Cosminexus V9 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム 開発ガイド 基本開発編

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6.14.18 LoopObjects(くり返しファンクション)

くり返しファンクション(loop)を定義します。

<この項の構成>
(1) 定義項目
(2) 定義例

(1) 定義項目

定義項目を次の表に示します。

表6-43 LoopObjects定義項目

項目名 定義内容 定義できる値 補足説明
Name ファンクション名 NCName型の値 定義できる値については,「6.14.25 同一のName要素を複数行に定義できるオブジェクト」を参照してください。
Input 入力 6.12.2 マッピング定義の設定」を参照 同じName内で1つだけ定義できます。※1
RelationalPath 連携パス 6.12.2 マッピング定義の設定」を参照 同じName内で複数定義できます。※1
値は,定義された順にリストに設定します。
SortKey ソート条件/キー 6.12.2 マッピング定義の設定」を参照 同じName内で複数定義できます。※2※3
SortOrder ソート条件/順序 "ascending"または"descending" 同じName内で複数定義できます。※2※3

"ascending"の場合
ソート条件/順序は「昇順」を設定します。

"descending"の場合
ソート条件/順序は「降順」を設定します。
SortLanguage ソート条件/言語 "auto","ja","en"のどれか 同じName内で複数定義できます。※2※3

"auto"の場合
ソート条件/言語は「自動」を設定します。

"ja"の場合
ソート条件/言語は「日本語」を設定します。

"en"の場合
ソート条件/言語は「英語」を設定します。
SortDataType ソート条件/データタイプ "text"または"numeric" 同じName内で複数定義できます。※2※3

"text"の場合
ソート条件/データタイプは「テキスト」を設定します。

"numeric"の場合
ソート条件/データタイプは「数値」を設定します。
SortCase ソート条件/優先順位 "upper"または"lower" SortDataTypeが"text"の場合,必須項目です。
上記以外の場合,設定値を取り込みません。
同じName内で複数定義できます。※2※3

"upper"の場合
ソート条件/優先順位は「大文字」を設定します。

"lower"の場合
ソート条件/優先順位は「小文字」を設定します。

注※1
同じName内で定義されているInputとRelationalPathは,お互いが同じノード,または祖先・子孫の関係になるノードは設定できません。

注※2
同じ行の中で,ソート条件項目(SortKey,SortOrder,SortLanguage,SortDataType,SortCase)のどれか1つでも設定した場合は,必須項目です。

注※3
ソート条件は,定義された順にリストに設定します。

(2) 定義例

定義例を次の図に示します。

図6-85 LoopObjects定義例1

[図データ]

図6-86 LoopObjects定義例2

[図データ]

図6-87 LoopObjects定義例3

[図データ]