Cosminexus V9 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム 開発ガイド 基本開発編
一部のObjectsでは,同一のName要素を複数行に定義することができます。同一のName要素の行は同じ1つのオブジェクトに対する定義と見なされ,複数の値の定義で使用できます。この場合,値は定義された順にリストに設定されます。
同一のName要素を複数行に定義できるオブジェクト,およびそのオブジェクトで複数の値を定義できる項目を次の表に示します。
表6-50 同一のName要素を複数行に定義できるオブジェクト
# | オブジェクト | 複数の値を定義できる項目 |
---|---|---|
1 | ConcatenateObjects | Input |
2 | SumObjects | Input |
3 | LoopObjects | RelationalPath, SortKey, SortOrder, SortLanguage, SortDataType, SortCase |
4 | ChooseObjects | Condition, OutputValue |
5 | CustomObjects | Argument, ArgumentType, Input |
同一のName要素は連続する行でだけ定義できます。連続しない行に同一のName要素を定義した場合は検証時にエラーになります。また,2行目以降でName要素が省略された場合は,上の行の値が設定されます。
同一のName要素を複数行に定義した場合の例を次の図に示します。
図6-94 同一のName要素を設定した場合の例
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