確認します。
    [図データ]
    上の例では,開発環境で定義したすべてのHCSCコンポーネント(BP1,WebService1,WebService2)が追加されていることを確認できます。
    HCSCサーバに配備して開始されているかを確認する
    HCSC-Managerにログインして,HCSC-Managerビューを選択します。開発環境で定義したすべてのHCSCコンポーネントが,HCSCサーバに配備して開始されていることを確認します。HCSC-Managerのログイン方法については,マニュアル「サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド」の「5.1 HCSCサーバのオペレーションをするための準備」を参照してください。
    [図データ]
    上の例では,開発環境で定義したすべてのHCSCコンポーネント(BP1,WebService1,WebService2,Reception1)が,配備して開始されていることを確認できます。

(3) 注意事項

HCSCコンポーネントをHCSCサーバに配備して開始する場合の注意事項を次に示します。